GIRL AND COMBAT ZERO ~THE TEENAGER WAR~   作:アルファデッド

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お待たせしました...

リアルに忙殺されていて、今話についてのいい案が思い浮かべずに時間が過ぎてしまった。

申し訳ありません。

投稿頻度を高められるように頑張ります。

では、どうぞお楽しみください。


横浜急襲 前編  [KNIGHT ROUTE]

0230

 

横浜港付近

 

オペレーション:ゴリアテ

 

長門SIDE

 

許可したとは言えれど、流石に無誘導爆弾でやろうという気は起きないし、誘導爆弾を選んだ方が無難というか安牌というべきなのか。

 

しかも、F-15Eって複座機なのに兵装システム士官が座るはずの後部座席にAIだか超小型スーパーコンピューターを載せて単座機仕様にしたものに変わっているぞ。

 

F-15Eの搭載量の多さと機動性のバランスは優秀であることは認めるけど、F-15Cは対地攻撃できなくはないし、何より最初から単座機もあるんだぞ。

 

理解できなくはないが、どうやって後部座席にあんなオーパーツを載せたのかは謎である。

 

まあ、本人は大丈夫だと言っているうえにそれを言えるだけの技量を持ち合わせているから、強く言い出せなかった。

 

しかし、ミサイルを好むとばかり思っていたが、私も人のことは言えないだろうな。

 

普通なら対艦ミサイルを使うのがセオリーなのだが、私はミサイルを迎撃されてしまうことのが嫌だから比較的迎撃率の低い誘導爆弾を好んでいる。

 

でも、小原のは命中率を犠牲にしてでもとにかく迎撃を一切されずに破壊するという容赦の無さなのか、全力さというべきなのか迷うところではある。

 

今回は補給ラインは設定されているから兵装は変えれないことはないが、如何せん時間がかかるからタイミングをみてやるしかない。

 

ヤタガラス<<ヴィクトリア隊、間もなく作戦区域に突入する。高度を100ft以下に降下せよ。作戦開始まで、無線封止を行う。応答不要、以上>>

 

夜は星が見えるほど晴れ切っていたのに、今は厚めの中層から上層の雲が入っているせいでまだ太陽も拝めそうにない。

 

今はレーダーの探知を避けるために100ftのさらに低い50ft前後で飛行しているが、少しでも操縦を間違えれば海面とキスすることになる。

 

小原も私と同じように飛行していたが、やはり()の教えた通りのことをしているな。

 

唯一と言ってもいい直配の部下(愛弟子)だ。

 

奴は惚けているが、私がSG6社にいた時と同じ期間があるの間違いない。

 

あれからどれほど成長したか、見せてもらおうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜某所

 

??「流石に運営に状況を発表された翌日には攻めて来ないな」

 

??2「まあ、最新鋭のレーダーを配備しているということは耳に入っているはずだから、無謀なことはしない」

 

??3「しかし、高台にあることとBB連中のせいで下方向への探知能力が想定よりも低下していることは不安ですが」

 

??「なに、そんなめったなことは起きんて、全高戦ではな」

 

??2「追い出された英雄が出場してなければ問題ない」

 

??3「あれ、全高戦の開会式の会場にいたという記憶があるのだが・・・」

 

??「・・・おい、冗談は止してくれ」

 

??2「俺もそれは勘弁だ」

 

??3「言っておいてなんだが、あの変態飛行は見たくないな」

 

??「右に同じく」

 

??2「左に同じく」

 

??「にしても眠いな」

 

?2「大丈夫だ、あと2時間で交代だからな」

 

??3「そうだな・・・うん?」

 

??2「どうした?」

 

??3「アンノウン反応2機!って1機こちらに真っすぐ向かってきた!!」

 

??「スクランブルを要s」

 

これ以上言葉続くことはなかった。

 

 

 

 

長門SIDE

 

小原がイージスアショアを無力化したことで作戦の肝である第一関門を突破し、待機している味方を増援として使える。

 

ヤタガラス<<一時間ぶりだな。こちらでイージスアショアの破壊を確認した。敵はまだ寝ているらしく、絶好のチャンスだ。一隻も湾外に出すな>>

 

<<了解>>

 

真っ先に空母に誘導爆弾を艦橋とスキージャンプ台の部分に当たるように2発投下した。

 

CIWSが迎撃を始めていたが、すでに時遅しだった。

 

