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これからもまだまだ頑張って参りますのでよろしくお願い致します!
では、本編へどうぞ!
茜の謎の言葉の真意を確かめるべく葵、マキ2人は先に1-Aに向かった彼女の後を追い小走りで教室に入る。
すると教室の電気が点いており、全員が起きていて、屋上の見張り役交代の為にゆかりもその場に居た。
「あ、皆起きてたんだ」
「はい、マキちゃんや葵ちゃんが何やら茜ちゃんと話があるみたいで正面玄関の外に出て言ったりとか皆この時間に不意に起きちゃったりとかゆかりちゃん達の交代時間やセイカさんがまたお酒を夜中に起きて飲みに行ってたりとか色々重なって起きてたんですよ」
すると全員起きていた理由をずん子が話すと、件のセイカは何時もの酒を盗み飲みする為に家庭科室に行っていた事を知ったり、それを聞いている茜は壁際に目を閉じながら背を掛け、何かを待っていますよと言う雰囲気を出しながら其処に居た。
すると藍が葵の方に歩いて行き、マキは少し横にズレて2人で話をさせる場を簡素に設け、葵も一歩藍に近付き2人はジッと見つめ合い、葵から先に口を開き始めた。
「…お母さん、お姉ちゃんから聞いたよ。
あの悪夢の真実や、お父さんが、琴葉紅が犯した過ちが今日本や世界を脅かしてるとか……お母さんが本当に私やお姉ちゃんを愛してる事とか」
「そう……ごめんなさい葵、私は貴女に伝えるべきことも伝えないまま今まで悪夢の内容はただの夢だから気にするなとか言って嘘を吐いてしまってたわ……だから、私は貴女の母親「ううん、お母さんはお母さんだよ」……えっ?」
葵は茜から聞いた事を藍に分かる様に伝え、更に父である琴葉紅に対する感情が冷め切った事も分かる様に伝え、それ等を聞き藍は自分母親失格だと口にしようとした瞬間葵は藍を未だ母だと呼び、そのまま抱き着いた。
「あ、葵…?」
「確かにお母さんは嘘を吐いて来た。
でもそれは私を傷付けない為に、私の心を守りたいからそうしたんでしょ?
なら……やっぱりお母さんはお母さんだよ。
何処までも優しくて、私の身を案じてくれてる、最高のお母さんだよ」
「……っ、葵…!」
藍は葵が茜から聞いた話を以ってしても、否、茜が話したからこそなお自分の母は知らない所で自分を守ってくれていた最高の母だと口にし、それを聞いた藍は感極まって泣きながら抱き着き、其処には確かな親子の絆があると誰の目から見ても分かる光景が広がっていた。
すると茜は藍に近付き、丁度葵の横に並ぶ様に立つ。
「茜……私は、貴女に何もしてあげられなくて…」
「…ウチは、ウチはあの男が過ちを犯していた、それが未だ許せなくて、あの男の妻だった貴女にウチは何度も突き放す真似をしてもうた。
でも、でも……貴女がウチや葵に掛けていた愛情は確かに本物やった。
あの男が無茶苦茶な事を言えばウチや葵を守ったりもしてくれはった。
けどそれを信じられず今まで……そんな、馬鹿な娘なんやけど………ウチはまだ、貴女をお母さんってちゃんと呼ぶ資格はあるのか……教えてくれへん?」
藍が茜に何もしてあげられなかったと呟くと、それを遮る様に茜は今までの不信感や琴葉紅の妻という部分だけで信用に値しないと決め付けて突き放したとして自身を馬鹿な娘と言って俯き、しかしまだ自分に母と呼ぶ資格があるか如何かを聞く。
すると藍は葵を抱いている片方の腕も伸ばして茜を抱き寄せ答えを示した。
「当たり前よ……貴女達2人は私の大事な、娘なんだから…ごめんなさい茜、遅くなって……『おかえりなさい』……」
「!
