完全なるゴリ押しですが(笑)
毎回こんな感じ
【挿絵表示】
スケアクロウさん、攻略間近の模様です。
ナイルさん、大丈夫ですかねー。(すっとぼけ)
ワシ、関西弁がしゃべれへんので、ガリルはんの会話は大阪弁変換サイトを使ってみたんや。どや?
↑(これは筆者なりの関西弁です)
最近解った。ワシの小説は人形と指揮官の絡みが薄いからあかんのや。せやせや。
Q.絡みを濃厚にできますか?
A.出来ません。現状が作者の素体の能力の限界一杯です。。( ;∀;)
この話のキャラや設定はフリー素材です。
スケアクロウによるR-15前線基地攻略戦は終盤を迎えていた。
グリフィンの簡易陣地爆破処理にマンティコアが一両巻き込まれて玄関先で動作停止していた。
しかし残った一両が玄関まで詰め寄っており、玄関から見える位置は機関砲の射程内となっている。
マンティコアがサイズ的に基地内に入れないのは運が良かった。
グリフィンの戦術人形は玄関からさらに入った廊下や階段に陣取り建物内に侵入してくる鉄血人形を撃退している。完全にCQBとなっている
「指揮官、危険です。司令室に入っていて下さい」
叫ぶ92式が自販機を盾にレーザーサイトをつけた半身のハンドガンで応戦している。
突出していたガードが
『馬鹿野郎、司令室は目と鼻の先だよ。このままじゃ押し切られる』
『防戦するなら一丁でも多い方が良いだろ。それに若い頃は正規軍の前線でバリバリだったんだ。余裕だよ!』
指揮官と副官のG36Cも応戦に出ている。共にM4にG36Cとカービン銃を装備しておりCQBに十分対応できる。
しかし、ここまで後退してきた玄関班の人形達は気が気じゃない。
流れ弾が一発でも指揮官に当たったらタダじゃ済まない。
「副官はともかく指揮官は下がってください。昔は出来てたとかドラマでやられる役者の台詞です!こんなところで倒れられたら迷惑です!」92式がちょっと怒って返す。
『俺は子どもかよ…』ボソッと呟くが皆にバッチリ聞こえていたらしく、「今の今まで気づいてないのか?」との文字が貼り付いた顔や目を向けてくる。
(クソ。コイツら無駄に耳が良いと来たもんだ。)
その視線を見て、ちょっとしょぼんとするが絶対に後ろには引いてやらない。
「もう!指揮官は一度言い出したら聞かないんだから!本当に子どもね!」
「しょうがないからお姉さんの私が守ってあげるよ!」
サブリナがウキウキルンルンで盾を展開して指揮官の前に立ちはだかる。
「エル隊長ごめんね~。今日は私が指揮官に付きっきりだから諦めてね~」小悪魔的に笑ってエルを煽るサブリナ。
『・・・・』
(お前ら、このピンチになにやってんだよ・・・)
(まあ、ネガティブになるよりはマシだけどさ)
「・・・・」無言でジロリとこちらを向いたエルの眉間に深く皺が寄っている。
(あ、あれはかなり怒っている顔・・・)
(後で何か買わされたりとフォローが大変だから、もうそれ以上煽るのは勘弁してくれ)
突っ込んできた鉄血人形が数体、LWMMGの銃撃を全身に受けて粉々に吹き飛ぶ。
エルの八つ当たりを受ける哀れな鉄血人形達であった。
横にいたG36Cは俺とサブリナの間にずずいっと強引に入ってくる。
「指揮官様、私の後ろに下がって下さい」
いやお前、敵の銃撃じゃなくただサブリナから離したいだけだろそれ。
「指揮官様、お守りしますわ」と和かに話しかけてくるG36Cではあるが、明らかに思いは透けて見える。
『G36C、大丈夫だ。俺は一人でもやれるさ』
(これ以上燃料をくべてヒートアップさせるのはやめてくれ…)
指揮官との間に割って入られたサブリナはG36Cへ困った顔を向ける。
「もう!指揮官の盾になれないでしょ!」
「副官は防弾性能無いんだから邪魔だよ」
「前に出て自慢の機動性能を発揮して鉄血を翻弄してきなよ〜」空間の狭いCQBでは機動力を発揮出来ないのを分かっててサブリナがG36Cを煽る。
『・・・・・』
(ちょっと・・・・鉄血が攻めてきてピンチなんだからやめてくれ。)
今にも掴み合い殴り合いが起こりそうな状況に困るナイル
(ひょっとして、俺がいない方がチームワークはいいのか??そうなのか??)
