今回からハイゼンベルク敵対ルート始動します。
そして今回からアンケートを少し取りますのでご協力をお願い致します。
では、本編へどうぞ。
イーサン達は廃材置き場から先に進み始め、途中幽鬼に似たバイザーを付けた敵を蹴散らしつつ通気口を抜け梯子を上り通気口のハッチを開ける。
すると其処には、葵が透視した村人に死体を利用するハイゼンベルク曰く鋼の軍団生産工場の光景が広がっていた。
「此れが奴ご自慢の鋼の軍団の生産ラインって訳か、クソが」
「其れにしても、此れ全部が村人の遺体なの?
総人口がライカンと合わせてもう1つの都市クラスの数になるんだけど?」
「やっぱりドミトレスクの様に村の外から誘拐してカドゥ移植実験を何度も何度もやってたんでしょうね…ミランダもハイゼンベルクも、最低な奴ですよ」
「…なら此処は壊す、絶対」
その光景に胸の奥から嫌悪感が込み上げて来るイーサン達はそれぞれの考えを口にした後、イヴの工場破壊に賛同して前に進み出す。
するとエレベーターに相変わらずデュークが居り、最早見慣れたとしてショップによる。
「此れは此れは、その様子と此処に来たと言う事はハイゼンベルク卿との交渉は決裂した様ですな?」
「奴は只のB.O.W.、交渉の余地なんて無かったのよ。
それより、この工場の破壊と脱出に尽力したいからデュークも商品をいつもみたいに買わせて下さいよ?」
「ええ勿論、お客様のお願いなら商いとして是非とも聞き入れますとも!
では皆様、ご武運を」
「ああ。
さて、先ずはこの階を周るか…」
イーサンと葵達はハイゼンベルクが交渉に値しない存在だとデュークに漏らした上で協力を取り付け、そのまま現在の階を探索を開始する。
途中制御装置で塞がれた扉を葵の手刀で壊して開けて、幽鬼擬きを撃破しつつ先に進むと鋳造室に辿り着く。
「ふむふむ…進める場所は1箇所しか無いですね。
イーサン、こっちの階段へ行きましょう」
「ああ…それにしてもこのレントゲン、あの製造ラインに流れた奴の物か?
悪趣味な野郎だ」
イーサンはレントゲン写真を見て悪趣味と吐き捨てて周りを見渡し、扉も向こう側から施錠されていた為階段から進むと矢張り幽鬼擬きが居り射殺してそのまま奥へと進む。
すると奥の部屋で何かが椅子に座っており、イーサン達は慎重にそれに近付く。
「コイツが鋼の軍団って奴なのかな…?」
「ああ、スナイパーのスコープで覗いたらこんな感じだった」
「ふむ…じゃあイーサンと私で奥へ行き、マキさん達は離れて待機してて貰いますか?
動き出して後ろから襲われる危険性を削ぎたいです」
その椅子に座った腕にドリルが付けられ、心臓部にコアの様な物が取り付けられたそれをマジマジと見た後、イーサンと葵のみが奥へ行き、鋳造室で使う型を手に入れる。
その方の模様は鋳造室の壁にあった模様の窪みと同じであり、それに必要な物だと2人は理解する。
「よし、後はコイツを鋳造室に持って行って型の物を作る」
『ギュルルルルルルルル‼︎』
「っ、イーサン走って‼︎」
イーサンが型を取り、その部屋から去ろうとした瞬間椅子に座ったB.O.W.が起動し始め、それに気付いた葵はイーサンを伴いマキ達の下まで走り武器をそれぞれ構える。
「…やっぱり胸のコア部分を守ってる、ならガードを引き剥がして一気にやって!」
『ボシュン、ズドォォォン‼︎』
『グオゥゥ‼︎』
B.O.W.が胸のコアを守りながら躙り寄って来たのを見るや否やイヴはガードを引き剥がす為にグレネードランチャーで攻撃。
炸裂弾の爆発で怯み胸のコアのガードが解かれ、此れによりその部分への一斉攻撃が可能になる。
「今だ、撃て‼︎」
「しゃおらぁ‼︎」
「此れで終わりよ‼︎」
イーサンの合図で2丁拳銃とマキのカスタムショットガン、葵のサジタリウスが一斉に胸のコアへと向かって放たれる。
それらの弾丸を受けてコアに火花が走り、遂には壊れるとB.O.W.は呻き声を上げながら倒れて爆散する。
「ふう…何とかなったな」
「はい…それにしても此れが鋼の軍団…」