誘導爆弾が綺麗に艦橋に命中してレーダー反応が消失した。

 

ヤタガラス<<空母クイーン・エリザベス3号艦、撃沈>>

 

湾防衛部<<ボギー2、接近中>>

 

艦隊勤務員<<もう上空にいるって!!>>

 

すぐにハイGターンで旋回し、まっすぐ戦艦に向かい疎らな対空砲火を潜り抜けて爆弾とミサイルを放って上昇し、近くに停泊にしていた45型ミサイル駆逐艦の艦橋と前部のVLSを破壊してCIWSの弾幕を振り切るようにして旋回した。

 

駆逐艦艦長<<クソッ!旗艦がやられたぞ。とりあえず、対空戦闘用意!>>

 

給油隊<<我々は夢でも見ているのか?>>

 

湾防衛部<<悪夢です!>>

 

どうやら、奇襲は本当に想定外だったようでかなり混乱しているのが敵のオープン回線でも、現状でも分かる。

 

バラバラな弾幕と対空ミサイル、まだ来ていない敵の増援や退避行動に入っていない敵艦がそれを物語っており、しばらくはバイキング形式で良さそうだ。

 

ヤタガラス<<注意、敵機高速で接近中!方位120、4機だ>>

 

今か・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??<<インディゴ1から各機へ、目標を確認、攻撃を開始する>>

 

 

綺麗な白地に青い十字架を垂直尾翼にあしらった機体が綺麗な編隊飛行を解きながら散開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小原SIDE

 

インディゴ隊がまだ残っていたか・・・

 

いつも通り展開する動きが早いのに綺麗な編隊飛行を見せる余裕をできているな。

 

()()育てておいてだが、見事なもんだ。

 

()()()()()()()()

 

ヤタガラス<<エリート部隊がお出ましになったようだな。ヴィクトリア隊、手筈通り頼むぞ>>

 

<<スレイブ1、了解。俺が相手する>>

 

抑えきれない高揚感と心地良いピリついた空気が操縦桿を伝わるかのように緩やかな旋回にも関わらず、両翼に細長い雲が出来ていた。

 

クイーン<<味方が来る前には片しておけ>>

 

<<スレイブ1、ウィルコ>>

 

兵装を切り替えてミサイルに変更し、ほどヘッドオンで放って回避した先に機首を向けて機銃で一機を無力化して次に行こうとしたときに警報が鳴った。

 

早い、早い、早い!成長したな。

 

いいぞ、もっと来い、相手してやる。

 

インディゴ3<<インディゴ4が墜ちた>>

 

インディゴ2<<畜生!!また、穢されていくところを黙って見ているしかないのか!>>

 

いい混乱ぶりだな・・・

 

インディゴ1<<この飛び方・・・隊長か・・・>>

 

早くもバレてきたか、少しばかり見積もりを誤ったようだ。

 

爆弾を投棄して次回のリロードまでには墜とすと、考えていたつもりだったのが爆弾が慣性の法則と自由落下運動を合わせながら落ちた先が敵機だったという奇跡を起こしてしまった。

 

ヤタガラス<<...えぇ(困惑)、スレイブ1を敵機撃墜>>

 

やらかした感はすごいのだが、このまま継続する。

インディゴ1<<...隊長だな、インディゴ1!推して参る>>

 

まだ、バレていないようだが少し本気を出すとするか。

 

一機が後方に張り付いたままで警報もまだ鳴っていたが、スロットルを一気に前に倒してすぐにエアブレーキで強制減速と機首の引きを上げて後ろに張り付いていた敵機の後方に下がってミサイルを1発撃ち込んだ。

 

警報は鳴り止まずに別の機体が後方について、俺はオーバーシュートを誘発させるために大きく旋回して蛇行運転をしたが乗ってもらえなかったようだ。

 

ハイGターンに入ろうとした時に警報はロックからミサイル警報に変わり、ミサイルが放たれると同時にクルピットとコブラを混ぜ合わせた技で回避してミサイルが外れた。

 

その刹那、外れたミサイルの外観を見ると機体をミサイルの推定爆発範囲に対して破片を流せるようするとミサイルが爆発して、ダメージを負ったものの咄嗟の操作で最小限に留めることができた。

 

(一機はSASM使いだな)

 

