はははっ。見たまえ!資材と製造契約がゴミの様だ!
・・・
ふー。早く出てよ〜早く。ボソッ
実は筆者の推しメン筆頭はAR-15なのですよ。
知らなかったでしょ〜。(`・∀・´)
(知るかボケって言葉は勘弁で(笑))
なんでAR-57は是非我が基地にお迎えしたかったわけです。
この物語のキャラと設定はフリー素材です。
R-15基地に第11中距離支援小隊が回収され2、3日した頃の事。
某所某基地。此処は鉄血工造の主要工場である。
人の住んでいた街の一部が派手に破壊され、歪な形の建物へと変わっていた。
鉄血の人形は暴走により人間を絶滅させる命を受けている。すなわちそれは鉄血陣営に人間は一人もいない事を意味している。
何がどうしてなのかわからないが、建物の外観も内部構造も人間の感性から理解できないものとなっている。鉄血人形に最適化しているからなのか人からするとどこか気分が悪くなる居心地の悪さを感じる。
工場の周囲の街は破壊され人の気配は無い。いや、もはや人とは呼べぬ老若男女問わず多くの動かぬ人だったモノが大量のオブジェクトとしては存在しているが。
工場内部の一角で、鉄血工造エリート人形のスケアクロウがフヨフヨと浮かびながら忙しなく動いている。
それを見た別の人形が何かに夢中になるスケアクロウを見て気になったのか声を掛ける。S地区での敗北で新素体で復帰したばかりで少し暴れたいようだ。
『なんだよスケアクロウ。何か楽しいことあんのか?教えろよ』
ピタリと動きを止めたスケアクロウは話しかけられた相手をじっと見て考える
スケアクロウが見ている相手は、同じく鉄血工造のハイエンドモデルSP88 Executioner。
黒髪ロングではあるが短パンで男勝りな性格、ちなみに一人称は俺である。性格に合わせてか武装も近距離特化だ。大型ハンドガンにあらゆる物を叩き切るブレード、そして格闘に用いる右手の鉤爪である。鉤爪は通常の手の二倍くらいのサイズの無骨なメカメカしい外観であり鋭い爪がつけられている。人間は当然のこと戦術人形の主骨格すらも容易く切り裂きその握力は人形の頭蓋骨格も容易に粉砕する。
素体も耐久性に優れておりI.O.P.の戦術人形でも足止めするのは容易では無い。先のS地区大規模作戦では最終的には破壊されたものの活動停止までに何十体ものグリフィンの戦術人形を屠っていた。
「エクスキューショナー、面白いオモチャを見つけました。R-15前線基地なるところです」
「私1人で遊びに行こうと準備しています」
エクスキューショナーの問いに真面目に答えるスケアクロウ。
『なんだよ俺も連れてけよ。グリフィンの人形共々人間をぶっ殺したいんだよ』
スケアクロウのお楽しみプランに相乗りする気満々のエクスキューショナー。本人的には遊べるならどこでも誰でもいいらしい。
(冗談じゃありませんわ。私が見つけたオモチャを横取りされるなんてごめんです)
「お断りします。ここは私一人でやらせてもらいます」
「調査の結果、隣のR-14基地なるところも見つけております。そちらに向かったらどうですか?」
スケアクロウは楽しみを取られたら堪らないので、たまたま見つけた隣の敵基地を代わりに紹介する。勝手にそっちで遊んどけ。との気分だ。
『お?何?別口があるなら早く言えよ』
『じゃあそっちでリハビリしてくるわ。どっちがグリフィンの人形と人間の死体積めるか勝負だからな』
と人間が聞いたら卒倒しそうなセリフをニコニコしながら吐くエクスキューショナー。
素早くスケアクロウと基地の位置情報を共有すると、適当に準備を始めるのかどこかに消えていく。
よしよし、これでこっちはじっくりとR-15基地を味わうことが出来る。
皆殺しもよし生捕もよし、仮に生捕したとしても情報を吐かせた後は
ゆっくり楽しもう。
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その日はどんよりと曇った日だった。
特になんて事はない1日の筈が、R-15基地では記録に残る日に変わっていた。
R-15基地にとって幸運だったのはかなり初期に敵の存在を確認できた事だ。
エル達第二小隊が訓練を兼ねた基地外の調査及び索敵に出ていた。先日のスナイプ失敗の問題ありエルが実践しながら指導していた。
『では、前方の双子の大樹を目標として設定して下さい』
了解とアストラが答え狙撃情報を集める。
「距離700、風速・・・・え?え?」
とまたもや怪しげな情報伝達となってくる。
『どうしましたか、アストラ?』また何かやらかすのか?とエルの眉間に皺が寄りつつあるがアストラからは見えないことは彼女にとって幸いだったのだろう。見えていたら先日の反省会の恐怖を思い出して、フリーズしてしまったかもしれない。
「エル隊長・・・鉄血兵です。しかも大軍・・・???」
こんな光景見たこともない。ありえない。視覚センサが故障したかメンタルや電脳がおかしくなったか、思わず簡易自己診断を掛けてしまったくらいだ。
もちろん異常無しである。何故なら本当に大軍が向かってきているのだから。
『っ・・・・第二小隊大至急帰投!』言われて双眼鏡を覗いたエルから鋭い声が飛ぶ。
それを聞き、小隊員は我に帰り電動バギーへ飛び乗り急ぎ出発する。
同時にエルは指揮官へ映像付き緊急連絡を入れていた。
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エルからの緊急連絡を受けたナイルは心の中でとにかく毒づいていた。
(はぁぁ?馬鹿じゃねーの?何大軍で押し寄せてるんだよ?もっとやることあんだろ?暇なのか?暇なんだろ?クソが!)