『此方きりたん、ハイゼンベルクのセキュリティ突破に時間が掛かり連絡が遅れました。
応答をお願いします』
イーサンは今の銃撃で何とかなったと口にし、葵も同意するがもしも此れが1対1の戦闘であったなら……自分達ならやや苦戦する程度、イーサンの戦闘力でも苦戦する程度に戦闘力はライカンを上回るだろうと推察していた。
すると通信機から先程から何故か来なかったきりたんの声が理由を説明すると共に応答を願っていた。
「此方オメガ16、ハイゼンベルクとの交渉は決裂。
奴をB.O.W.と認定して工場内を脱出のために探索中です。
セキュリティ突破と言う事は情報を抜いたり、此方のCLOUD共有は届きましたか?」
『彼お手製の鋼の軍団、『ゾルダート』シリーズの情報をすっぱ抜き、更に他隊員にも通信が届く様にもしつつ情報共有完了しました。
では鋳造室に戻りつつ交渉決裂時の内容をお話下さい』
葵は気掛かりだった情報共有が出来たか否かを確かめるとそちらもハイゼンベルクのセキュリティ突破をする事で出来たと告げられ、更に鋼の軍団ことB.O.W.ゾルダートシリーズの情報も抜いたらしく、イーサンはきりたんが優秀過ぎると感じつつ葵達がエリートと言った事を頷きながら互いの情報を交換すべく取り敢えず鋳造室へ向かい始めた。
『成る程、交渉決裂原因は彼がローズちゃんのバラバラの言い出しっぺなのにそれを詫びずに話を進めて平謝りだと見抜いたから、ですか。
葵さん、ナイス判断だと思いますよ。
そのままハイゼンベルクと組めば後で後ろから、なんて事態も考えられました』
「ありがとうきりたん。
それにしても私達を襲った『アイン』でライカンを数匹バラバラにしたゾルダートシリーズに幽鬼擬きの『ハウラー』、それに失敗作と断じたシュツルム…戦力としては確かに危険だし、もしもハイゼンベルクに人の心さえ在れば…ううん、もしもなんか無いからこの考えは捨てよう」
そうして鋳造室へ来て情報交換を始め、きりたん側からはハウラー(此方は大した事無し)やゾルダートシリーズの情報を得てイーサン達はライカン3匹をアインでさえ1分程でバラバラにする戦闘力に戦慄していた。
きりたんはハイゼンベルクとの交渉決裂の原因を聞ききりたんも間違っていないと話し葵が正しかった事を口にしていた。
『それと葵さん………貴女が送ってくれたこの写真、左に赤字で『BSAA Come‼︎』とありましたが…』
「急いでたから注釈を入れずにCLOUDに送ったけど、気付いてくれてありがとうきりたん。
うん、ハイゼンベルクはコネクションだけじゃ無くBSAAともコンタクトを取ってる可能性が高くなったわ」
「何、ハイゼンベルクが?」
更にきりたんは葵が送った写真にBSAAの事が書かれていた事に気付き葵に問う。
すると葵は推察からハイゼンベルクはBSAAともコンタクトを取り付けている事を口にし、BSAAの庇護下にあったイーサンは初めのミランダやローズの検査を偽る等の時点でBSAAに不信感を僅かに抱いていたのだが、此処に来てそれが更に膨れ上がり始めていた。
「兎に角この話の続きはクリスさんかB.Y.さんと合流出来たら煮詰めたいです。
イーサン、すみませんがこの話の続きはまた後でお願いします」
「…分かった、なら先に進もう。
型をこの機会にセットして待てば……良し、あの壁の模様のレリーフが出来上がったぞ」
葵はクリスかB.Y.の何方かが合流出来たらこの話の煮詰めを行いたいと話し、イーサンはそれに納得して型を鋳造機に入れ、そしてレリーフが出来上がりそれを壁に填め込む。
「良し、此れで壁がーー」
「っ、イーサン危ない‼︎」
『ドッ、ズュシュュュュュュュュ‼︎』
イーサンは早速レリーフを填めて壁が上がり通路が出来上がる…その瞬間葵は透視で先に敵が居たのを目撃してイーサンを突き飛ばす
そしてその位置関係上葵に透視先で見えた敵…ゾルダート・アインのドリルが心臓に突き刺さりドリルでシェイクされながらダメージを負うも、葵は自身の耐久力で蹴り飛ばして無理矢理ドリルを引き抜かせながら後退りさせる。
「ゴフッ!
