四百三十六頁目
散歩を終えて住居へと戻ってきた俺たちは、まだ名残惜しくてもう少しだけ遊ぼうと浅瀬へと乗り出した。
そして足で水を蹴ったり魚を追いかけたりするフローラを見守っていたが、気が付いたら水の掛け合いになっていた。
子供のように無邪気に遊ぶフローラに合わせて俺も無邪気に……と思ったのだが、水で張り付く衣服が妙に色っぽく見えてしまう。
しかもそこでフローラが足を滑らせて尻もちをついて全身がびしょぬれになり、手を伸ばした俺も同じ目に合わせようと引っ張ってきて……自然とその身体の上に覆いかぶさるような形になってしまう。
そんな体勢になったことでフローラもまたとあることを意識し始めたのか、顔を徐々に赤く染めながら一言……ここじゃヤダというのだった。
そう言いながらも俺の首に腕を回すフローラを、気が付いたら抱き上げていて……とにかく濡れた身体を温めようと口にしてお風呂場へと向かうのだった。
四百三十七頁目
今日という日を、俺は一生忘れないだろう……愛してるよフローラ。
四百三十八頁目。
とんでもない夢を見て跳び起きた俺たちは、お互いの姿を確認して……昨夜の行為を思い出し思わず赤面して俯いてしまう。
だけど顔は自然と緩んできてしまい、フローラもまた痛みに顔をしかめつつもその口元は緩み切っていた。
そんなフローラが愛おしくて反射的に抱き寄せようとしたが、彼女は俺の腕をさっと避けると朝食を用意すると言ってベッドから起き上がってしまう。
しかしやはり違和感でも感じているのか足取りが不自然で、慌ててフローラの身体を気遣い休んでいるように告げる。
代わりに俺が持ち込んでいた食材をフローラが用意してあったレシピ通りに調理して食卓に並べた。
そして彼女の元へと戻ると、毛布ごと彼女を抱きかかえて食卓まで連れて行ってあげるのだった。
ちなみに見てしまったとんでもない夢だが、どうも昨夜にフローラと交わした話がしたのが原因のようだ。
夢の中で俺達は何故か隕石というか流星群のようなものが遠くの方で降り注ぐのを確認した……かと思うと、ふいに怪しげな音楽が聞こえてきた。
そこへ目の前に一匹のドードーがやってきて、何となく生肉と皮が欲しかった俺は殴り掛かったところで……そいつはティラノサウルスのような巨体に変化したのだ。
しかもその口から炎を吐きながら迫ってきて、慌ててケツァ君に乗って逃げ出したところ、更にそいつは翼を生やして飛び上がり追いかけてきた。
余りの恐ろしさに必死になって山肌の拠点へと逃げ込み、そこに待機させていたティラノを含めた全ての生き物に攻撃を指示してようやく一息ついた……と思った次の瞬間には、全員が叩き潰されてしまっていたのだ。
そしてそいつ……ドードーがティラノみたいになったからティラノドードー……或いはドードーレックスとでもいうべき生き物は、圧倒的な力で岩や金属で作った壁すら叩き壊して俺たちの元へ迫り大口を広げて……そこで俺たちは飛び起きたのだ。
しかも後で話を聞くと、どうもフローラも殆ど同じ夢を見ていたようなのだ。
あの時は珍しいお化けでも仲間にしてやるから出て来いと思ったけれど……やっぱり、出てこないでくださいお願いします。
【今回名前が出た動物?】
ドードー?
ドードーレックス?
ドードーワイバーン?
ティラノサウルス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
アロサウルス×6(山肌の拠点に待機させていた生き物)
カルノタウルス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
メガロサウルス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
ダエオドン×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
アルゲンダビス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
トリケラトプス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
テリジノサウルス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物・高品質サドル)
ディプロドクス×1(山肌の拠点に待機させていた生き物)
イベントを話に絡めたかったけれど、本格的に混ぜるとこの通り全滅待った無しなのでこんな形になりましたが……この話自体後で訂正するかも。