この支部で一番要らない子は自分なのかもしれない。そんなふうに思考が飛びかける。
「・・・・」サブリナの煽りを受け、能面のようにG36Cの顔から表情が抜けているが目だけはギラついている。
(え?G36Cが怒るとこんな顔になるの?いや見たくなかった知りたく無かった・・・)
G36Cはセミオート射撃で鉄血人形の頭部とコアを撃ち抜き次々に始末していき、薄っすらと笑みを浮かべる。
(マジで怖いんですけど・・・・)
ちょっとサブリナさん、貴方この空気どうしてくれるのさ!
・・・・・
(くっそー押し寄せる敵が切れない。これはジリ貧だ)
徐々に追い立てられていきもう後が無い。
「最後まで諦めずに頑張りましょう!」92式が鼓舞する。
『そうだ!諦めたら試合終了だと昔の偉人が言っていたぞ』『とことん頑張ろう』
いよいよダメか。そんな事を考えていた時だった。
カチャ
トイレにでも入ってました的な雰囲気で廊下のドアを開けて女の子が出てくる。
白を基調としたブレザーのような制服に同デザインの丈の短いスカートに黒いストッキング。服全体やアクセサリに欠けた六芒星があしらわれている。
特徴的なのは赤いリボンに背中まで伸ばした桃色の髪、そして吸い込まれるようなハイライトの消えた紅の瞳はどこか狂気を帯びている。
機関銃のネゲヴを右手に持つ少女はダミー人形を4体従え、鉄血人形の方に何事も無いかの様に歩いていく。
呆気に取られていた鉄血人形が我に返りその間抜けな人形を撃ち殺そうと銃を向けた時、何がどうなったのか逆に撃ち殺されていた。
少女は笑みを浮かべ歩みを止めず玄関へ向かっていった。
・・・・
(なんなんだ?アイツは?グリフィンの人形・・・なのか??全く隙が無かった・・・)
(味方で良かった・・・アレが敵だったら・・・瞬殺されていた。勝てる気が全くしない・・・)
『味方、だよな?援護するぞ!』
指揮官の指示を聞き、固まっていた人形達は動き出す。
・・・・
ネゲヴは歩みを止めずに建物内の鉄血人形を皆殺しにしていく。
部屋から飛び出そうが、曲がり角で待ち伏せようが、数体で強襲しようが関係なく一方的に鉄血人形達は殺されていく。彼女の歩みを止めることさえ出来ない。
鉄血人形も建物内の異様な状況を受け侵入を踏みとどまり玄関で待ち受ける。ここなら扇状に開いた鉄血人形部隊とマンティコアで迎え撃てる。
仲間の断末魔である電子データが通信で多量に入っており、基地の奥で何かヤバイことがあったのは分かっている。
銃撃でめちゃくちゃに玄関は破壊されどこからでも入れるオープンな空間となっているので待ち伏せにはおあつらえ向きだ。
あの廊下の奥から何か来るのだろう。だが飛んで火に入る夏の虫だ。多対単、負けるわけが無い。
ネゲヴが姿を現した瞬間に射殺する。そう思った瞬間、ピンク色の何かが5個飛び出してきた。
ピンクの物体は扇状に開いた部隊の前に立つと同時にフルオートで射撃する
続いてマンティコアに5体で集中的に射撃を加える。
スペシャルな16LAB製の硬芯徹甲弾はマンティコアの装甲をまるで紙でも撃つように貫通していき、機関砲で応射するまも無くあっさり電脳とコアを砕かれただの鉄屑に成り果てる。
玄関の鉄血兵達はピンクの何かが現れてから3秒も掛からず皆殺しにされていた。
ネゲヴはそのまま建物の外に出たが、表の敵もガリル、TAR-21、Micro Uzi達によりほぼ始末されていた。
「なんや。全く歯応えがあれへん。肩透かしや」参ったと手を広げてガリルがボヤく。
「こんなんに追い詰められるなんてこの基地のやつらはまだまだやな。落ち着いた後にネゲヴが稽古つけてやったらどや?」