ハイゼンベルク…油断も隙も無い!」
「ア、アオイ‼︎
クソが、あのメカ死体が‼︎」
「葵少し下がって‼︎」
しかし無理に引き抜いた関係で更に傷が広がり吐血と出血が酷くなり葵は一時膝を突く事になり、イーサンとマキ、イヴは葵を少し引き摺り鋳造機前まで下がらせるとゾルダート・アインはジリジリと躙り寄り始める。
獲物を確実に仕留める為に。
「この機械化死体が」
『ドン、カーン‼︎
スタッ‼︎』
「うおら‼︎」
イーサンは悪態を吐きながら銃を構えアインを攻撃しようとした…次の瞬間、天井のダクトが壊れアインに直撃、一瞬ガードが緩んだ瞬間その目の前に人が降り立ちそのコアに目掛けてパンチを行う。
するとコアが破壊されながらアインは宙を舞いながら吹き飛ばされ爆発する。
そしてそれを成した人物はイーサンや葵、特にマキが良く知る者………B.Y.だった。
「た、隊長!」
「ようイーサン、マキ、葵、イヴ、助けは要らなかったか?」
「…ふっ、タイミング良過ぎだろ」
B.Y.はイーサン達に近付き、少しだけ皮肉を言うと負傷した葵の手を引き立たせる。
その頃には葵は自己再生が完了しており、確かに助けは要らなかったが合流出来たらと思っていた所だった為ナイスタイミングだと思っていた。
「…B.Y.、まさか私達がハイゼンベルクの工場に行く事を心配して工場へ潜入したの?」
「まぁそんな所だ、クリスからのオーダーでもあるがな」
「クリスが?
ふっ、あの野朗…偶には良いタイミングで良い仕事を出すよな、不器用だがな」
B.Y.はイヴからの問いにクリスからのオーダーが入った事を良い含めながらイーサン達の安否を気にして来たと話し、イーサンもクリスの不器用な優しさをまた垣間見てニヤけており、全員心強い援軍に歓迎ムードで迎えていた。
「さて、移動しながら話をするか。
きりたん、全体に通信を送りながら盗聴を防いでくれ」
『了解です、久々のハッキング職の真骨頂を見せてやりますよ。
あ、それから朗報ですよ。
茜さん達オメガ小隊が帰還し、補給を済ませて直ぐに村に向かって出撃しましたよ』
「それは朗報だな。
後少しで茜達も来る、此れなら少しは安心が可能か…」
B.Y.は通信機をONにし、きりたんにハウンドウルフやデルタチーム全体に音声を届ける様に話し、更にきりたん側からオメガ小隊が帰還しすぐ出撃したと報告を受け、此れならばミランダ打倒を本格化出来ると考えながら出撃から到着までの時間を計算、腕時計のタイマーをセットしながらアインの結晶を回収して話を始める。
「先ず葵が送ってくれた写真から俺達全員が推察が更に正しい事が証明された。
ミランダはコネクションに通じている、それは確実だがもう一つ確かめたかった事…ミランダ、或いはミランダ側の誰かがBSAAにコンタクトを取っていると言う証拠を俺達は見つけたかったんだ」
「…そう言えば組織との繋がりの証拠とか言ってたがアレはBSAAの事を指してたんだな。
成る程、ミランダに反逆しようとしているハイゼンベルクの身辺を洗うのは道理って訳か」
B.Y.は葵の写真のお陰と彼女の功績だとしながら自分達が菌根破壊、ミランダ打倒以外にもう1つだけ探りたかった事…ミランダ側とBSAAに繋がりが無いかの捜査を極秘で行なっていた事をイーサンに明かし、イーサンもハイゼンベルクがミランダに敵意を持つならBSAAにコンタクトを取る事は不思議では無いと思う…が、此処で何故BSAAに対してそんな捜査を行ったかイーサンは表情で語り、B.Y.もそれを目にしながら口を開く。
「不思議に思わなかったか?