っ……『ただいま』、おかあ、さん……」
藍と茜は互いにただいまとおかえりを口にし合いながら涙を流し、葵はまた嬉し泣きをしながら3人の家族が漸く互いの壁を崩して確かな親子の形を1-Aの全員に見せていた。
それを見て涙脆いずん子は涙を拭き、きりたんは興味無さそうにしながらも良かったと言う安堵の表情を浮かべたりする等、この場に居た全員はそれぞれの反応を見せるのであった。
それから少し時刻が経過してAM3:30、漸く落ち着いた琴葉一家はこの場に居る全員にそれぞれが話せる事を話し、レオン達は葵達の複雑な関係やT-Genesisの事を更に少し伺い知る事が出来た。
そんな中で日本の諜報員のゆかり、あかりは葵が真実を知った事に何処か安堵やら隠して来た事への後ろめたさ等の表情を浮かべたりしてたので葵はそれに気付き話し掛けた。
「もしかして、ゆかりさんも私やお母さんの事情を知ってたりした?」
「はい、と言っても藍さんが元アンブレラのウィルス研究兼記憶操作技術開発部門の人で葵さんがその娘だって事と、藍さんは自分のやって来た事全てを日本政府に告白して日本国籍を即取得して保護観察プログラム下に置かれてるって程度でしたが。
ほら、私言ったじゃないですか、保護観察プログラム下の人の警護も担当してるって。
だから葵さん、と言うより藍さんの監視と藍さんに恨みを持つ人間からの警護だったりをしてたんですよ。
まぁ、葵さんの友達になりたかったのは本心ですし藍さんや葵さんの人となりを見たら任務じゃなくても守ってましたよ。
ねっ、あかりちゃん?」
「そうですね。
ただ、死んだ琴葉紅が何かのウィルスを隠れて作ってたのも聞いたのですがそれがまさかT-Genesisの、茜さんの言葉を加味するなら初期型なんて知りませんでしたが」
ゆかりとあかりは琴葉一家、と言うよりも厳密には藍を警護する任務を帯びていた事を暴露するも、流石にT-Genesisを藍の死んだ夫が作り上げたなど知らなかった為寝耳に水の状態であった。
そして、それを聞いていた金淵はただ短く「今まですまなかった」と琴葉一家に謝ると言う初期の印象からは考えられない行動を見せ皆を驚かせた。
そんな中でセイカは兎も角B.Y.が居ない事に葵は気付きレオン達を見ていた。
「あの、B.Y.さんは?
セイカさんは酒を飲みに行ったらしいんですが」
「ああ、B.Y.はんはな「やっはろ〜、皆居る〜?『ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ』
ぷはぁ!」ふふ、やっと来はったなセイカはん。
酒飲みに行った次いでにウチ等の話を盗み聞きして如何やったんや?」
『えっ⁉︎』
「……」
葵がB.Y.の事を皆に聞き茜が何してるか口にしようとした所にセイカがビールを片手に現れ、それを待ってましたと言わんばかりに茜が先程の会話をセイカが盗み聞きしていた事
を暴露し、葵達は驚き、レオンはやはりかと言わんばかりに神妙な面持ちをしていた。
「あ〜、バレちゃってた?
ごめんね〜、盗み聞きするつもりはなかったんだけど家庭科室にビールまた取りに向かってた途中で見掛けちゃって出るタイミングを失ってそのまま盗み聞きの形にってなっちゃったんだよね〜、本当にごめんねマキちゃん、葵ちゃん、茜ちゃん」
するとセイカは出るタイミングを失い盗み聞きする形になったと弁明しつつも謝り、それから葵の方に近付く……が、茜がまるで庇う様に立ち、マキも茜の様子からか葵の横に立って威嚇する様な形になった。
「あ、あの〜、これって如何言う事かな?
私何かやっちゃいけない事やって警戒されちゃってるのかな?」
「そうやって惚けてられるんも今の内だけやしどんどんやってくれてかまへんよ。
ウチ等がその土台を崩したるから「『ガラッ』ふむ、役者は皆揃ってるみたいだな」待っとったでB.Y.はん、それでウチの予想は当たってたかいな?」
「結論を言えば大当たり、協力ありがとう琴葉茜」
すると其処にB.Y.が教室に戻って来て茜に大当たりと言う言葉を言い、茜はその言葉を待っていてニヤリと笑みを浮かべながらセイカに向き直り話を続ける。
「てな訳やセイカはん、あんさんの主張の正当性はB.Y.はんが完璧に崩してくれはったで?
