何とかステージ8クリアできましたが、しんどい。
でもこのギリギリ感は楽しいですね。
と思っていたらミノタウロスに粉砕されたわ。
おかしいな、何故ミノを倒せないんだ??うちのシノがね・・・
ノープロットで進めてきてるので、そろそろ話の芯がグダりそう(笑)
やるだけやって頑張りますぞ!
この作品の設定やキャラはフリー素材です。
闇市への出張から少したった頃だった。
副官のG36Cから報告があった。
「指揮官から指定された企業リストの調査が概ね完了しました」
「マフィアのフロント企業が多いですが、通常の企業もありました」
「人形関係ですと、この「ドールハウス」という会社はいかがでしょうか。人形の保守や売買などを業務としております。本社も比較的近いR-13地区です」
アウトプットされた企業情報に目を通してナイルは考える。
(なるほどなるほど。確かにこれなら問題無さそうだな。)
(R-13地区か。うちを管轄する上級指揮官が治める地区だが、企業取引なら問題無いだろう)
あれから数度鉄血人形の部隊と遭遇したので、本格的な回収を行なっている。
10体分の部品をキープしている。調査結果ではS09、S11などのS地区の既存工場からも流れてきているようだった。
S地区は激戦区だからな。隣接しているし仕方ないだろう。
鉄血の活動を改めて調べてみると、連中の作戦とか目的とか読めそうで意外に面白いな。
楽しみながらやれば副業と趣味の両方を兼ねられて一石二鳥だね。
・・・・
ドールハウス社の営業は珍しい客から連絡を受け、グリフィンのR-15前線基地に来ていた。
「取引の相談があるので、一度基地に来ていただけませんか」と社に連絡が来たのが数日前。
I.O.P.の人形しか使わない会社からの話だ。チャンスがあるかもしれない。必ず行け。との上司からの指示だった。
前線基地なんて初めて来るからドキドキだ。
入り口で女性の戦術人形にチェックされる。
メカメカしい人形を扱う自社と比較してあまりに違いすぎて新鮮さを堪能していた。
その後通された応接室で中年の冴えないオッさん指揮官と面談する。
「
グリフィンの指揮官がそんなことやるの?滅茶苦茶じゃないか?と驚きながらもそこは営業、顔に出さずに会話を続ける。
『ええ、我々は問題はありません。ちなみに今サンプルはありますか?』
人形が運んできたサンプルを見てピンときた。
(これは闇市から回ってきた極上品と一緒。出所はここだったのか。)
営業は少し考えて回答する。
(確かあの品は15万で買わされてたよな)
部品自体は良いものだ、ただ15万では少し高い。
『このクオリティであれば、一体分で10万出しましょう。』
「分かりました。金額は結構です」
(え?そんなに高く売れるのかよ)
ナイルは自分の商売センスのなさに残念になるが、まあ今さらしょうがない。結果的にこの会社にたどり着くことが出来たので良しとしよう。
(それより、まずはリスク回避の保険。と)
「金額は問題無いですが念書を一枚頂きたいです」
指揮官は紙を一枚出す。念書と書かれたその紙には、「反社会的な組織及び個人には転売しません」と書かれている。
「まあ、我々の会社の敵に売られても困るのでね。部品の追跡なんて出来ないですが、こんなご時世ですからね」
と笑いながら男は言う。
(なるほどそう言うことね。形上整っていればいい。でも裏を返せばブツが敵対勢力に渡り仲間が死のうが知った事じゃない。になるけど大丈夫なのかなこの指揮官。それとも実は悪党なのか?問題になっても僕は知りませんよ・・・)
(普通ここは価格が下がっても敵に売らないシステム作れ。だと思うけど)
まあ他社の詮索はやめよう。一応システムを作る準備はしとこう。と心に決めた営業は優秀だった。
営業は念書のサインとともに買取の契約書を作成する。つつがなく契約は締結される。
本日の10体分を100万円で購入して、部品と共に帰社するのだった。
また10体分貯まったら取りに来る形の取引となる。
・・・・
おっしゃ!一気に100万だぜ。これ今年中に完済余裕だろ?