BSAAがこの国にお前達を証人保護として引っ越させた事、ローズの検査結果の偽装、そしてそれからミランダのローズの力を知り、ウィンターズ家への侵入。
何もかも上手く出来過ぎているんだよ、話が。
そして俺達は確かめなきゃならなかった、BSAAが何を狙ってるのか、何をしたいのかを」
B.Y.がイーサンに不思議に感じなかったのかと問い、此れまでの様々な出来事に対してBSAAが何かしら絡み、そしてミランダが動き易い様に全ての土台が作り上げられ今となってみればB.Y.の言う通り何もかもが出来過ぎだ話だと思っていた。
そして彼はBSAAの目的をクリス達と共に探っていた事を口にし、その先の言葉をイーサンは待った。
「で、調べ上げた結論としてはBSAAも菌根を狙っている、その為に色々と裏で動いていたって訳さ。
ハイゼンベルクがBSAAとコンタクトを取っている事が状況証拠として上がった事もこの結論の強度を高めている」
「BSAAが菌根を?
一体何の為に!」
「其処は分からない…分からないが、何か嫌な予感がしてならない。
だからクリス達も俺達も、A.B.F.全体もBSAAから距離を離そうって話になったんだ。
だがBSAAも菌根を狙うなら連中は第三勢力だ、その混乱に乗じて俺達は先に菌根を見つけ破壊しローズを奪還しミランダを殺す。
それだけさ」
そして機関室のシャフトを破壊し、ハウラーも次いでに蹴散らしながらBSAAが菌根を狙っている事を明かし、イーサンはその為に自分達を利用された事を憤り、何故だとB.Y.に問い詰めるが彼等も肝心な部分が未だ解明出来ていない事を告げる。
しかしBSAAが第三勢力である事は明確な為ミランダと争ってる所で自身達は任務である菌根破壊とミランダ殺害を狙うのみだと話し、その目にはBSAAへの憤りとミランダ打倒の正義感が鬩ぎ合った色を映していた。
「…分かった、なら俺からも何も言わないし教えてくれた事は感謝する。
だが、ローズを取り戻してミランダの奴を殺すなら俺も」
「…ふう、民間人のお前を巻き込むのは忍びないんだがな…クリスも介入するとややこしくなるって言ってた訳だが……良いぜ、だが俺達から離れない事と1人で突っ走るなよ?
お前の側には仲間が居るんだからな」
イーサンはB.Y.の説明を聞いた上でローズ奪還とミランダ殺害に自分を参加させる様にB.Y.に要求し、彼は少しだけ考える素振りをして作戦参加にOKを出し、更にイーサンの周りに仲間が居る事を告げて突っ走らない様に言付けをする。
するとイーサンは葵達を見ると、確かに彼女達と言う明確な『仲間』が居る事が心強いと感じながら笑みを浮かべ、歩を進め出した。
「ふむ、梯子を登りダクトを抜け、少し進み壁を破壊したらショットガンの弾薬にこの見覚えがあるシリンダーが…」
「まぁこんなもんか。
それより電力供給の為の歯車の型を探すぞ」
「あ、それならあっちに透視で見えますよ」
そして更に先を進み、アインが陳列してる通路を進むと破壊可能な壁を見つけ破壊し、其処にあった弾薬に換金用と思われるシリンダーを見つけ更に電力が供給されてない為その先を進み、また制御装置で塞がれた扉を突破しその部屋で歯車の型にゾルダートの資料を発見する。
「成る程、こうやって実験してたって訳か、ハイゼンベルクは仲間にしなくて正解だったな」
「矢張り死体とは言え村人を利用するその汚らしさ、あのクソ野郎は許せない…」
「2人共熱くなり過ぎです、その怒りはハイゼンベルクに直接ぶつけましょう」
B.Y.とイーサンはハイゼンベルクの実験資料に強い怒りをそれぞれ覚えるが、葵が一見冷静に、しかし内心同じ怒りを抱えたまま2人を鎮め、部屋の内鍵を開けて先程の通路へと出る。
するとアインが2体も起動し、イーサン達に襲い掛かり始めた。
「でも2体なら…ふん‼︎
今ですイーサン、マキさん‼︎」
「ああ、ナイスアシストだアオイ‼︎」
「機械化死体兵だか何だか知らないけど、B.O.W.なら倒すだけだよ!