それでもまだ惚ける気なら1から説明したるけどかまへんか?」
「えーと、何処の発言が正当性が崩れたのか分からないけど説明してくれるなら有り難いかな。
何が何だか分からないし」
するとセイカは何の主張が茜に不信感を抱いたのか分からない様子を見せ、説明してくれると話した為それを受ける事にした。
それを見ていた葵達も全く分からない為その説明を聞く事にした。
「先ずあんさんは蚊を媒体に感染拡大が発生するかもっちゅう事でウチを含めて皆の検血しはったやろ?
それで学園設備やB.Y.はんのジェネシスで検査してウィルス感染はしてないっちゅう結果が出たやろ?「あーあれか、運が良かったとしか言いようが無いわねあれは」
運が良い?
ちゃうで、あんさんは初めからそんな予想を立ててからそれでも検血しはったんや……目的もウチの中で明白や。
それをB.Y.はんに話してウチ達は確かめたんや、セイカはんの目ぇ盗んで今のT-Genesisの性質そのもんをな」
茜は如何やら蚊を媒体にした感染拡大と言う事に引っ掛かりを感じたらしく、B.Y.にセイカの目的を予測してB.Y.にそれ等を話し、時間がある内にある事……現在のT-Genesisの性質の調査を依頼したらしく、B.Y.も茜もセイカの目を盗んで調査したらしく、セイカは顔は疑問符を浮かべた表情を見せている…が、茜はこれをブラフだと断じてそのままB.Y.に説明を始めさせた。
「先ずT-Genesisの性質検査なんだが、此れには今の検体だけじゃなくて初期の検体かデータが無いと検証のしようが無かった。
が、琴葉茜は隠し持っていたんだよ、T-Genesis初期型のデータを丸ごと保存した記録媒体を「ふぇ⁉︎」やっと驚いてくれたかセイカ、まぁ俺もまさかその記録媒体を隠し持っていたなんてそちらと同じく思いもしなかったから寝耳に水で急ぎ琴葉茜のオーダー通り初期型と現在の性質比較、そしてある事の検査を我が身を使ってやったよ。
それで結果は大当たりと出たんだ。
話を戻して初期型と現在の比較をした所形質の変換やら何やら相当苦労して現在のT-Genesisになるまで改良を施していた形跡が見つかったよ。
そしてその結果……『初期型はあらゆる生物に感染するが感染力が現在の物と比べて弱く、現在のT-Genesisは感染力こそ初期型と比べ物にならない程高くなっているが、感染対象が哺乳類のみに限定されている』と言う事も性質検査で分かった」
B.Y.は茜からT-Genesis初期型のデータを貰った事を口にし、それを聞いたセイカは予想外過ぎたのか鳩が豆鉄砲を喰らったかの如く驚き、B.Y.もそれがあった事に驚きを隠せなかったが茜が依頼した形質検査がこれで可能になり両者を比較した結果、初期型は全ての生物に感染するが感染力は今の物と比べて低く、B.Y.の中では例え初期型がバイオテロに使われても直ぐ鎮圧可能だと試算しており、そして現場日本で猛威を奮っている方のT-Genesisを初期型と比較した結果かなりの形質を変換させたりその他の改良が施されているとし、結果感染力は高くなり過ぎてあのバイオハザードマップが完成したが、代わりに哺乳類にしか感染しないと言う性質の発見に繋がりそれ等を筋道を立てて説明した。
これを聞いた葵達は哺乳類、つまり人間や犬、更に鼠等にしか感染しない代わりに鳥や魚、蜥蜴等の鳥類魚類爬虫類には感染しない事が分かったが、まだ蚊を媒体にする部分が崩れていない為B.Y.を見続けるが、B.Y.はそれも予測済みだと言わんばかりに説明をする。
「何故蚊を媒体に出来ないかと言えば先程も言った通り哺乳類にしか感染しない様にされている事に加え、『今のT-Genesisは哺乳類以外の体に付着、又は体内に入った瞬間死滅する様に自滅形質が組み込まれている』為、蚊がゾンビ達の血を吸っても其処からウィルス自体が組み込まれた自滅作用によりT-Genesisは死滅し、感染媒体にはならないと言う事も判明している。