空中炸裂方式AAM、普通のミサイルよりも炸裂範囲や与えるダメージが大きく、回避してもダメージを負う。

 

そう思っているとまたミサイル警報が鳴り、ハイGターンで回避しようと操縦桿を引きながら右に倒してロールも加えたがミサイルが外れない。

 

(今度はQAAMか)

 

誘導性が高いことで有名であり、これを使う奴は多い。

 

地表面に急降下してギリギリまで粘って機体限界寸前の急上昇をした。

 

ミサイルは頑張って私について来ようとしたが、間に合わずに地表面にたたきつけられて閃光を上げる。

 

機体がミシミシという音をし始め、後ろに搭載されているスパコンがオーバーG事前警告を鳴らし、ドッグファイト用の機体ではないが故の限界が見え始めているのだろう。

 

だが、それがなお面白いのが戦闘爆撃機だ。

 

ヤタガラス<<作戦空域に増援到着まで3分>>

 

爆弾を近くの燃料補給所に投下し、スロットルを倒して増速して張り付いていた一機が再び放つ前にコブラで後方について機銃とミサイルで落として、すぐにハイGターンで次の機体が背中に張り付く前に張り付く。

 

ハイGにバレルロール、スプリントSやスリップを組み合わせたマニューバで振り払おうとしてもずっと張り付いてくる敵は怖いだろうなぁ。

 

しかも、まだミサイルを撃ってこないのはなおさらだろうが、通常ミサイルと今機体に組み合わせているパーツが機動と爆装強化で通常ミサイルの誘導性があまり芳しくないせいで下手に撃てないんだよなぁ。

 

確実に無力したいというだけで撃墜したいわけではない。

 

ただ、あまりやると失礼だろうから機銃でエンジンを壊して最後に残った1機へと向かった。

 

インディゴ1<<グリム隊は聖グロの誇りだ。守り抜く!>>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長門SIDE

 

小原が敵機を払っている間に敵艦隊の主力である戦艦と潜水艦バンカーに隠れていた連中をトスボミングで撃沈し、ミサイル駆逐艦の弾幕を潜り抜けて一隻を黙らせたところでレーダーを見ると小原が味方の増援が映り始めていた頃に、小原がエリート部隊を撃破してこっちに戻て来た。

 

小原<<申し訳ない、まだビュッフェは続いているか?>>

 

<<高級品はほとんど頂いた>>

 

小原<<はは、了解>>

 

??<<こちら鮟鱇隊、作戦空域に到着した>>

 

さっさと片付いけますか。

 

増援が到着してからはほぼワンサイドゲームになり、30分で湾内のレーダー反応がすべて消失した。

 

奇襲したとはいえ、よほど想定外だったのか対応がすべて遅れていたと感じながら、運営から状況終了を知らせる無線が入ってこないことに気が付いた。

 

<<クイーンからヤタガラスへ、運営の終了無線はないのか?>>

 

ヤタガラス<<申し訳ない、まだ来ていない>>

 

<<了解した>>

 

まだ勝利条件に達していないことになる。

 

なにか見落としてしまったのかと思っていると、、、

 

ヤタガラス<<って!鮟鱇1、後方にミサイル、回避しろ!!>>

 

鮟鱇1<<なにぃ!>>

 

ぷつりと鮟鱇隊の隊長である鮟鱇1の声が途絶え、鮟鱇隊は混乱が広がろうとしていた時だった。

 

小原<<ステルスミサイルの実用化にこぎ着けたのか...>>

 

まだOGRCが試作品を作るという噂話の代物だったのが、なぜ相手校が持っているんだと疑問に思ったが、答えはすぐに分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??1<<本当に奴なのか?>>

 

??2<<ああ、間違いない。俺がこの目で見たんだからな>>

 

??3<<分かった。空戦で確かめてみよう>>

 

ブルーム1だからこそ出来た荒業だ...

 

間違いない

 

 

 

 

 

 

ヤタガラス<<こちらで確認した 敵 方位360 5機 ステルス機と思われる ヴィクトリア隊へ 撤退は許可できない 迎撃せよ>>

 

小原<<だろうな 報酬は上乗せだ>>

 

 

 

 

 

 

 

続く

 




次回...


ブルーム1とは誰なのか

想定外の事態

ヴィクトリア隊の初戦は勝利で終わるのか...





本当に早めの更新ができるよう頑張ります。

よろしくお願いいたします。
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