無駄な思考は本当に時間の無駄にしかならいので適度な所でやめるが愚痴りたくもなる。
圧倒的な物量を持って拠点をすり潰す。攻略の王道だ。多少の戦術などではひっくり返せない圧倒的な破壊。
それを敵、しかも人形にやられているのだ。
端的に言えばこの基地を完全攻略しに来た。相手が鉄血であることを加味すると全員皆殺しとなる。と言える。
こうなると出来る事は多くない。逃げるか城を枕に眠るかそんなところだろう。
逃げるか?無理だヘリもないしそもそもグリフィンの指揮官に基地を放棄しての逃亡は認められていない。戦闘の末の撤退は認められているが実質無理だ。囲まれたら退路などあろう筈がない。
ならば押し返すしかない。どうやって??
司令室には完全武装の第一小隊の他にウェルロッドにも来てもらっている
『・・・・・』(籠城しかないだろう)
『92式、籠城戦を行う。基地内の各出入り口や窓の防護シャッターを閉じて施錠。正門前方に土嚢で簡易陣地を作成して弾薬類も各部配置。土嚢には自爆用のC4も仕掛けておけ。ダミー人形も全て使用せよ。では準備開始』
『ウェルロッド、客人として扱うと言ったが申し訳ない。防衛戦を手伝って欲しい』自身の述べたことを自身の都合で曲げるのだ。頭を下げて頼み込む。
「構いません、ご協力します。準備しますので基地の人形と同様の権限を下さい。」鉄血に基地を陥落させられたら命が無いのだ。思うところはあるが快諾する。
『了解した。基地の人形として権限を解放する。ウェルロッド隊は屋上からの狙撃部隊として頼む。弾薬類は各自持ち場へ運び込んでくれ。FMG-9は正門防衛隊に合流させてくれ。弾薬類の補給は家事ロボにやらせるので設定などの準備はしてくれ』
伝えるとウェルロッドは了解と敬礼を返し、準備の為に退室する。
エル達第二小隊の帰任により防衛戦準備が捗る。
基地側面は高く頑丈な塀に囲まれているので、正面玄関の攻防が鍵になるだろう。第一、第二小隊でここを厚く守るよう指示する。
その隙にナイルは増援を依頼する。打てる手、切れる札は全て使用する以外に生き残る方法はない。
・・・・
基地の映像通信に上司のヘリアントスが映し出される。
「状況は確認した。こちらも貴基地が堕ちるのは困る。増援部隊は送るがしばらく時間がかかる」
「1時間半ほど耐えてくれたまえ」
比較的好意的に対応してくれそうだ。少しは先が明るくなる。
『ありがとうございます』(本当にこんな死地に送ってくれれば、だがね)
・・・・
続いてR-13基地へ連絡する。特に間を置かず映像通信がつながる。
『はじめまして、ローズマリー上級指揮官。R-15前線基地のナイル・ルースです。』
目の前の若い女性は
「ふっ。貴官の生放送は見ている。人となりも理解しているつもりだ」
「今日は急になんの用件だ?」
『
ローズマリー上級指揮官はピクリと眉を動かして考える
「ふむ、大軍となるとハイエンドモデルが動いているのかもしれない。増援を送ろうと」
と回答を受けたところで映像が乱れ砂嵐となり消える。
(なんだ?故障か?)
と思っていると、隣のG36Cから悲鳴のような報告が上がる。
「指揮官様、ジャミングです。長距離通信が封鎖されました!」
(クソ。もう来やがったか)
正直、相当焦っているが焦りを隠して全人形に短距離通信で一方的に伝える。
『皆、落ち着いて聞け。まもなく鉄血の馬鹿どもが遊びに来る。いつもの訓練通りやればいい。簡単な話だ』
『傍受の可能性があるから必要最小限の指示以外は無線を封鎖する。以上』
(後は耐えて耐えてチャンスを伺う他ない。皆頼んだぞ)
R-15基地の記録に残る熱い1日が始まるのだった。
なんか上手く書けない。
アップするまでコツコツ修正します。(泣)
スケアクロウの前線基地攻略戦はどうなることやら。
頑張って書き切るぞ。ノープランだけどね(笑)