実際俺が今のT-Genesis検体、ネフィリムから採取した血を蚊に吸わせてから俺の血を吸う様にして感染が起きるか実験したり、蚊そのものを検体内に入れて変異が起きるか確かめたがどちらも発生しなかった。
両者共に危険で下手したら俺はゾンビ達の仲間入りしていたかもしれないが今こうして皆の前で元気な姿を見せてる、これが答えだよ。
そして今まで犬型B.O.W.やTウィルス産ゾンビが変異したリッカーや人間の遺伝子を持つハンター、そしてグリゴリ見たいな人の形をギリギリ保ったB.O.W.しかいなかったのもこれが原因だ。
さてミス京町、何か弁明があるなら言ってくれても構わないぞ。
俺は琴葉茜からそちらの目的を予想出来ている事も聞いているからそれ等も全て論破する自信があるが……如何かな?」
更にB.Y.は自分と蚊を実験に使いT-Genesisが蚊を媒体に感染拡大をするか検査したと言う無茶苦茶な事を聞き途中マキから「何やってんのさバカ隊長‼︎」と言われたが、それを無視して現在のT-Genesisには哺乳類以外の体に付着か体内に侵入したら死滅すると言う自滅作用形質が組み込まれている事を初期型と比較して判明させており、それにより例え蚊がゾンビ達の血を吸い口器にその血が付着してようとも自滅作用が働く様に徹底されている事を身を以って知り、B.O.W.も人の遺伝子を持ってたり哺乳類(犬)だったり等の物しか居なかった事も付け加え、これで感染媒体となるのは哺乳類だけだと確信して遂にセイカを論破する算段が付き教室に来たのだ。
葵達はそれ等を聞き次にセイカの方を見ると……笑っていた。
何処か余裕があるが、威圧感に満ちた笑みを浮かべた京町セイカが其処に居り、しかし何かをする訳でも無い様でビールを飲み終えた後ゴミ箱に捨て、今度は茜に近付き話し掛け始めた。
「茜ちゃん、多分私の目的とか色々もう分かってるんだろうけど、私は貴女の思ってる様な悪い様にはしないって私自身は約束出来るわ「但しあんさんのクライアントを除くが入るがな」ははは、手厳しいわね………茜ちゃん、葵ちゃん、マキちゃん、私はね、君達、いや君達だけじゃなくゆかりちゃん達の事も気に入ってるんだけど、3人は私と似てるから特に共感してるんだ」
「似てる、あんさんとウチ達がか?」
セイカは茜に彼女の想像している様な事はしないと話すが、対する茜はセイカの上にいるクライアントは自身の想像通りの事をすると言うニュアンスの言葉を使いバッサリ切り捨てる。
するとセイカは何を思ったのか葵やゆかり達を気に入っており、更に茜、葵、マキの3人に共感してると話し、その理由が何なのか茜も興味が湧いたらしく切り捨てる事なくその先を話させる。
「茜ちゃんと葵ちゃんとマキちゃん、3人の身内のクソ野郎に振り回されて今があるって事で、特に茜ちゃんと葵ちゃんは父親がドクズな上に茜ちゃんが手を下す程のヤバい奴だったって事。
……私もね、自分の父親に振り回された挙げ句の果てに今の組織に身を窶しているんだ。
しかもそのクソ親父は組織に負債を残したまま自分の野望(失笑)を叶えようとして死にやがったから私はその負債を今も支払い中、でもって私も相当アレな奴だけどクソ親父はそれ以上にクソ野郎だったって事。
そう言った部分に共感してるのよね、私は」
セイカは茜、葵、マキの3人に自分を重ねている様に話し、特に琴葉姉妹は父親が相当な屑だった事に自身の、茜達の知らない境遇と似ているとすら話し自身の父親を貶しまくり自傷気味な笑みを浮かべていた。
それらを聞いた中で父親が屑、組織に負債を残したと話した事にレオンはセイカが何処に所属しているか探りを入れ始めた。
「お前の父親の事はこの際良いとして、セイカ・キョウマチ、お前は何処に所属している?
