恐怖のサブリナプロデュースの大食い大会。
あの手この手で指揮官に迫る魔の手。
ご褒美にお仕置きに、ナイルさんは生き残る事ができるのか??
マジで誰だよ。俺の前にウォッカのグラスを置いたのは。
隣のPPS-43の飲み物だからわざとじゃ無いのかもしれんが、あの置き方は俺の水にしか見えないぞ。
あの後、事故だし終了1分前なんだから食った分カウントしろと駄々こねたけど即答で「駄目です♪」だって。
頑張って食べたんだからまけてくれって追い縋ったけど、やっぱり即答で「駄目です♪」だってさ・・・。
取り付く島がないとはまさにこの事だ。
サブリナのやつめ〜。おのれ〜。許さぬぞ〜。
結局あの後、胃のダメージが大きくて医務室に運ばれて胃洗浄を受けたけど、テレビも来てるし指揮官の役目(罰ゲーム)も残っているからすぐに戻ってこいだとよ。鬼かよ。
すごく気分悪かったけど会場に戻りましたよ。指揮官はしょんぼりですよ。
・・・・
「指揮官が帰ってきたので、順位発表とかご褒美にペナルティと全部やっつけていきましょうね」とイングラムから司会を引き継いだサブリナが宣言するが、俺のペナルティは無かったことにしてくれてもいいんだけどね。
「まず指揮官とOBRの差しウマの結果です。・・・でも指揮官は失格なのでOBRちゃんの勝ちです」
「よかったねOBRちゃん。指揮官が50万円払ってくれる事になったよ」満面のの笑みで伝えるサブリナ。
「よかったですぅ。頑張った甲斐があったよ。みんな応援ありがとね」にこやかに可愛らしく手を振るが、皆本性を知っているのでおざなりな返事を返している。
「???」OBRは本性を見せた事を覚えておらず皆の反応を不思議に思っているようだ。
「ではライフル3人組の結果発表です。トップはOBR、最下位は僅差でPSG-1です」
まあ、PSG-1とM21はやる気なかったからいいのだろうが、OBRかよ。
50万円とられた上にご褒美?だと?ふざけんなよ。
「ご褒美は、
「1が出たら人形が決めます。2と3はお姫様抱っこ、4以降はハグです!」
ふーん、1の内容は常識的な範囲で頼むぜ。とお願いする。まあ1/6なんて滅多にひかねーか。
「じゃあ、私からかな」と言ってOBRがカランカランとサイコロを振る。
出目は「1」だった・・・
(マジかよ。一発目から1かよ。運がわるいな)
「やった〜。1だよ」とOBRが喜ぶ。
どうしよう、と呟きながらOBRが考えるが、すぐに決まったようだ。
「じゃあ指揮官、立ってください!」
言われて立つナイル
OBRはナイルに近づき、ほっぺにちゅっとキスをする。
「指揮官!借金助けてくれて、ありがと!」
「
ニッコリ笑って笑顔のOBR。可愛いじゃん。
『おう。よろしく頼む』
・・・・
ん?ちょっと待て。
『おい!借金返済はあかんぞ!』と言うがあの野郎、遠くで聞こえないふりしてやがる。
事が済んだらさっさと消えるあたり相当悪どい。
くそ!油断した。嵌められたのか?
・・
・・・
・・・・
「続いて、アストラちゃんかな」
「アストラちゃんは2倍だから、サイコロを2回振ってね」
「はーい」と言ってカランカランとサイコロを振る。
出目は「1」、もう一度振るも「1」
『・・・・』
『こぉら、サブリナぁ!お前グラ賽使うなんていい度胸してんなぁ』
ナイルがイカサマだと声を上げるが、
「ん?イカサマなんてしていないよ」
困った顔で首を傾げるサブリナ
『じゃあ、これは何だ!』と言ってサイコロをカランカラン振るナイル。
出目は「3」
『ほらよく見ろ・・3・・3?え?3??』
「でしょ!イカサマなんて出来ないよ。ほらサイコロ透明だし」
サブリナがサイコロを見せる。中に仕掛けは特に無い。
『む・・・じゃあ、サイコロとライスボールを換えよう!』
「それは出来ないよ指揮官!私は
「あ〜あ、私イカサマ扱いされて傷ついたなぁ」
「でも、私もご褒美で許してあげるよ」ニヤリと笑うサブリナ
この野郎。絶対にイカサマの証拠を突きつけてやるわ。
「アストラちゃん、ご褒美は決まったかな?」
「はいっ!指揮官から誓約の言葉とその後に・・・キスを」顔を真っ赤にして下を向き小声で話すアストラ
出た!誓約の言葉!チラッとG36Cを見るがニコニコしている。よしよしこっちはセーフだ。
皆、ゾロゾロと壇上から降りていく。誓約の言葉は特別らしい。
『アストラ!覚悟は出来ているな』
『-----』
女子に恥をかかせるわけにはいかない。本気でやる。
「指揮官!大好きです。私は指揮官の人形です」と言って抱きついてきて、そのまま接吻を交わす。
おめでとう!とか声が聞こえるが、ちゃうねん。これはごっこやねん。前回も言ったけどまだ誓約してないんやで。
・・
・・・
・・・・
「さてさて、最後は幹部人形たちの戦いだね」
「最下位は・・・・惜しかったウェルロッドでした。でも本当にギリギリでした」
「トップはG36Cで少し離れて92式です」