返済が終わったら基地拡張して、装備整えて、
(イャッッホォォォオオォオウ)久しぶりに興奮してテンションが上がる。
・・
・・・
・・・・
続いて、闇市で仕入れた情報の整理についてだ。
大きく2点ある。
一つ目がR-14地域の北の廃墟周辺に鉄血が増えたこと。
二つ目がR-14の指揮官の動きが悪いとのウワサ。
まあ、とりあえず向こうの指揮官に繋いでみよう。話せば何か分かるだろう。
・・・・
副官のG36Cと襟を正して映像通信を送る。
コール後間を置かずに画面が繋がり相手の副官が出る。
「グリフィンR-14地区前線基地副官のリー・エンフィールドです。以後お見知り置きを」
白いパンツに白いシャツ、上にレッドコートを羽織った凛々しい麗人である。まさに軍人の鑑と言った出立ちである。
こちらはR-15基地としてきちんと挨拶をしたのち、指揮官と話したい旨を伝える。
しばしお待ち下さいと返事をして、指揮官へ確認に行く。
・・・・
おっせえな。なんかあったのかな。
スクリーンセイバーみたいな画面をかれこれ5分くらい見ている。
・・・・
10分くらいして、やっと繋がった。
「いや〜ん。ダーリンのエッチぃ」
いきなり場に馴染まない声が聞こえて来る。
画面のなかでは金髪ショートカット、青い瞳のかわいい女の子が旧USA国旗を模した下着姿でもう一人のとっぽい若い男とイチャイチャしている。
(どう言うことだってばよ?)状況についていけず混乱するナイル。
隣のG36Cもびっくりしている。いや、羨ましそうに感じているのか?
「指揮官、もう映像通信が繋がっております・・・・」
副官のリーが酷く疲れた様子で伝えている。多分本当に心労が溜まっているのだろう。
「指揮官様、お部屋でお待ちしていますね」と通信に気づいた女の子は下着姿を恥ずかしがる素振りもなくそそくさと立ち去る。
「ちっ、ウッセーな。誰だよ。はいもしもし、R-14基地指揮官のアクセルでーす」
どうもイチャイチャタイムの邪魔をされてイラついている様である。
(こいつナメてんのか。場末のスナックじゃねーんだぞ。こら)
さすがにちょっとキレかけるナイル。
「んで、何の用・・・・あっ、アニキじゃないっすか」
不機嫌な顔がナイルの顔を見た途端、おもちゃを見つけた子供みたいに突然明るくなる。
何やら、ナイルの弟分の気分らしい。
(俺はお前みたいな弟を持った記憶は無いが!)
「見ましたよ!生中継!アニキすげーっすよ。」
「年収分の借金して所属人形と遊び倒す。しかも生中継であの王様ゲーム!パネエっすよ」
(うん、あそこまでは全くやりたくなかったんだけどね。褒められても嬉しくねえ。てか、誉める要素ねえだろ?誰がどう見ても)
「ソッコーでGKTVに応援の連絡しちゃいましたよ。ヘリアンさんにも熱く気持ちを伝えときましたよ!」
(バカ。広報部に余計なもん送るなよ。あとヘリアンさんから俺は一言も聞いてねえから。お前無視されてるぞ)
何にしても、ナイルの事を同類の年上として尊敬している様子。
(まあ、嫌われるよりかマシか。ポジティブに考えよう!)
もうポジティブに考えないとやっていられないナイルだった。
・・・
『R-15側の北方にある廃墟都市に鉄血兵が多く出没しているとの情報を得てね』
『なんらかの鉄血の作戦、あるいは工場の建造の可能性があるので調査してはどうかと』
「うーん。パス」気怠そうに回答するアクセル指揮官
(はぁ?マジかよ)回答への返答に困るナイル。
「女の子達とイチャイチャする時間が減るし」
「てか、アニキがやっちゃっていいっすよ」
欲望に忠実なところは揺るがないアクセル。
(コイツマジか?よくグリフィンの指揮官やってられるな…)
『うちでやってもいいが、解決したらうちの管轄にしてもらうけど大丈夫かね』
「あ、いいっすよ」即答、業務に興味が無さそうである。
(それでいいのか?グリフィンもこれでいいのか??)