オラァ‼︎」
だがそれを葵はサイコキネシスを発動させて動きを封じた後、イーサンとマキがショットガンで胸のコアを破壊し爆散させ戦闘を即終わらせる。
そして鋳造機で歯車を作り上げてそれを必要な機械にセットし、レバーを下げて電力供給を開始する。
すると部屋に吊るされたゾルダート達のコンベアが動き出し施設に電力が通った事をそれで示していた。
「よし、先へ行くぞ」
『ああイーサン、アオイ達。
お前達には失望したぞ。
お前達となら、一緒にミランダを倒せると思ったが。
全く、残念だ』
「ふむ、ハイゼンベルクの自分語りか、聞き流す程度に聞くぞ」
イーサンが早速電力供給をして先に進もうとした所でハイゼンベルクが工場内放送を掛けて来た為、B.Y.が聞き流す程度としながら聞く選択をし、起動したアインを破壊し進みながら聴き始める。
『あの女はな…俺達を自分の『子供』にして村に閉じ込めやがったんだ。
何十年歯向かう事も出来なかった。
お前達に分かるか、俺が味わったこの屈辱が!
俺は他の『きょうだい』とは違う、俺はただ自由になりたかったんだ!
あの女から!
力が必要だった、あの女を殺せるだけの圧倒的な力が!
そいつ等は俺の力の化身だ。
力在る者が勝つ、それが宇宙の真理だろ?
俺の誘いを受けるべきだったな』
ハイゼンベルクは何十年と味わった自身の屈辱と怒りを吐露し、ドミトレスク達と違う自由になりたかったと話していた。
そして鋼の軍団、ゾルダート達は自身のミランダを殺す為の力の化身であり力在る者が勝つと言うリアリストな面を見せ、締め括りに手を組むべきだったと口にして放送を切った。
それ等を聞いたきりたんを含めた一行のそれぞれの感想と言うと。
「イカれ野朗め」
「力在る者が勝つなら、最低のエンディングを見せてやりますよ」
「同情は出来ても共感は出来ないね」
「…身勝手の極み」
「所詮はB.O.W.って事さ、人間とは価値観が違う」
『何言ってんのコイツ?』
それぞれがハイゼンベルクには共感はせず手を組まずして正解だと改めて心の中で感じつつ、イーサンはローズの事を棚に上げて自分語りをしたハイゼンベルクをイカれ野朗と口にし、それが全てを物語っていた。
ハイゼンベルクは人間の価値観は当に捨て去り相入れないのだと。
イーサン達はそれを噛み締めながら更に先へと進み出し、アインやハウラーを倒しつつ制御装置の扉を開錠して先に進む。
「道はこっちで合ってるよな?」
『はい、ハイゼンベルクの工場内の見取り図を抜き取り、皆さんの信号を逆算して正しい順路を間違い無く進んでますよ。
なので迷わずGOGOです』
「きりたんのこの手の場所でのナビゲーションは間違いは無いですから安心して下さいイーサン」
イーサンは地図も無しに先に進む事に不安を覚えたが、きりたんは絶対の自信を、更に葵が間違いは無いと言い周りもきりたんのナビゲートを信じている事を改めて思い知る。
霧の谷、湖ではナビゲートは不要な場所だった分この工事こそが本領発揮場面だとイーサンも理解し、以降は黙って先へと進む。
「よし、このまま進むーー」
『ドスン!
ギュルルルルルルルル‼︎』
「進ませてくれる訳無いよなクソが‼︎」
そうして階段を登りある程度進んだ瞬間上からコンテナが降って来たのみならず、中からドリルを両手に装備したゾルダートが出て来る。
そして道が狭い為一時交代し通路で地雷を設置しつつ待ち伏せを開始する。
「てか今のゾルダート、胸にコアが無かったぞ!
アレが発展型の『ゾルダート・ツヴァイ』って奴か!」
『はい、そして抜いた研究資料通りなら背中にコアがある筈です!