返答次第ではこの場で逮捕も視野に入れるが?」
「う〜んそれは〜『Pilllllllllli、ザザァッ‼︎」……ごめん,空気読まない道化の通信ジャックがまた来たみたい」
レオンの射抜く視線に下手な隠し事はもう出来ないと感じたセイカは溜める様な口調で話そうとした瞬間、間が良いのか悪いのか再びCLOWNの通信ジャックが発生して全員の通信機、及び通信タブレットがジャックを受けて一斉になり出し、レオンはこの事を有耶無耶には出来ないとしながらもB.Y.や茜,マキを手招きして4人でレオンの通信タブレットからCLOWNの通信に出る事になり3人が近寄り通信タブレットを4人で見れる様に腕を下げながら通信を開く。
すると矢張りCLOWNのリーダー格が其処に映り出され,機械音声の声が響く。
『おはよう諸君、良く寝られたかね?』
「今取り込み中やったのに通信ジャックが来てもうたから間が悪過ぎっちゅう苦情ならあるけど聞いてみぃひん?」
『おやこれは失礼したね。
なら第3ラウンド開始時間の4:00までじっくり話して貰っても構わないよ、それで戦力を知れず全滅しましたとなっても我々は関知しないがね』
そして通信内容は矢張り第3ラウンド開始の宣言であり現在時刻は3:45、後15分で彼等の『ゲーム』が始まるとしてこれ以上セイカの方には構えないとしてレオン達はアイコンタクトをし、聞き出す事を予め決めておいたのでそれを言う事にし、更にマキはずん子達に他の避難民を起こす様に合図を送りコウ、ずん子、イタコ、藍、ずんだもん、更には何と金淵まで起こしに回る様に動き始めCLOWNとの会話に専念し始める。
「分かった、お前達のくだらないゲームを受けてやるがその前に幾つか質問に応えて貰うが構わないな?」
『第3ラウンド開始5分前までなら受け付けよう、君達の目ざましい活躍に敬意を評してな』
B.Y.の質問に応えろと言う要求にCLOWNのリーダー格はOKを出し、残り10分迄は聞けるとして時間的に先ずは次に来る戦力→T-Genesisは哺乳類にしか感染しない→T-Genesisを何処で手に入れ今の様に改良したかの3つを質問する事になった。
「じゃあアンタ達の下らないゲームの第3ラウンドに来るB.O.W.の数はどれ位な訳?」
『先ずはネフィリムが10体正門から来る、その後4つのプレゼントが贈られるから其方はネフィリム全滅後に連絡しよう』
「プレゼント?
……いや、この際は如何でも良いか。
次にT-Genesis、これは初期型からかなり改良して哺乳類にしか感染しない事、更に哺乳類以外、それこそ感染媒体に適した蚊等にすらT-Genesisが体内に入ったり口器に付着しただけでも死滅する様に自滅作用形質等を組み込んだな?」
先ずマキが戦力について聞くとCLOWNは今更ネフィリム10体と一見少ない数しか送らないとして、しかし何やら『プレゼント』を用意しているらしくそれが疑惑の目を向けられているセイカを含めた戦闘組は疑問に思うが、ネフィリム全滅の際に説明が入るらしく後回しにして次にT-Genesisの解析をしたB.Y.が初期型から改良や哺乳類にしか感染しない、更に自滅作用等の事を問い正すとCLOWNのリーダー格は感心した様子を見せ嬉々として話し始めた。
「素晴らしい、其処まで調べ上げるとは。
そうだ、T-Genesisは哺乳類にしか感染しない様に初期の物から改良を施したのだよ。
初期のままでは感染力が高くない上に哺乳類以外にも感染する為人類の高次への進化の最適解になり得なかった故に改良に改良を施し今のT-Genesisがあるのだ……長かった、此処まで漕ぎ着けるのに8年を要したのだから「御託は結構だから最後の最後だ、お前達はアオイ・コトノハ達の父であるクレナイ・コトノハが作り上げた初期型T-Genesisを如何やって手に入れ、此処まで改良した?」…」
するとCLOWNのリーダー格は何やら自慢する様にT-Genesisの話をし始め,それを延々と繰り返して時間が潰れそうになった為レオンが途中で自慢話を遮り如何にT-Genesisの初期型を手にしたか等を問うとCLOWNのリーダー格の肩が震え始め……笑いを堪えた声を出しながらレオンの質問を応える。
