パーティー系の話はなかなか難しい。
肉付けが下手くそっすね。
けど頑張って書きます。
第三期局地線区始まりましたね。
私はまったり系なんでちょこちょこ出来るこのイベントは好きなんですよね。
AT4の3人、可愛くてイイね。頑張って育成するぞ〜
ゲームのフレンドが70人を割ってるんすよね。
ここで募集掛けてもいいんすかね。マズイかな?
いよいよ余興のピザ大食い大会の開始である。
大会参加者が席につき、テーブルの上にピザが家事ロボットにより配膳されてくる。
目の前に並べられる大判ピザを見てびっくりするナイル
(おいおい、このピザLサイズじゃねーか。そんなに食えねえぞ)
サブリナが選手となって着席しているので、司会兼実況はイングラムが代行する。
「さぁみなさん、大食い大会、スタート」
皆一斉に目の前に置かれた食べ始める。
食べると同時に可搬式連続ピザ窯「ピザ屋さん」からは次々とピザが払い出され参加者の前に並べられる。さながらマシンガンのようである。
(お、このピザ美味いな。このチーズは合成チーズだな。代用チーズとは味が全然違うな)
このご時世、巷に多く出回っているのはほとんどが代用食品である。
代用食品は色形味を似せた物であり、ベースは現物とは全く異なる物である。
一方で合成食品は素材こそ違うものの、化学合成により現物と同じ成分に作られたものとなる。
細かい違いを気にしなければ本物と同じである
しかしナイルは謎の前借りと
(美味いけど…。胃が、胃が痛い…)
「あら、指揮官が早くも止まってしまいましたよ」
「最下位確定ですかね」
難しい顔をして止まる指揮官を見てイングラムがニヤつきながら実況する。
だがナイルには余裕があった。
(ふっ…バカが。FNCを入れたことが貴様らの敗因よ)
(俺を最下位にしたかったんだろうが、そいつは通らねえ)
(FNCは大食いではなくただのチョコ好きよ。奴より食うことなど雑作もないこと)
「チョコの方が好きなんだけど〜」と駄々をこねて食が進まないFNCを尻目に、FNCより少し多めをキープする頭脳戦を仕掛けるナイルであった。
一方その頃、左手のエル、62式、56-1式は、というと。
62式と56-1式がガンを飛ばしながら食べ続けている。
中国はどうとか日本はどうとか互いに罵り合いギャーギャー騒ぎながら食べているが、ヒートアップしすぎると62式の右脇腹にエル隊長の肘鉄が入れられ静かになる。
Lv70超えのエルからの一撃は正直堪える。62式にとっては厳しい状況が続いている。
56-1式もその様を見て自分に累が及ばないよう自重する。
「エル隊長の容赦無さたるや・・・62式さん、強く生きてくださいね」
他人事の適当なコメントを残して右手側に移動するイングラム。
もう一方の右手側ではサブリナがモリモリと食べている。自身の半身のSPAS-12に装着したスピードローダーの給弾速度の如く次々とピザを処理していく。
追い縋るようにアストラが着いていくが、驚愕なのがG36Cもアストラに遅れずについていっていることだ。
「副官さん、無理しない方がいいよ〜。いきなりは無理だよ」とサブリナが気を使うが、食べる速度と量は落とさず全く空気が読めていない。
「私は指揮官様の為にも負けません」とG36Cは汗だくで辛そうな顔を見せながらもついていく。食べた食事のカロリーを直ぐに消化して熱に変えて消費する作戦だ。
「私も絶対に負けませんよ〜」とアストラがついていく。アストラは大食いには慣れているので苦しくならない範囲でペースを作る。
「こっちはガチですねぇ」
「触らない方がいいですね。3人で勝手に頑張ってくださいな」
気だるく投げやりなイングラムの実況を無視するが如くピザを消費していく3人。ピザ屋さんも大忙しである。
そんな3人を見て隣の多目的活動隊のMG5は「R-15基地の戦術人形はすごいなぁ」と感嘆の声を上げている。
相当ガチの勝負となっているので、他の基地から参加のMG5は一歩引くことに決めていた。
クリスティーナ指揮官にウインクしたり、楽しみながら食べ進めている。
クリスティーナ指揮官もうっとり気味の視線をMG5に向け、ときどき優しい声をかけている。
