二人目の星5人形。ハイレアな人形は出したく無いんですけどね。
S地区と絡ませて、スポット的にAR小隊や404小隊を出してもいいのかもですね。
勝手気ままに書いておりますが、どうなんですかね。
少しずつUAあがっているので読んでいただけているようですが大丈夫かな?
気になっている今日この頃です。
本社からヘリでやっとこさ帰ってきましたよ我がR-15基地。
この一時間弱マジで地獄だったわ。
G36Cもウェルロッドも険悪なんだもん。
ヘリがヘリポートに着陸すると、クリスティーナ指揮官とR-15基地の面々が出迎えてくれていた。
「ナイル指揮官、お務めご苦労様です」とクリスティーナが笑いながら声をかけてくる。
事前に情報を聞いていた様だ。
『全くだ。殴る蹴るに借金の積み増しだからね。罰ゲームだろこれ』
「ふふふ。期待されているんだと思いますよ。人形のみなさんにも愛されていますしね♪」
小悪魔的に笑いながら言うが揶揄っているのだろう。
『そんなもんですかねー』と別に普通じゃん?的に返す
「そうですよ。私の経験上、このパターンは十中八九死刑ですから♪」
『お、おう・・・・』いや、にこやかに言うことじゃ無いっすよ。それ。
『基地の人形は迷惑かけませんでしたか?』俺はそこだけが心配だ。
「ん?全く問題ありませんわ。みな教育の行き届いた優秀な人形達ですわ」
おかしいな。俺の時は毎日トラブルまでは行かないが、何かしらあったが・・・
首を傾げているのを見てクリスティーナが続ける。
「ナイル指揮官はやっぱり人形達の気持ちが分かっていませんねー」と言って笑う。
「確か娘さんいましたよね?上手くいってるんですか?」顔を覗き込み笑ってくる。
『うまく行っていますよ。10年間喧嘩なしですよ。・・・会話もありませんが』
「全然、ダメじゃないですか」と言って笑う。
「指揮官、おかえりなさい!」会話の切れ際に続いて話しかけてきたのは92式だ。
「お怪我・・・大丈夫・・でしょうか・・・」命令とは言え指揮官に暴行してしまったことを少なからず気にしている様だ。
『まったく問題ない訳ではないが、特に支障はない。大丈夫だ』
極力明るく問題ないことを強調する。嫌々やらされた92式はメンタルに傷が付いているだろう事を考慮してだ。
「本当に申し訳ありません」やはりかなり気にしている。
『らしくないな92式。指揮官ではないにしろ指示された命令だ。致し方なかろう』『おかしいと思い精一杯正そうとしていたのは見ていた。俺のお前に対する信頼は落ちるどころかむしろ上がったさ』
「指揮官・・・ありがとうございます」心から思っているのだろう。キチンと頭を下げる92式。
うむ、まだ本調子じゃないな。その傷はゆっくり溶かして行こう。
しかし、当たり前だがこんなくだらない事で第一小隊長に潰れてもらっちゃ困るのさ。
「全く、指揮官は迂闊です。本社に連行されて懲戒処分なんて初めて聞きましたよ」呆れ顔のエル
「もう少し年齢相応に落ち着いた方がいいですよ」
・・・いやまあ、好きで無茶はしたくないけどさ。
『いやまあそうだが、多少の無茶はしないと借金が返せないし・・・』
大金を擦ったギャンブラーの様だと自分でも思うがしょうがない。
真面目に働いても返せない金額じゃどうしょうも無いじゃない。と開き直る。
「私たちも少し落ち着いたら"ピザ屋さん"での商売を考えますね」
「借金も残り2/3くらいですもんね」
うん、その情報は少し古いね。かくかくしかじか。
「は?2000万円追加?何がどうなってそうなるんですか」
「ちょっと頑張るくらいじゃどうにもならないですよ?」無理ゲーでしょこれ。ってな感じで問うてくるエルだけど、俺もそう思うよ。
