二百八十六頁目
ちくしょう
フローラのいうとおりだった
ばかなまねはめておけばよかった
いたい
すごくいたい
くすりをのんでもいたみがきえない
さいあくだ
へたにたてがてにはいってたせいでよけいなまねをしてしまった
しぬのか……こんなことで……ごめんよふろーら……ごめん……
『大丈夫、大丈夫、もう終わったからきっと大丈夫……大丈夫だから……』
二百八十七頁目
メディカルブリューを大量に飲んで更に傷が癒えやすくなるキノコやカスタム料理も食べた。
お陰で表面上の傷は消えているけど何かが変だ。
いやお腹に大穴が開いたショックが大きくて勘違いしているだけかもしれない。
体格のいい悪魔を仲間に出来るかもと欲に目がくらんだのがいけなかった。
盾を構えておけば安全だろうと発光生物が間違って噛みつかないように置いて手渡しするためロック君からも降りたのがまずかった。
まさか急にこっちへ拘束攻撃を切り替えて来て、しかもそのままお腹に何かを差し込まれるだなんて。
即死してもおかしくない程の激痛が走ったけど、長年の経験から反射的に攻撃するよう指示を出すことができた。
お陰で仲間の動物達が何とか止めを刺してくれて自由になれたが、大量出血して内臓も飛び出そうになっていて死ぬ寸前だった。
だけどやっぱり守護者とかとの戦いで痛みにも死にかけるのにも慣れていたお陰か、意識が朦朧としていても身体が自然と動いてメディカルブリューを飲むことができた。
相変わらずあの薬は効果てきめんで何とか重傷程度に戻ることが出来たので、そこからは拠点に転がり込みありったけの薬と治癒効果のあるものを摂取し続けた。
だからもう表面上は傷が癒えているのだけれど何か違和感が残っているような気がして仕方がないのだが、やっぱり大穴が開いたショックが残っているだけだろうか?
……あいつが刺してきた針と呼ぶのもおぞましい管が抜ける寸前に何かを流し込まれた気もしたけれど、あの時は感覚が殆ど消えていたはずだしそれもまた気のせいだと思いたい。
『取りあえず動けるようになったらここより安全な場所に移動しよう? 放射能エリアでしかもまたアイツが出てくるここだと落ち着くに落ち着けないでしょ?』
二百八十八頁目
フローラのアドバイスに従って、気持ちが落ち着くまで青いエリアに作った拠点まで戻ることにした。
その際に金属の盾はもう気持ち悪いので捨てておいたが、それでもまだ気分は晴れない。
だからというわけでもないが、青いエリアに作った拠点の近くが騒がしいのが気になって、ついつい小まめに駆除して回ってしまう。
ロック君でムカデやゴリラや蛇を倒して回り、またカニを始めとした水中にいる奴らもスピノに乗って駆除し続けた。
……自分でも過敏だと思うけど、多分悪魔からの怪我が痛すぎて野生動物自体が傍にいる事に恐れているのかもしれない。
そうしてどれほど倒して回ったか、気が付いたら周辺から野生動物は完全に一掃されていた。
ちょっとやりすぎたかもしれないが、まあ今更だけど素材も手に入ったから良しとしよう。
『気分が晴れたらベッドで横になって休むのもいいかもね』
今回名前が出た動物
リーパークイーン(体格のいい悪魔)
ロックドレイク(ロック君)
アースロプレウラ変種(ムカデ)
ギガントピテクス変種(ゴリラ)
ティタノボア(蛇)
カルキノス(カニ)
スピノサウルス変種