あとがき
原作は2015年に集英社みらい文庫から発売されたサバイバルホラー(?)小説「絶望鬼ごっこ」。
これを私が書こうと思ったきっかけは、
たまにはゲーム以外の二次創作もやろうかな、と思った事もありましたが、
ホラーはもどかしいから変えたい、という負の感情を例によって抱いてしまったので、
オリキャラを出していただきました。
ただ、振り返ってみると「う~ん」と思いました。
まず一言で言うと「やりすぎました」。
何故なら、原作の主人公は大翔なのに、ほぼほぼオリキャラの方が目立っていましたから。
鬼ごっこなのにオリキャラが鬼と戦闘しましたし、
1巻編で鬼に食べられるはずの荒木先生を二人のオリキャラが助けちゃいましたし、
9巻編ではケルをオリキャラが倒しましたし、
叉鬼とのウィリアム・テル・ゲームは、美味しいところをオリキャラが取りましたし、
10巻編(本編最終章)は超能力を使える人達がテレパシーでみんなに連絡を送りましたからね。
タイトルに「絶望鬼ごっこ」を入れなくてある意味よかったかな……とは思っていました。
エージェント以外のオリキャラは何人か作りましたがこれもまた、賛否両論だなと思いました。
一人目のオリキャラの名前は、金谷有栖です。
名前の通り、原作キャラ・金谷章吾の双子の姉です。
彼女が生まれた動機はいたって単純です。
大場大翔と金谷章吾は公式でライバル、という関係になっています。
しかし、大翔には結衣という妹がいるのに、章吾にきょうだいがいないなんておかしいよな、
と私の中の天邪鬼気質が目覚め、金谷有栖というオリキャラを創造しました。
とはいえ、例によって私の趣味のせいで、
彼女にも不思議な力を持たせてしまった事をお詫び申し上げます。
余談ですが、「大翔」「結衣」は2011年の赤ちゃんの名前で1位でしたね。
もしかして、大場兄妹の由来はここからでしょうか。
その他、鬼側のオリキャラとして妖鬼妃と桃鬼を作りました。
前者は荒木先生が生存して荒井先生(&赤鬼)が登場しないという都合上、
埋め合わせとして作ったオリキャラです。
そしてオリキャラの関係者も作ろう、と思って、
男性エージェントの元恋人という設定になりました。
後者は「子供の肉が好きな鬼にも例外はいる」という私の勝手な設定のもと、生まれました。
しかもこれも、オリキャラの関係者という、まさにまさに黒歴史です。
ここまでオリキャラの事を長々と語りましたが、ストーリーについても、
原作をなぞりつつもどうせなら脱線させよう、と思って書きました。
まず、荒木先生の生存が一番の脱線でした。
ダイの大冒険のアバンや逆転裁判の綾里千尋のように「師匠の途中退場」はお約束ですが、
ちょっと一捻り入れたいな、と思いこうなりました。
一捻りどころかたくさん捻っちゃいましたけど。
そのせいでストーリーの整合性を合わせるのにそれなりに苦労はしましたが、
何とか完結にこぎつける事はできました。
ですが、原作では小学生編完結後に、まさかの中学生編スタートとは……。
いくら売れているとはいえ、ちょっと引き伸ばしすぎじゃないでしょうかね。
そんなわけで中学生編は、短い話に留めておきます。
とはいえ、その短い話においてもオリキャラは絶賛大活躍していますが……。
そんな私のダメダメ二次創作長編でしたが、ある意味で反省するための作品となりました。
こんなブラック・ヒストリーを二度と生まないために己を律するための作品として、残します。
こんな戯言に長々と突き合わせて申し訳ありませんが、
これからも私の作品をどうぞよろしくお願いします。
中学生編をやるかどうかは未定ですが、オリキャラのデータは作っていると言っています。
絶望鬼ごっこは、ハッピーエンドで終わってほしい、ですネ。