『懲戒処分の罰金なんだと。命あるだけマシと思えと言われたよ』諦めました的に答えるナイル
『なんで、多少の無茶は致し方なしかなと思っている』
『まあ、その辺のリスク回避人員を付けられたから大丈夫だろう』
そう言われてヘリを見ると、大きなトランクを持って降りてきた少女がいた。
・・
・・・
・・・・
どう言う訳だか、ヘリポートに正座する羽目になった・・・どうしてだ?解せぬ。
横ではクリスティーナが、あちゃーこりゃダメだ的な感じで顔を手で覆っていた。
・・・・・
大きなトランクを持ってヘリから降りてきた少女はウェルロッドだ。
クールな出立ちで基地の人形のことなど眼中に無いと言った感じである。
ヘリポートに来ていた人形達は呆気に取られて絶句した後、敵意をガンガンに出している。特に92式からの圧は凄まじいものがある。
ウェルロッドの後ろから降りてきたG36Cも同様である。前後から敵意に挟まれているウェルロッドだがどこ吹く風に無視を決め込んでいる。
(うーん。しょうがねーなコイツら。仲良くやれよ)(俺が手本を見せちゃる)
おーいウェルロッド、と横に呼び寄せて肩に腕を回して紹介する。
『ウチの基地配属になったウェルロッドだ。みんな仲良くするように!』
どうだ?これで仲良く出来るだろ。溶け込めない転校生を見る学校の先生の気持ちがわかる気がする。
よしよし。これで雰囲気良くなるだろ。と思ったら余計敵意が増すという逆効果だった。
92式とG36Cなんて今にもウェルロッドを射殺するんじゃないかと言った感じだ。
「ちょっと指揮官・・・これはどういう事ですか?」とエルが目を細め妖艶な笑みを浮かべている。
まてまてまてまて。これはマジであかん。買取屋のおやじが潰された時の顔や。
どうしてこうなったのか分からんが、もはや言葉で収まるレベルを超えている。態度で示すしかねえ。
不本意ながらヘリポートに正座をするナイルだった。
・・・・・・
人形達に問い詰められ正直にゲロるナイル。
社長直々の人事である事、情報部のエリートのウェルロッドに合法確認をさせる狙いがある事を強調する。
嫌々とかウェルロッドを蔑める訳にもいかない。言葉を選びなんとか持ち直す。
それでも92式とG36Cはおさまらない。
分かったよ。分かった分かった。
『二人はどうしても納得できないか?』
「あれだけの事をされてそのまま仲良くしましょうは流石に無理です」92式が口にする。
「私も同じですわ」G36Cが続ける。
まあ、直接被害を受けた二人はそうなんだろう。
ふー。ため息を吐いてサブリナを見る。サブリナは「ん?」と首を傾げて見返してくる。
『ハイエンド撃破成功パーティーやるって言ったが、本社部隊とウェルロッドの歓迎会も兼ねてやるぞ』
『サブリナ、パーティーの準備だ』
『不満な気持ちを持つ者はパーティーで勝負しろ!』
もう、これしかねーわ。
あ、でも予算は相談してね。と忘れずにサブリナへ伝える。
パーティーは5日後、クリスティーナ指揮官達の修理工事が終わる前日だ。
「ナイル指揮官、基地の守備は請け負いますわ。楽しんで下さいね」とクリスティーナ指揮官も言ってくれる。
基地の皆もパーティーと聞いて、ウェルロッドの事はどうでもよくなったらしい。ワイのワイの会話を始めている。
よかった。さあ立って仕事と思ったが足が痺れていた。
『あっ』と間抜けな声と共に横のウェルロッドの太腿に倒れ込んでいた。
ウェルロッド足に付けたホルダーと銃にほっぺをぶつけて痛かったが、足に抱きついていた。
あ、ごめん。と言ったが既に手遅れだった。
一部始終を見ていた人形達の怒りを一身に受けるナイルだった。
色々あって苦し紛れのパーティーとしてしまいました。
パーティーばっかだな。この支部(笑)