・・・
・・・・
・・・・・
折り返しを過ぎて、
・トップはぶっちぎりでサブリナ
・2位争いが、アストラ、エル、G36C
・5位争いが、62式と56-1式
・7位がMG5
・8位がだいぶ離されて1.5枚の指揮官
・ビリが0.5枚のFNC
(くっくっく、俺の8位は揺るがないだろう。逃げ切るぜ)
ナイルは余裕をかましていた。しかしその判断や戦略が間違っていたことをこの後痛感することとなる。
・・
・・・
・・・・
「うーん?ああ、サブリナの悪巧みがここで入りますよ」プログラムを見て身も蓋もない解説のイングラム。
「イングラムちゃん、悪巧みはやめてよもう。サプライズよサプライズ」サブリナから苦情が入る。返事を返す余裕があるようだ。
「分かった分かった。はいはいサプライズですね。」
「ここで使い方自由のトッピングが追加されますよ。」
イングラムの言葉とともに多種多様なトッピングが家事ロボにより運び込まれる。
真っ先に反応したのはFNCだった。
「あ〜!チョコがある〜!」
ホイップチョコに強く反応し、家事ロボットに取りに行かせる。
届けられたホイップチョコのチューブに吸い付くFNC。
「チョコおいし…」
マヨチュチュならぬチョコチュチュを始める。
「FNCちゃん。それダメ。反則ですよ」
「ちゃんとピザ食べてくださいね」とイングラムから注意が入る。
「え〜ダメなの〜・・・あ、分かった。こうだね」と頭に電球が出たように閃いたようだ。
ぶりゅっ・・・ビチビチ、ブリュブリュブリュ〜
と、とても食品とは思えないほど下品な音を立ててピザの上にホイップチョコが絞り出される。
まるまる一本を絞り切り空になったチューブに吸い付き最後まで搾り取ったあと投げ捨てる。FNCはもはやピザならぬ「ホイップチョコ、ピザ風味」なる食べ物に齧りつく。
「チョコ美味しい〜」と言い次々にピザ1枚にホイップチョコ1本を絞り切りモリモリ食べ出すFNC。その瞬発力はサブリナを超えるほどである。
次々とホイップチョコとピザがその小さな体に飲み込まれていくのだった。
チョコ幼獣が目覚めてしまった瞬間だった。
ナイルは隣の席で行われているFNCのスパートを見て頬をひくつかせる。
(バ、バカな。このままでは負ける!)
(つーか、あれは美味いのか??)
慌てて急ぎ食べ出すナイルだったが、時すでに遅しだった・・・
・・
・・・
・・・・
エルは考えていた。
このまま食べれば、2位、3位まで食い込めるだろう事を。
しかし、あの控えめの副官G36Cがなんとしても3位に入るべく頑張っているのだ。
(今はまだバラバラだけど、纏まったらいい支部になる気がするな。)
そう考えたら、今後の生活が楽しみになってきた。
(G36C、副官頑張りなよ!)
エルは静かにピザを置いたのだった。
・・・
「はい。大食い大会は終了ですよ」
相変わらず気だるくイングラムは宣言する。
パチパチパチ〜と皆拍手をする。
「じゃあ、順位ね」
「1位、ぶっちぎりでサブリナ」「あんたちょっとは手加減しなさいな」えへへへと笑うサブリナ
「2位、アストラ」「すっごいね、私見直したよ」ありがとうございます。と素直なアストラ
「3位・・・・副官G36C」「4位のエルと僅差。これはすごいよホント」苦しそうに汗だくでグッタリのG36Cだが、誇らしげに笑顔を浮かべている。
「ここまでが指揮官警備券プレゼントです」「正直私は要りませんけどね」と呆れ顔で続けるイングラム。
「4位エル、惜しかったね」特に悔しそうな顔も見せずにっこり笑顔のエル
「5位FNC、あんたいつ追い上げたのさ?」空のチョコホイップの容器に夢中で吸い付く幼獣は順位に興味無しである。
「6位、同立で62式、56-1式、結果と同じように二人は仲良くやってよね〜」
「8位MG5、なんか観客席に視線向けてたけど、バレてるからね」
・・・
「それで、ダントツのビリッケツが指揮官!・・・もうちょっとやる気出して頑張ってくださいな。ホントに」
(うるせーやい。戦略があったんだよ戦略が。くそ〜。)
(チョコはずるいだろうがよ!)