『ふ、ふふふふ……それは其処に居るオメガ1、琴葉茜が知っている筈だから彼女に聞けば良い……では後10分後、ゲーム開始だ。
検討を祈っているよ……ふふふふ』『プツンッ!』
するとCLOWNのリーダー格は茜が知っていると言う曖昧な応え方しかせずにゲーム開始は10後と話し通信を切られてしまう。
時刻は3:50、5分で3つの質問中2つを消化出来ただけでも重畳とし、更にその3つ目の質問が終わり通信が切れた後に茜を見ると何か考え込む仕草をしつつ、何処か予想通りと言った感じの雰囲気を出しておりこれは茜が何か知っているのは確実な為葵がそれを聞いてみた。
「あの、お姉ちゃん、何か知っているの?」
「…葵すまんな、これも禁則事項やで。
ただ奴等はT-Genesisを悪用所か改造しまくって世界をどうこうしたいクソ野郎達って考えとき。
教える時が来れば全部教えたるで」
すると此れも今の葵が知るのはアウトな情報が含まれているのか、茜は口を割らずただT-Genesisを悪用する道化達が居る事だけを考える様に話すと、葵はそれに納得して話す時が来るのを待ちながらこのゲームと称した巫山戯た物を終わらせようと考え自身のポンコツ気味になったUMPも持ちながら武器弾薬が入った袋を持ち正面玄関へと向かう。
更に急ぎ戦闘態勢に入る為に屋上にゆかり、あかりが向かう。
そしてセイカも隠し持っていたビールを飲み、集中力を上げながら自分の分の武器を持つ。
するとレオン、茜、マキ、B.Y.が背後に立ちセイカに射抜く視線と忠告をする。
「お前の疑念は全く晴れてはいない、この戦闘が終わればお前の全て話して貰うぞ。
それまでに変な動きを見せればお前を撃つ、良いな?」
「……ですよね〜、分かってますよ〜。
私も死にたくないからこの戦闘が終わったら洗いざらい話しますよ〜」
レオンの忠告を聞くとセイカはまだ余裕ある態度で死にたくないと言いながら話すと応えそのまま葵の後を追い正面玄関まで走って行った。
「アレ、何処まで本当だと思う?」
「多分死にたくないからって部分だけだろう。
後は理詰めしなきゃあのタイプは話さないさ。
そう、自分をマダオな一般人を装っている女なんか特にな」
「せやな、ウチもアレは話す気が余りあらへんって分かるわ。
話すにしても真実に嘘を混ぜるタイプやで」
マキ、B.Y.、茜はセイカは何も話す気は無い事を先程の返答から割り出し、更に話すにしても理詰めが必要且つ真実に混じった嘘を見抜かなければならない強かな者だと気付き、3人はそれぞれセイカが怪しい素振りを見せないか戦闘中も監視し合うと無言で確認し合いながら武器弾薬を持ちながら葵の後を追った。
そして最後に残ったレオンはセイカの雰囲気が自分の記憶に強く残る女性と被り、恐らくは『彼女』と同じタイプの女なのだと察し、武器を持ちながら1人口を開く。
「全くこれだから女って奴は。
泣けるぜ…」
誰も居なくなった教室で『彼女』、エイダを思い出しながらいつもの口癖を零しながら葵達の後を追い、律儀に部屋の電気を消しながら正面玄関へと走る。
しかし、この時誰も予想などしていなかった。
CLOWNが用意したプレゼントの中身の事など一切。
それがこの戦いに如何に響くか、誰も知らないのだった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
補足として藍さんはウィルスの人体実験等には参加せず、夫の紅に強要されて記憶操作技術を作ったり等の元アンブレラウィルス研究とかに所属してた割には案外被害者側でもあります。
更に茜ちゃんはセイカさんを黒認定した後T-Genesisの形質検査等やらをマキさんかB.Y.、レオンの内誰かに頼もうとしてマキさんは腹芸が苦手そうだから除外、次に現場員でジェネシス持ち+学校のパソコン程度でT-Genesisのバイオハザードマップやらを完成させたB.Y.に軍配が上がり、レオンにはそれとなく怪しいとだけ伝えてバレない程度に見張って貰ってました。
さて、その黒認定が何故血液検査で決定したのか、更にセイカの目的は何なのか。
次回にでそれが判明致します…。
次回もよろしくお願い致します!