ARK とある青年の日誌   作:車馬超

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第364話

七百六十一頁目

 

 前回の攻略で置いた防護柵のおかげで前とは比べ物にならないほどスムーズに進むことが出来ている。

 何せ敵の殆どは防護柵の外側に沸いており、内側にいる奴らはユウキィに元気づけられたメガちゃん及びレオ君の同種の群れの敵ではなかった。

 特に今回俺達が騎乗しているメガちゃんの活躍はすさまじいの一言だった……小さいからティラノと違って小回りも聞く上にその攻撃の勢いと言ったら、あっという間に敵を肉片に変えてしまうのだ。

 

 まさか夜中のメガちゃんがここまで頼りになるとは思わなかった。

 もっと早くに活躍の機会を上げればよかったような気もするが、だけどやっぱり夜中に活動するのは厳しすぎる。

 今後も恐らくはこの洞窟攻略専門役として運用することになるだろうが、この洞窟の難易度を考えれば十分すぎる活躍だろう。

 

 ともかく一度の戦闘で擦り傷程度しか負わないため、パロロ君二世で隠れている奴の場所を調べるだけですぐに移動することができる。

 おかげであっさりと例の場所までたどり着く……前に途中にある水たまりが水路のようになっている場所で足を止められてしまう。

 何故ならそこにまたしても赤いカプセルが光り輝いていたからだ。

 

 尤も防護柵の外側で結構な数の敵も湧いているから、回収するかは悩みどころだ。

 今後のオベリスクの試練を思えば……いやそれ以外でも人間及び動物に関する武具は少しでも高品質な物に変えておきたい。

 まして洞窟内にあるカプセルからは良いものが取れる傾向にある……また洞窟の難易度にも更に左右されると実際に回収して回っていたオウ・ホウさんとマァが言っていた。

 

 実際にこの洞窟のカプセルからは例の超巨大な肉食のサドルの設計図が手に入っているぐらいだ……運が良ければティラノはもとより、補助要員である豚やユウキィ君などの高品質なサドルも手に入るかもしれない。

 そう考えると多少リスクを負ってでも回収したいところだが、結局は後回しにすることにした。

 当面の目的はこの洞窟の攻略なのだから、途中で別の物に目移りするのは余り良くない。

 

 それに今回だって攻略しきれない可能性はあるし、アーティファクトを回収した後であっても、どちらにしても地上に戻る際にはここを通るのだ。

 その時に物資や戦力に余裕があれば回収を試みよう……そういう話になったのだ。

 それこそロケットランチャーの弾が余っていたら、また高台などからぶっ放して敵を一掃してやってもいいのだから。




【今回名前が出た動物】

ユウティラヌス(ユウキィ)
メガロサウルス(メガちゃん)
ティラコレオ(レオ君の同種)
パラサウロロフス(パロロ君二世)
ギガノトサウルス(超巨大な肉食)
ティラノサウルス
ダエオドン(豚)
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