中年指揮官と零細基地の日常   作:へなころ

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うーん、話を先に進めんとね。
と言うわけで、頑張ってみます。

てか、ゲームの捕獲作戦、ムズイよ〜(泣)
早くもエクスキューショナーは断念しました。合掌。
ハンターはすぐに一回出たが、あっさり取り逃し。
マンティコアは一回でXLゲットでした。が、ハンター取らせてよぉ(泣)


62.それぞれの想い

所はR-13前線基地。我らが上司のローズマリー上級指揮官の根城だ。

R-13基地は城下町までできているので、基地機能だけでなく行政機能も有している。

税も徴収できるので、ここからは雪だるま式に街が大きくなっていくのだろう。

指揮官としても楽しいのだろうな〜。

 

ローズマリー上級指揮官は二十歳そこそこの麗しの女子である。

ちなみに外見はロリ体型であり、知らぬものが見ると中学生にしか見えない。俺はこれとシノの嘘のコンボで存在しない妹と間違えてどえらい目に遭った。これは事前にリサーチしなかった俺の責任だとウェルロッドに大分責められたけど酷いと思わない?俺のせいかこれ?

しかし、この娘がまた凶悪でね。追い込み方がドギツイ上にドSですから。40過ぎのオッサンが娘くらいの娘にベッコベコにされてる姿はとても人に見せられませんよ。ほんと。

 

まあそんなR-13基地に合同パーティーの幹事の打ち合わせに来ているわけだ。打ち合わせの横で俺は正座して反省しているんだけどね。(泣)

なんでかって?前回のR-14前線基地での打ち合わせ時に、サブリナがジャスティン指揮官に喧嘩を売った代償ですよ。

ジャスティンの野郎、謝ったのにローズマリーに告げ口しやがったんすよ。

流石に人形のサブリナが勝手にやったとは言えないので、指揮官の俺の愚痴を聞いていてそれを指示と間違えた、という事にした。人形が勝手にとなると下手したら解体処分だからね。致し方なし。

 

と言うわけで、幹事の打ち合わせに同行して自主的に反省の正座をしているわけです。これで全部手打ち、と思えば軽いもんですよ。

なんて考えていたら、ローズマリー上級指揮官が来て絡んでくる。

 

「お前は自分から反省するタマではなかろう?」

「何を考えている?素直に吐け」

そう言って嗜虐的な笑顔で見下ろすと、俺の痺れかけた太腿をブーツでグリグリと踏んでくる。

 

『あいたたたた!勘弁してください。何もありませんよ』

まさかサブリナを庇ってなど言えるわけない。本当に反省しているフリで誤魔化す。

 

「フフッ。まあ良かろう。反省を繰り返し早く真人間になるんだな」

散々踏みつけていたブーツを俺の足から下ろしながら言うが、父親世代のオッサンにやる事じゃないでしょ。ドSにも程がある。

 

打ち合わせしているウェルロッドがこちらをチラチラ見てくるが、大丈夫だよ。任せとけ。

まあ、ウェルロッドはナイルが正座から立ち上がりローズマリー上級指揮官へ抱きつかないか心配していたのであって、ナイルの事は毛ほどにも心配してはいなかったわけだが。

 

R-14基地幹事の97式はナイルの事を興味深く見ていた。

97式は目つきは若干キツめだが、黒髪ツインテールの可愛い人形だ。ランクの高い人形だがそれを鼻にかけず明るくとっつきやすい性格ではあるようだ。サブリナともすぐに仲良しになったと聞いている。

97式が興味深く見ていた理由は、指揮官が正座をして反省し上司にいびられているなんて考えられない姿だから。と言っても97式はジャスティン指揮官しか見た事はないのだが。

これも指揮官というならば・・・人間というものはなんて面白いんだろうか。

(ジャスティン指揮官も・・・こんなふうだったら面白いのに・・・なんてね)

ふと湧いた気持ちを即否定する97式。でも何か変わるんじゃないかという気がしていた。

 

・・・・・・

 

幹事の打ち合わせと言うと、何やら停滞しているようだった。

「うーん、サブリナちゃん、なにか良い余興無いかな?」

そう聞いてくるのは97式である。このような幹事は初めてで慣れぬことからサブリナの意見を聞いている。

頭に手を当てて、参ったと言った顔つきだ。

 

「うーん、うちの基地ではピザの大食い大会だったんだけど、今回は内容的に違う感じだよね」

「何かみんなで勝負とか出来る様にしたら楽しいよね」

サブリナはほっぺに手を当てて考えている。

流石に戦術人形なだけあって、勝負にこだわりたいようだった。

 

『横から悪いが、この前のうちの歓迎会と同じように、手料理大会にしたらどうかね』

悩んでるみたいだったから横槍を入れてみる。まあ、決定権は幹事達だからな。ただの提案だ。

 

「!」

「指揮官、その案いいね!」

頭の上に、ピコンとビックリマークが立ったようだ。

 

「各基地から何人か出てもらって作ってもらって〜、食べ比べとか指揮官達の早食いとかかな」

97式も乗っている。

 

「うん!いろいろ出来るね。それで行こっか」

サブリナ達は手料理大会に決めたようだ。準備とかはこれから詰めていくみたいだ。

 

・・・・・・

(くくくっ。バカが。まんまと俺の作戦に乗りやがったわ)

横で正座中のナイルが顔に出さずに心の中でほくそ笑む。

手料理大会?言葉ほど生ぬるいもので済むと思ったら大間違いやぞ。

あのG36Cを送り出してジャスティンかローズマリーに食わせちゃるわ。

カタに嵌める手立ては考えないといけないが、幹事のサブリナを騙して、もとい言いくるめて確定で食わせる仕組みを作ればいいだけだ。

ジャスティンもローズマリーもいつも俺がやられる気持ちが分かるだろう。

くくくっ。ざまあみろ!

 

・・・・・・

そんなナイルをウェルロッドが眉を顰めてジッと睨む。

(指揮官?またよからぬ事を考えているわね・・・。私が止めないと・・・)

これ以上はお目付役としての評価が回復不可能にまで下落してしまう。

そう、私の使命はナイルの手綱を握る事。好き勝手にやらせるわけにはいかないのだ。

 

・・・・・・

(ふふふっ。手料理大会楽しみだね♪)

(指揮官が食べ過ぎたり不味い料理食べたり、苦しんでいるところを介抱してあげれば指揮官は大喜びだよね〜♪)

(やっぱり指揮官にはサブリナが必要なんだよ。ね!指揮官〜!)

サブリナはとびっきりの笑顔をナイルにむけてウインクしながら手を振る。

ナイルから笑顔が帰ってくるのを見て、自分の考えに確信を得ていた。

 

・・・・・・

(サブリナちゃんと幹事をやって開くパーティー、楽しみだなぁ)

(ジャスティン指揮官もきっと何か変わるはず!そうすればR-14基地もきっと楽しくなるだろう!)

(このパーティーは全力を持って成功させよう!)

97式は強く拳を握り、心を決めるのだった。

 

・・・・・・

 

各々の思いが交錯するパーティーが間も無く開催されようとしていた。

タダでは済まない、マトモには終わらない。いつも以上に地獄の様相のパーティーになるのだろう。

今の打ち合わせは、まさに嵐の前の静けさにすぎなかった。




さあ、ナイルさんの策略が実るのか?
はたまた、サブリナの罠にまた嵌るのか?
ジャスティンはどうなる?
ローズマリーはブチ切れる?

まだ練り途中です。(泣)
頑張ります。(泣)
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