ドクターは逆ハーレムは望んでない!!<2>   作:星月凛

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 ソーンズとエリジウムは個人的には可愛いんです・・・。見てください!!私の思い描く可愛い二人を!!(テンション高くてすみません推しなんです。)


お出かけの日

 今日は秘書のソーンズと出かける予定だ。先日の一件以来男性オペレーター達は過保護になってしまった。私はそんなに心配される程の問題発言をしたのだろうか。ソーンズはあまり変わりないように見えるけど・・・。

「なぁ、ソーンズ。」

振り返ったソーンズはキョトンとしている。

「なんだ、ドクター。」

首を少し傾げ不思議そうに聞いてくる。

「私ってそんなに心配?」

そう尋ねるとソーンズはまた不思議そうな顔をする。

「心配に決まっている。ドクターは大事な存在だからな。」

ああああ!まーたソーンズは人の心を弄んでぇぇ!!無意識なのは分かっててもドキドキしてしまうからやめてくれよぉぉぉ!!あまりの恥ずかしさで赤くなったのが見なくても分かる程火照って熱くなっている。ソーンズはそんな私の様子など気にも留めていないようでもう書類に目を通している。散々人を振り回しておいて本人は気にしてないとか!悔しい気持ちでソーンズを見ると目が合う。・・・私がソーンズを見ると必ず目が合っている気がするんだけど、気の所為だろうか。私が悶々と悩んでいるとふふ、と小さい笑いが聞こえる。えっ、と思いソーンズを見ると私を見て微笑んでいた。

「ドクターは見ていて本当に飽きないな。」

そうしてソーンズにまた振り回される。ほんとにこの天然たらしは、手強い。

 約束の時間になりソーンズと一緒に部屋を出る。するとちょうど通りがかったエリジウムに声をかけられた。

「あ!ドクター!それにソーンズちゃんもいるー!」

隣のソーンズを見るといつもの真顔が少し歪んでいるようにも見える。やっぱりこの二人のコンビ面白い。

「おーい?ドクター?なぁにソーンズちゃん見てニヤニヤしてるのー?」

エリジウムのその一言ではっとなる。やばい!他人を見てニヤニヤしてるとか完全にやばい奴だ!いくらソーンズが優しくたってそんな・・・。ソーンズを見ると優しく微笑んでいる。だーかーらー!勘違いしかねないからやめてくれー!!助けを求めるべくエリジウムを見ると、この光景が面白いとでも言うように笑いを堪えていた。二人して私をからかっているんだろう。私は拗ねて帰ってやろうかとも思ったがそれは逃げるようで何となく癪だった。ソーンズの服の袖を引っ張り「行こう。」と言う。頷いたソーンズはエリジウムに向いて言った。

「今からドクターと用事がある。すまないが失礼するぞ。」

私もエリジウムにごめんね、と言って歩き出す。エリジウムは私達をみて何やら頷いていた。

 外に出ると思わず伸びをしてしまう。そんな私の気持ちを察したようにソーンズは口を開いた。

「ずっと座りっぱなしで疲れただろう。今日はゆっくり羽根を伸ばすといい。」

そんな単純な優しさが疲れた身には染みるというもの。私は自分でも思いがけぬ程の満面の笑みでこう返した。

「ありがとう、ソーンズ!!」

ソーンズはそんな私の様子に驚いたのかそっぽを向いてしまった。

「休める所に行こう。」

そう言ったソーンズの耳はほんのり赤く染まっていた。

 ソーンズと出かけて帰ってくると私たちを迎えてくれたのはエリジウムだった。

「おかえり〜!楽しめたかな?わざわざ僕がついていきたいのを我慢したんだし楽しんだに決まってるよね!」

エリジウムは若干拗ねているようで、口を尖らせそう言った。顔こそ笑っているものの、何となく怖い。

「た、ただいま、エリジウム。」

挨拶だけして助けを求めるようにソーンズの方を向く。ソーンズも怒ったエリジウムに驚いているようだった。私と同じように助けを求め私の方を向く。目が合うとすかさずエリジウムが口を開いた。

「まーた僕のこと置いてけぼり?寂しいなぁ?」

わざとらしく肩を落とししょんぼりする。どうしたら機嫌を直してくれるんだろう。私がエリジウムを心配して見つめると目が合う。するとさっきとは打って変わって優しく微笑んだ。

「ドクターは優しいね。ごめん。実は、自分でもなんでこんなにむかむかするのか全然分からないんだ。」

困り顔のまま笑うエリジウムを見ると思わず胸が締め付けられる。

「こっちこそごめん・・・。置き去りにしたつもりはないんだが、エリジウムが行きたがってるの察してあげるべきだった。」

そう言ってエリジウムを抱きしめる。するとエリジウムは驚くほど幸せそうな顔で笑った。思わず離れようとすると抱きとめられる。

「ごめん、ドクター。もう少しこのままでもいいかな?」

少し悲しそうな、寂しそうな顔でそう言われると断れない。若干躊躇しながらもエリジウムを抱きしめ返すと、エリジウムは私の肩に顔を埋めるようにする。少し可愛いなと思いながらソーンズに先行ってて、と合図するとソーンズは頷く。エリジウムの頭をできるだけ優しく撫でると、嬉しそうに目を閉じる。気持ちよさそうにするのでしばらく撫でていると、頬をつんと突かれる。

「ドクター、もういいよ。恥ずかしいからそろそろ離して。」

そんなエリジウムがとても可愛いと感じた。




 ・・・可愛いと思いません??この機会に扉開いてってくださいませ!次回も2000字くらいのものを上げる予定です。
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