「じゃあ、92式さんとG36Cさんはサイコロを振ってくださいね」
ナイルはどんぶりを持ったり場所を変えたりしながらじっくり振られるサイコロを見る。
しかし怪しいところは一切なく、さっぱり分からなかった。
二人の出目はやはり「1」であった。
「指揮官、何か分かりましたか?」
『いや・・・怪しいところは無い。無いが有り得ない』
「怪しいところは無いのですよね。ではイカサマなど無いのですよ」
「私も振りますね。きっと1が出るんじゃ無いかな〜」
「はい。1でしたね。ふふふっ」サブリナが楽しそうに笑う。
ちくしょう。悔しいが・・・ここでも負けかよ・・・
「では、92式さんどうしますか?」
「私も・・・指揮官とキスがいいです」いつもキリッとした92式が顔を真っ赤にしている
「指揮官、私から・・・行きます」真面目に伝える92式
ゆっくり近づき、唇が一瞬触れたあと、強く唇同士を重ねられる。大人な92式らしい落ち着いたキスだった。
続いてG36Cだが、
胸の前で手を組合せて、眼を瞑りながら顎と唇を突き出して待っていた。
これはいつぞや司令室でハグで誤魔化したアレの続きかよ・・・
プックリとした可愛らしく瑞々しく唇が照明で光っている。
ううっ。これは罠だ。危険すぎる。と心が警鐘を鳴らすがせざるを得ない。
ゆっくりと近づいて軽く抱き寄せ唇を重ねる。
早めに終わろうとした時、腕を頭の後ろに回されて強く固定された。
たっぷり1分ほど続く長いキスとなってしまった。
「最後は私かな?私もキスがいいな」
そう言って、G36Cと同じように待ちの姿勢を取る。
やばそうなので、ほっぺにチュっと軽くキスするに留めた。
「指揮官の意地悪!」ほっぺを膨らませて怒るサブリナだが、
どこにキスするか指定されて無いもんねーだ。と言ってやった。
ざまあみろ!
・・
・・・
・・・・
よし終わりだな。帰るぞ。と言ったがサブリナに止められる。
「まだだよ指揮官、マジックが終わってないよ」
「みなさん、負けた人形にマジック落書きがありますがどうしますか?」
サブリナに問われるもの、みな困惑している様子。
どうも皆仲間であり互いに遠慮しているのかやる気は無さそうである。
「じゃあ、失格で最下位の指揮官にみんなでやるのはどうですか?」
おい!まて!そんな話は聞いてないと言おうと思ったが、
「「指揮官にならやりまーす」」満場一致で決まってしまった。
冗談じゃ無いと逃げようとするが素早くサブリナに拘束され、後手に壇上の家具に固定されてしまった。
『おい、やめてくれ〜』と言うが誰も止まらない。顔をヌリヌリされ始める。
途中で誰かが耳を塗り始め、くすぐったくて思わずビクッと震えてしまった。
したら誰かが、「あー、指揮官耳が弱いんだ〜」と言いやがった。
それが人形達の嗜虐心を刺激したらしく、皆の顔が妖艶に変わった気がした。
そんな時、ウェルロッドが「はい、みなさんどいてください」と人形たちを離す。
ぶーぶー声が上がるが助かった。ウェルロッドサンキューと呟くが、ウェルロッドの顔が拷問の時と同じになっているのに気づいて絶望感が溢れる。
「指揮官、塗る面積が少なすぎます」と言い、制服とシャツのボタンを外し上半身を裸にされた。
後手で手錠をかけられているのでシャツ達は手首のところに絡まっているがもはや役に立つものでは無くなっていた。
「ウェルロッド、グッジョブ」と声が飛び人形達がナイルに群がる。
脇の下、臍、乳首と弱いところを集中的に弄られる。
『お前ら、油性ペンは・・・くすぐるための道具じゃねえ』と言うが止まらない。
『やめっ、あっ、あははは、あっ・・・』
『アッーーーーー』
ひたすらくすぐり続けられるナイルだった
・・
・・・
・・・・
『あひゃ・・あは・・・あはは・・・』
手錠をかけられたまま地面に座り込み白目をむいてプルプル震えているナイルの上半身は油性ペンで地肌が消えるほどカラフルに塗られていた。
ウィークポイントをひたすら責められ、完全に逝ってしまっていた。失禁しなかっただけでも頑張ったと思う。
そんな斃れた指揮官の横にサブリナがしゃがみ、最後の挨拶をする。
「TVをご視聴のみなさん楽しかったですか?」
「これが私たちR-15基地のパーティーです。ぜひ皆様の参加をお待ちしております!」
「ではまた次の機会に会いましょう!チャオ〜!」
楽しい楽しいパーティーは無事に幕を下ろしたのだった
このイカサマサイコロは、16Labの有能な研究者が暇潰しもとい研究で作ったものでした。
ASSTシステムの要素研究の一環で作られたものであり、どの人形とも簡易的な烙印として登録可能なアイテムです。
烙印として登録すると、出目を自由に操る事が可能になります。
今回はそれぞれの人形がサイコロを振るときに自由な目を出せる状況となっていました。
人間の指揮官のナイルさんには判別できないので致し方なかったでしょうね。
こんなものを持ち出したサブリナが悪い子なのです(笑)