中年指揮官と零細基地の日常   作:へなころ

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ミノぉ〜。どうしてお前はミノなんだよ・・・
前回倒せたのに今回また嵌ってます。おかしいな。
シノを手動にしてタゲリセもしてるんだけどなぁ。

あ、そうそう。やっとこさハンターゲットっすよ
残り50位で二回目でゲットできた。よかったよ〜。
二連敗は回避できました。



64.嵐の前の静けさ

R-13基地に到着して、すぐにローズマリー上級指揮官に挨拶をしとく。

正直、パーティやるのに関係ないからどうでもいいと思うが、世間一般では駄目らしい。

ローズマリーもそういう礼儀にはうるさいから後々面倒なことになるので、嫌々でもやっとく。

と言っても、今日は客が多いので「あ〜はいはい」と適当にあしらわれてしまったのだが。

 

時間を持て余し気味だったので、基地内を勝手に見学して回ろうとしたら、「お前はトラブルを起こすからダメ」だと!

人のことなんだぞ思ってんだっつーの!(怒)

まあしょうがない。うちの人形達は先に会場へ行っているから俺も合流するかね。

 

R-13基地は大きな基地なので多くの戦術人形とすれ違う。すれ違う度に丁寧に挨拶される。うちの基地の人形達に爪の垢を飲ませてやりたい。

流石ローズマリー上級指揮官だ。教育がしっかりしてやがる。こういうとこ見せられると説教されたときぐうの音も出なくなるよな。

なんて思いながら会場の前までくると、嫌な連中が目に入る。そう、本社広報部とGKTV-4の連中だ。

 

(マジか。うちの基地でパーティやる時は呼ぶとは言ったが、こっちにも出張ってきたのかよ)

人の不幸を楽しむ連中だから追い返した方が絶対にいいと思うのだが、ね。

まあ、自分の管轄する範囲外だからどうにかなるわけでもないので無言で通り過ぎるが、気づいたスタッフから声をかけられる。

 

「あっ!ルース指揮官!お疲れ様です。今日もいい絵をお願いしますよ!」

だってさ。いい絵ってなんだよ。俺にとってよくない絵だろそれ!まったく!

『ああ、残念だが今日は俺のいい絵はないと思うぞ。本当に残念だがね」と返しておく。

バカが。もう下ごしらえは完了済みなのだよ。と心の中でほくそ笑み会場へと入っていった。

 

・・・・・

会場はまるでホテルの披露宴会場の様な部屋であった。

まあ、うちの基地は15人くらいだが、R-13もR-14も30人をゆうに超える人数である。参加者全員で100名を超える規模だ。立食パーティではあるが言うなれば大きめの披露宴の様な感じか。

奥にはグランドピアノが置かれて、家事ロボが演奏を行なっている。

 

(ほえ〜。うちのパーティとはまた違った感じだな)

まあ、しっかりしたパーティである。生中継されることから上級指揮官としての威厳を保つ必要もあるのだろう。御苦労なこった。

 

「ナイル指揮官!」

会場に感心していたら突然呼ばれたので振り返る。

そこには残念美人コンビが居た。ヘリアンにペルシカである。

『どうもお久しぶり、ではないですね。この前の入院以来ですからね』

「撃たれた肩の調子もよさそうだね」

『ええ。お陰様で。立派な改造人間にしていただきありがとうございました!』

「そうかそうか、喜んでくれているようでなによりだよ」

おもいっきり嫌味を言ってやったがさらりとかわしやがった。ペルシカに嫌味の効果は薄いようだ。苦い顔で見ていると気付いたようで、

「キミのお陰でエネルギー兵器に対する治療方法も確立しそうだよ。助かっているんだよ」

まったく。お礼を言うなら金をくれ!だよ。まったくだ!

 

「それはそうと、キミは相変わらずらしいね」

ペルシカが笑いながら話しかけてくるが、何の話かさっぱりわからん。

『何の話ですかね?』

 

「ん?知らないのか?」

「病院生活が気に入らないから、重装部隊を騙して病院を爆破しようとした。と人形たちの間で話題になっているよ」とにやけながらペルシカが伝えてくる。

 

『は?はぁ~??』

『どこで?誰がウワサしてやがるんですか!??』

「人形たちのネット掲示板で。だよ」

そう言ってPDAの掲示板をナイルに見せる。

 

え?てか、フェイクニュースもだが、うちの基地の話題が多すぎやろ。なんじゃこりゃ。

内容も過激だし無茶苦茶過ぎる。

なになに?「R-15基地の副官観察日記」だと?見てみるとG36Cの指揮官への数々のハラスメントの記録が書かれている。

うん。これはウソじゃねーわ。って誰が書いてんだコラ!

 

「これは人形たちしか見れない掲示板だからね。今日は特別だよ。」とペルシカ。

ペルシカは人形屋の技術者だから、書き込みは不可だが覗き見は許可されているらしい。

 

「話題に上るってことは、それだけ好かれて関心があるってことさ」

喜べと言わんばかりだが、冗談じゃない。見世物じゃねーんだよ。まったく。

 

『はぁ、分かりましたし諦めますよ・・・』

ガックリ返事をするが、キミも処世術が身に付いてきたのかな?なんてからかって来る辺り腹が立つわな。くそ。

 

 

そんな感じで話をしていたら、パーティーが始まるようだった。

 

・・・・・・

GKTV-4の画面にサブリナの顔のドアップが映し出される。その後97式のドアップへと変わる。

開会の挨拶をしているのだが、そのドアップ演出はなんなんだよ。気に入っているのか?

テレビ見てる人たちは突然そんなの流されたらビックリしてお茶吹くぞ。

 

まあそんな感じでスタートしたわけだが、うちの人形たちには他基地の人形や指揮官とのコミュニケーションを深めろ。と伝えている。

ゆっくり話が出来るのはこんな機会しかないからな。いざ合同で戦闘となるときなんて、大概最悪の場面だからな。そんなときにお互い知っているか知らないかでは大違いだから。

 

と、言うのは半分建前で、俺へのハラスメントを減らす目的が本音ですよ。

人形たちからのハラスメントを回避する。ジャスティンのバカ野郎を地獄へ落とす。これが今回のミッションっすよ。

ここまでは順調順調。

(あ、ジャスティンのやつ、うちの中華人形に白酒一気飲み強要されちょる。かわいそうに・・・・)

 

スタートからはナイルの作戦が順調に推移している様だ。

歓談がスタートしても指示通り他の基地の人形と楽しんでいる。

G36Cやウェルロッドも歓談に参加している様でナイルの側に寄ってこない。

(なんだよなんだよ。いつも黙っても寄ってくるのに、放置されるとこれはこれで寂しいな)

 

一人ショボンとしているナイルを見て、ヘリアンとペルシカはニヤついている。

まだパーティもスタートしたばかり、この後何がどうなるのか。

まさに嵐の前の静けさとはこの事であろうが、ナイルはその事に気づいていなかった。

 




さて、次はいよいよの手料理大会ですね。
ナイルの作戦通りジャスティンが地獄に落とされるのか?
はたまた別の結末となるのか。乞うご期待か?
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