明るい栗色のセミロングヘアに黄土色の半袖制服を着るのはアサルトライフルの半身を使用するガリルである。
話さなければ綺麗系のお姉さんといういで立ちであるが、どういうわけだか彼女は関西弁であり会話をすると印象が180°変わる。とっつきやすい近所の姉ちゃんてな感じである。
「ネゲヴ隊長。片付きましたわ」TAR-21が合流したネゲヴに伝える。
格好は近未来的でぶっ飛んでいるが、話し方はお嬢様のようなTAR。そのギャップがどこか可笑しい。
「無事片付けたわよー。中々やるでしょ?」
豊満なバストをこれでもかと張って伝えてくるのはSMG人形のMicro Uziである。
側では、彼女の投擲した焼夷手榴弾により数体の鉄血人形が焼き殺されている。
エメラルドグリーンのロングなツインテールの可愛らしい小柄な少女だが、その名前とは裏腹にバストは全くMicroではない。
「私が居れば当然の結果、感謝してほしいものね」とネゲヴが返す。
相も変わらずハイライトの消えた目で淡々と告げるネゲヴだが、初めて見る者からするとどこかクセの強いキャラでまとまっている小隊であり、これでチームになるの?と不安を感じるものである。
「さて、屋上も終わりかしらね」
さっきまでの銃声が無くなり静かになっている屋上を見てネゲヴは呟いた。
・・
・・・
・・・・
少し前、グリフィンの増援が到着していた。
本社基地とR-13の増援が同時の到着だった。
ニーマムの砲撃を避けるため、スモークを撒きながらヘリが侵入して屋上の上にホバリングし本社基地のヘリからネゲヴ小隊が飛び降りる。それと同時にヘリが離脱する。
ネゲヴは建物内、他の隊員は壁伝いに降りて外の敵を倒しに向かう。
R-13のヘリは下に中型AmmoBoxを吊り下げており屋上へ投下すると同時にヘリからダミーを連れた人形が2体飛び出して行く。
二人はオレンジを基調とした派手な服の人形と紫を基地とした物静かな小柄な人形、カルカノ姉妹である。
カルカノ姉妹はAmmoBoxからMk211
「妹にお手本を見せてあげないと!」姉のカルカノM1891が準備を完了して狙撃に向かう。
「作戦計画?聞いたことありませんが。まぁ、とりあえずいきましょう?」妹のカルカノM91_38も興味無さそうに姉について行く。
『二人共、敵の自走砲が狙っています。危険です!』ウェルロッドが狙撃するために歩いて行く二人を見て注意を促す。
真顔で心配するウェルロッドに明るい姉は「きっと大丈夫です!」と笑顔で返す。
大丈夫じゃないですよ。と心の中で突っ込むウェルロッドだったが、その心配は杞憂に終わる。
狙撃ポジションに二人同時に着き、即ニーマムを狙撃し始末する。すぐさまボルトを操作してリロードしイージスも一撃で斃す。
それぞれ4体のダミー人形と合わせて10人のカルカノ姉妹がまるで踊るように敵を狙撃して行く。
APHEの威力もあるが、二人の人形の技量が高すぎる。ウェルロッドとPSG-1はただただ見ている事しか出来なかった。
10分ほどでカノシノの姉妹は狙撃距離の敵は概ね始末していた。直下ではガリル達が暴れている。
決して性能の良い素体ではないが、ネゲヴ小隊の隊員は練度が高く問題なく鉄血を始末していた。
成功寸前だったスケアクロウのR-15攻略作戦は、一つの小隊と二人の姉妹によりあっさりと押し返されてしまった。
この想定外の乱入者の無茶苦茶ぶりに、鉄血陣営は大いに混乱に陥るのだった。
次回で基地攻防戦終わりそうですね。
頑張って書き上げますぞ。
がしかし、仕事がやばくアップが遅れそう。
テンパイ通り越して一発ツモ状態です。
お待ちいただければ幸いです