中年指揮官と零細基地の日常   作:へなころ

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なかなか進まない。
文才の限界ですな。泣

UA1000行きました。(←誤削除前です)
読んでくれている方々、ありがとうございます。
頑張って書きます。



11.配属記念パーティーの恐怖

前話の宴の後始末の前日の話しに戻る。

 

サブリナプロデュースの配属記念パーティー。

サブリナの口から余興の「大食い大会」が宣告された瞬間から、何かが壊れ出していた。

まるで、全てが破壊される嵐が訪れる夜のように・・・

 

大きな業務用ピザ窯がフォークリフトで運ばれてきたところで、指揮官は呆然として固まり、副官は慌てて調べ物を始めた。

その様子から会場は逆にヒートアップ。とびっきりのサプライズなのだろうとの期待感があふれる。

 

会場準備が進む間に指揮官は色々な人や人形達と会話をしていたが、空いたタイミングで中国娘達に絡まれていた。

 

「指揮官!乾杯しよ!乾杯!」

56-1式と92式である。

56-1式は明らかにアルコールが回っているのが見て取れる。電脳とメンタルのリンクが不安定になっている感じである。

92式は全く問題無さそうに見えて、気持ち朗らかになっている。56-1式ほどでは無いにしてもほどほどに飲んでいるのだろう。

 

『お、おう。乾杯、しようか』

不足の事態の混乱から頭を切り替えてナイルは部下と接する。ビールジョッキを掲げて乾杯しようとするが、

 

「指揮官、なにやってんのよ〜。中国式の乾杯だよ。()()()()!」

へ?と思っていたら92式からガラスコップを渡され並々と白酒(パイチュウ)を注がれる。同じく56-1式にも注がれる。

「指揮官〜、乾杯〜!」と言って56-1式は一気に飲み干す。

 

『乾杯』と言って飲んでみるが、なんぞこれ。濃すぎるだろ。

きついな〜なんてチビチビやってたら、お叱りを受ける。

 

「中国式の乾杯は、グラスを全部あけるのよ」はい飲んで。と一気飲みを強要される。

 

うげー。先程のストレスとの相乗効果で胃が焼け爛れているのがわかる。

(と言うか、ワンカップのグラスで飲むもんじゃ無いだろ。ショットグラスにしてくれよ)

終わったと思いきや、続いて92式と乾杯になる。

 

「指揮官、偉い人は皆と乾杯するのが中国式です」との事。

普段あまり見ないニコニコした顔で92式が白酒をなみなみ注いでくる。

はい、二杯目の一気強要。

 

うぐ〜〜。胃が胃がぁ…

(地獄だろ。この中国システム。とりあえず中国銃が二人でよかった。次から飲み会の時は要注意。と)

 

・・

・・・

・・・・

 

大食い大会の会場が整ったらしく、サブリナがマイクを持って皆の前に出て笑顔で司会を続ける。

「みなさ〜ん。準備が整いました。これから選手の紹介をします!ショーの始まりだよ」

「向かって左側から紹介します。…62式さんと56-1式さんです。いつも日本と中国でバチバチやってるのをここで決着つけてしまいましょう!」と過激な煽りを入れる。

 

「ふっ・・・小籠包じゃないから負けましたなんて言い訳は聞かないよ?」と62式

「そっちこそ!SUSHIじゃ無いから食べられませんなんて止めてよ?」と酒でグダっている56-1式

しばらくお互いにガンを飛ばし合ったのちに、

「「あ〜〜〜ん!!」」と顔を近づけて威嚇し合う二人。

 

散々煽ったサブリナがニコニコしながら続ける。

「は〜い、はいはい。喧嘩はダメですよ。」

「なんで、お目付役にエル隊長がついちゃいまーす」にっこり笑ってサブリナが告げる。

 

げっマジで、と呟きシュンとする62式。射撃訓練で散々扱かれている62式はエルの恐ろしさがその身に染みている。

ジロリと二人を見てから「美味しく食べて楽しみましょう」とニッコリ告げるエル。

まさに蛇に睨まれたカエル状態となっている62式であった。

 

「はいでは改めて、左からエル隊長、62式さん、56-1式さんです」

「続きまして、56-1式さんのマブダチ。チョコ大好きFNCちゃんです」

 

「チョコ美味しいよぉ。モグモグ」とチョコに齧り付いている。これから大食い大会なのにチョコを我慢出来ないその姿に皆呆れるばかりである。

 

「はーい、FNCちゃんの隣の2枠はシークレットなので飛ばします。飛ばした先は…ワタクシ、サブリナでーす」

 

「サブリナの隣は、アストラさんです。隣同士頑張ろうね〜」アストラがにっこり手を振り返して「がんばるぞー」と返事をする。

 

「アストラさんの隣は多目的活動隊、クリスティーナ指揮官の部下のMG5さんです」

 

「私がいれば十分だ!ちゃんと見ててくれ!」とMG5が高らかに宣言すると「MG5〜頑張って〜」とクリスティーナ指揮官から黄色い声が飛ぶ。何か視線で分かり合っている様子。

(うーん、クリスティーナ指揮官とMG5の関係は…うん、深く考えない方がいいか…)

 

「最後〜。シークレット枠の2人は…指揮官と副官のG36Cさんでーす!」

 

突然の宣言にビックリする

『・・・・』(マジかよ。俺、胃がやられているのに…。俺の参加意思は無視かい)

せめて前もって言って欲しいな。コンディション調整もクソもなく、普通に飲み食いしてたし。

(しょうがないか)

ショボーンとしながら、諦めて席に着く。

 

副官は何やらゴネている。大食い大会に出たく無い様子。

「サブリナさん、私はそんなに沢山は食べられませんわ」と困り顔のG36Cだが、隣にサブリナが来てニヤリと悪そうに笑いG36Cに何か耳打ちをする。

 

「賞品は・・・・」

 

「!!!!」とG36Cは驚き、キッとサブリナを睨む。

「サブリナさん、本気ですか?」との呟きにサブリナは、「本気だよ」と返す。

 

「G36Cさんは棄権かな?かな?」と煽りを入れると、「参加しますわ」と強く返事をする。

「そうこなくっちゃね!参加選手が揃いましたので、始める準備します」と宣誓するサブリナ。

 

「今回の1〜3位の賞品は…自主的なサービス残業券です」

なんだよそれ!ブーブー!とヤジが飛ぶ。

 

「みんなそんな事言っていいのかな〜。残業場所は、()()()()()()()()()()だよー」

うおお、マジか〜〜とテンションが上がる会場。

それを聞いて『ぶ〜〜〜』とまたもやビールを吹き出すナイル。

 

(おい。どう考えてもその警備がいる方が、色々危険だろうが!)

色々言いたいことはあったが、好きにやれと言った手前もあるしでナイルはもう諦めて好きにさせている。

 

「絶対に・・・ゲットしますわ」と呟いて拳を握りしめている副官を横目に見るが、聞かなかった事にする。

 

あと、最下位には簡単な罰ゲームがあるのでよろしく。と伝えていよいよ大食い大会が開始されるのだった。

 




とりあえず、開始します。

長机向かって左から、
エル、62式、56-1式、FNC、指揮官、G36C、サブリナ、アストラ、MG5
そんな感じです。

次回でパーティーは終わらせる予定。
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