(しかし、飲み過ぎ食い過ぎで気持ち悪い。)完全に酔いが回って泥酔気味のナイル。
「指揮官、お分かりですよね。罰ゲームですよ」
「はい、もう司会は面倒くさいからサブリナ、チェンジね」
イングラムは司会に飽きたらしく、サブリナにマイクを返す。
「はーい、ではサブリナから罰ゲームを発表しまーす」ニヤリと悪い笑みを浮かべ指揮官を見る。
「罰ゲームは・・・・変則の王様ゲームでーす」
(は?おうさまげーむ?マジかよ…)
「指揮官は確定で、相手とやる事をクジで決めます」
「試しに私が引いてみますね。相手は・・・PPS-43で、やることはハグで〜す」
「はぁ〜?なんで私なのよ!」盛大に怒り出すPPS-43。キャーキャー囃し立てる周りの女子たち。
「指揮官、何見てんの!?早くしなさいよ、待つのは嫌いよ」頬を赤らめながらそっぽを向くPPS-43
(へ、喜んでるのか嫌がっているのか…)
正面から向き合い、軽く抱擁する。
「…指揮官、勘違いしないでよね。ゲームだから仕方なくなんだからね」
ぷいっと横を向いてつぶやくPPS-43。周りはニヤニヤしている。
「はいはい。次行きますよ。じゃあPPSさん、クジ引いて」
「…クリスティーナ指揮官を・・・お姫様抱っこ!」
クリスティーナ指揮官は「きゃ〜」とか言ってたけど、MG5さんの鋭い視線がキツいのでサラッと終わらす。
「次は〜FNCちゃんと、チョコ棒でポッキーゲーム」
「指揮官!チョコ棒美味しいよ〜」
よかった軽く終わると思ったら大間違いだった。開始と同時にFNCがサクサクっと食べ進み唇がブチュッと触り、ジュルりと俺の口からチョコ棒を吸い出す。
け、穢されました(泣)
周りは「まあっFNCちゃん過激!」と囃し立てるが、本人はチョコ美味しいよーしか言わない。
要はチョコ棒が食べたかっただけなのだろう。という事で気を落ち着ける。
「次は、シークレット!で。内容は触った物当てです。」
「指揮官は目隠しと耳栓して椅子に座って下さい」
・・・・
ゲームが始まった。右手と左手。何かを掴まされる。
『右手は…手よりも大きいけどちょうどいいと言うか何というか。暖かくて柔らかい』
『左手は…だいぶ大きいな。ハンドボールより大きいくらいかな?右手よりちょっと張りがあるけど柔らかい、いい弾力』
『なんだろう。モミモミ、ぷにぷに・・・ぷにぷに?ぷに?………ま、さか』
パッと目隠しを取られる。右手がエルの右胸に、左手がサブリナの左胸に繋がっている。
「指揮官・・・ぷにぷに、し過ぎです」と顔を耳まで真っ赤にしたエル
「んっ・・・指揮官、強く・・何回も握り過ぎ」体をくゆらせて恥ずかしい感情を堪えるサブリナ
(なんてもん触らせてくれるんや・・・・これはあかんやつや)
『す、すまん。ゲームで致し方なく』としかナイルは言えなかったがファインプレーな対応だろ?
「あー指揮官、サブリナちゃんとエルちゃんの、お○ぱい揉んでる〜」と大きな声で囃し立てるFNC。
『ちょFNC、それは大きな声で言っちゃダメ。し〜っ』
それに合わせて周りから「指揮官のエロ親父〜」とか「変〜態〜」と囃し立てられる。
FNCめ。ファインプレー殺し過ぎる。
他にもいくつかあったけど、最後に爆弾が残っていた。
「最後は、G36C副官に〜。誓約の言葉をかけるでーす」
G36Cはサブリナの言葉を聞くと同時に顔を真っ赤にして下を向く。
そりゃそうだ、こんなオッサンにそんなセリフ言われたくはないだろう。
『そんなの、ふざけては嫌だよな』『やめよう』と伝えるが・・・
「指揮官、私は指揮官の誓約の宣誓、聞きたいです・・・」
(いや、こっちが恥ずかしいからやめたいんだよ。空気読んでくれよ。空気を)
分かったよやれと言うなら恥ずかしいけどやりますよ。やる以上、女子に恥はかかせられない
『ーーーーー』超真面目に伝える俺。
「指揮官、様。私は一生ついて行きます。片時もお側を離れません」G36Cは涙を流して嬉しさが溢れる笑顔で答える。
G36Cおめでとう。とか指揮官大切にしてね。とか声が飛び、誰かが摘んできた飾りの生花の花びらの吹雪がかけられる。
クリスティーナ指揮官も「ナイル指揮官、おめでとうございます」と満面の笑顔で祝福してくる。
(ちゃうねん。まだ誓約してないねん)と思っていたら、G36Cが唇を重ねてきた。しかも濃厚なディー・・げふんげふん。
もうね。ヤバいでしょこれ。
酔いも回っていたので強引にお開きとする。
お片付けは家事ロボットに任せて解散〜。今日はもう寝るぞ。
あ、エルとサブリナは明日朝イチで司令室に来てね。
はい、おやすみ〜
・・
・・・
・・・・
俺は泥酔してすっかり忘れていた。
今日は本社から広報部が来て生中継をしていた事を。
このロアタウンの場末のスナックですら顔負けの乱痴気騒ぎが、GKTV-4によってグリフィン中に流されていた事を。
ナイルの知らないところで、「やっぱりR-15地区の指揮官はウワサ通りなんだな」と印象が固まってしまっていたのだった。
・・・
広報部「年収分借金して一晩人形と遊び倒すとかマジか。クレイジー過ぎるwww。これからのスキャンダルが楽しみや。追っかけちゃる」( ̄∀ ̄)
ジャスティン「悪いウワサ流してたけど、アイツ本当にヤバいやつやったんやん」( ゚д゚)
ヘリアントス「アイツは一体何をやっているんだ?」(ㆀ˘・з・˘)
課長代理「下品ですわ・・・」(>_<)
次回から日常会、日常ったら日常。