何とか背中を向かせて下さい!』
「なら任せて、サイコキネシスで転ばせる!」
イーサンはアレがアインの発展系のツヴァイだときりたんに聞くとYESと返答が来るのみならず、背中にコアたる『カドゥ制御リアクター』がある為背中を向かせろと言い放つ。
それを葵がサイコキネシスを使い何とかすると言い待ち構えた。
そしてツヴァイは地雷を踏み抜いた瞬間イーサン達は足に一旦銃撃すると、葵がサイコキネシスを使い転ばせ背中のリアクターを丸見えにさせる。
「今だよイヴ‼︎」
「…はっ‼︎」
『ザシュッ、ドォォォン‼』
そして葵がイヴに合図するとイヴはカビ剣を作り出しリアクターを突き刺し破壊、ツヴァイすらも難なく撃破に成功する。
イーサン達は一息吐き気を休めていた…そんな所で葵は周りを透視で警戒していた所、背後からドリルを鳴らさずツヴァイが近付いて来ている事を察知。
そのままサイコキネシスを使い引き寄せた後、もう1体のツヴァイをバラバラに引き裂き爆発させる。
「悪いですけど不意打ちは通用しないよ、ハイゼンベルク」
「後ろにも来ていたのか…全く、この工場は今まで以上に休まるタイミングが無いな…!」
葵はハイゼンベルクに聞こえていると前提して不意打ちは無駄と口にして冷淡に結晶を回収する。
対するイーサンは休まるタイミングが掴めないと愚痴を零し、此れにはB.Y.やマキ達も同意して周りを全力警戒する方向にシフトし、武器を何時でも放てる様にしつつ前へ進み出した。
「ああ、此処のリフトの降りない部屋に続いていたのか…ホラさっさと降りやがれ!」
そうして電力が落ちていた関係で使えなかったリフトをB.Y.が口悪く降ろさせ、通路を確保してその先の扉を開き周りを見て警戒態勢で先に進み、再びツヴァイが現れたが地形を利用して挟み撃ちで倒し制御装置付きの扉を開錠し先に進む……その瞬間再びシュツルムがイーサン達の前に現れた。
「クソ、またかよ‼︎」
「皆さん、殿は私が努めますから早くあっちの扉へ‼︎
私がコイツを引き止めて直ぐに向かいますから‼︎」
「ああ、任せた葵‼︎
行くぞマキ、イヴ、イーサン、まだ奴と戦う時じゃない‼︎」
イーサン達はシュツルムの襲来に驚きつつも葵がサイコキネシスを使いシュツルムの動きを封じ、B.Y.の指示でイーサン達は横空きの扉を開けて葵を待つ。
そして葵はそれを見届けた瞬間サイコキネシスでシュツルムとの距離を離し、スライディングを駆使して狭い足場を擦り抜けイーサン達の下へ行き扉を閉める。
『ガン、ガン、ガン、ガン、ガン、ガン‼︎』
「…本当に休まる場所が無いな、クソが!」
「全く、先は長そうで嫌になりますね…あ、きりたん正確なマップは教えずナビゲートだけしてね。
本当に長いと知ると萎えるから」
『了解です』
イーサンは扉をプロペラで叩くシュツルムに対し悪態を吐きながら次の扉を開けてエレベーターのレバーを引き、デュークの居るエレベーターをこの階まで呼び出して中に入り銃弾を購入する。
この休まる事の無い、まだまだ先の長い工場をB.Y.が加わったイーサン達が突破出来るかまだ誰にも分からなかった。
此処までの閲覧ありがとうございました。
クリスの機転によりB.Y.が合流しました。
鋼の軍団対イーサン達5人の構図になり決戦と言った具合になりました。
彼の武器はカスタムガバメント(フルオート)にドラグーンと言った具合ですが、拳と蹴りはマキよりも威力マシマシ、葵は滅多に格闘しませんが彼女の身体能力に肉薄出来ます(つまりクリスは言わずもがなです)。
後、BSAAとハイゼンベルクの繋がりの下りは今作の独自設定と言う事にして下さいませ(間違いが無いとは言い切れない為です)。
さて、前書きにもあるようにアンケートを取りますのでどうぞご協力をよろしくお願いします。
次回もよろしくお願い致します、よろしければ感想、指摘をお願い致します。
イーサン・ウィンターズは、
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ミランダに対し素敵な反撃案が思い浮かぶ
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葵の機転で助かり、オメガ小隊が間に合う
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原作通り、現実は非情である