一応、言質は記録しておくナイル。
『それと非合法都市の闇市、あれがR-15のそばにあるので治安悪化で迷惑なんだ。あれも廃墟同様うちで対処して構わないかね』
「オッケーオッケー、いいですよ」手をパタパタ振って話を終わらせる。
副官のリーは、作戦は共同ですべきです。再考を。としきりに訴えているがどうも指揮官はやる気はない様である。
これ以上は意味もないので最低限の挨拶をして通信を切る。
切り際に、次回パーティーがあったら呼んでほしい旨要望されたので、機会が有れば必ず呼ぶ旨回答した。
とりあえず副官のリーには頑張って生きてほしいと思う。
・・・・
続けて、ヘリアントスに通信を送る。
「ルース指揮官、一週間ぶりくらいか。貴様と一週間顔を合わせないとなんとも言えないが心配だ」言外に、お前はほっとくと何するか分からんと言われている。ちょっと失礼じゃなかろうか。
鉄血の情報とアクセル指揮官との約束を伝えて了承を取る。もちろん確証の映像録画も送る。
「ふむ。了解した。両者の約束の履行を許可しよう」
ついでに、
大丈夫なの?ねえ?あいつが指揮官でいいの?とやんわりと問い詰める。
アクセル指揮官も昔はやる気に満ち溢れていたのだが・・・とボヤくヘリアントス。
やってもやっても終わらない戦いに心がすり減ってしまったのだろう。とのこと。
(知らんがな。仕事なんだからキチッと働けだ。あとそれ読み間違えてるよ多分。ありゃあ生まれ持った素質だな)
用件は済んだので通信を切ろうとするが、
「まあまて、貴官は精力的に動いているが特に問題は無いのだな?」
やはりヘリアンは何か気になるようだ。
(しつこいな、もう!)
『全く、何一つ問題はありません。何ら就業規則を破る様なこともしていません』
全く人の事を何だと思っているのだ。心外にも程がある!
なら良いのだが、如何にも嫌な予感がするんでね。とブツブツ言っている。
(故郷のオカンかよ。ヘリアンさんは案外いい母親になりそうだな)
なんて思っていたが母親の前に結婚が絶望的なのを思い出して考えるのをやめた。
「まあ無理はするな。何かあったらすぐに連絡しろ」と子供に言うような言葉で締め、通信を終了するヘリアントス。
(まあ、任せてくださいよ。すぐに借金完済してしっかり結果出しますから)
・・・・
『よし、とりあえずR-14の廃墟と闇市の対応を考えるかな』
前途は明るいぞ。頑張っていこう!
・・・・
本日の回収 100万円
残りの借金 875万円
ナイルの財布 変化なし
ナイルさんのサイドビジネス、軌道に乗りそうですね。
でも、円満には終わりそうに無いですが(笑)
まあ、今回は露骨であからさまなフラグ回という事で(笑)
ただ廃墟の探索も闇市の攻略も人員不足なんですよね。
どうするかな〜
悩み中です
R-14基地の指揮官 アクセル・フォーリー
ご覧の通りの人物。入社時は女癖は悪くなかった模様。
しかし、美人戦術人形に囲まれた生活によりその女癖の悪さが開花。
それを基地内で止めるのは副官だけだったため、ブレーキが効かずここまでエスカレートしまっていた。
能力はあるはずなのだが・・・・
R-14基地の副官 リー・エンフィールド
ゲーム内同様真面目な性格ゆえアクセルの所業に頭を悩ませている。
彼女が副官を降りたらR-14基地は崩壊するだろう。
アクセルもそこは認識しているので、副官を続けている。
ただしその心労は凄まじいようだ・・・・