ARK とある青年の日誌   作:車馬超

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第388話

七百九十六頁目

 

 メガちゃんを仲間にした洞窟と火山の傍にある洞窟はどちらも特に厄介なギミックなどは存在しないため、道にさえ迷わなければ何も問題なくアーティファクトまで到達できた。

 もちろん敵は倒さなければ話にならないが、これらの洞窟にいる敵は常識の範疇なので油断さえしなければ負ける余地はない。

 また前に作ってあったトレーニング用のダミー人形の強度を利用して、武器の厳選も行っているので尚更だ。

 

 連射速度も含めてそれぞれの破壊力を確認した所、遠距離の相手にはアサルトライフルで近距離の相手にはポンプアクション式のショットガンが最も有効であると判明している。

 アサルトライフルは既に設計図を持っているし、ポンプアクション式のショットガンに関しても一点ものだが高品質の現物が手に入っている。

 これを使い分けることで普通の敵ならばもはや問題なく倒せるようにまで俺は成長していた……それこそティラノですらグラップリングフックとパラシュートを冷静に使うことで距離を保ったまま倒し切れるほどだ。

 

 まあギガノトだけは野生個体が滅多に現れないことと危険すぎるから戦ってはいないけれど、もっと危険なドラゴンに挑むのだからいずれは倒せるようになっておきたいものだ。

 ただそれまでには防具の方も高品質の物で固められるようになっておきたい……特に熱地帯で便利なギリーと純粋に硬い金属の防具に関しては一式で揃えておくべきだろう。

 ちなみにマァが島中を巡り、また俺が洞窟内にあるカプセルを回収し続けた結果、ライフルの設計図が手に入っている。

 

 これで作成した高品質のライフルに電撃麻酔弾を組み合わせることで、もう殆どの生き物を簡単に昏倒させられるようになった。

 尤も今更新たに欲しい生き物など殆どいないのだが……逆にもしもオベリスクの向こうにいる生き物たちに聞くようならば眠らせたところをロケットランチャーで打ち抜く睡眠爆殺めいた真似をしてやりたいところだが、まあ特殊個体ですら眠らないのだから無理に決まっている。

 

七百九十七頁目

 

 緑のオベリスクが見えるところにあるカエルを置き去りにした洞窟へ潜り、今回は水中を泳ぎながらの攻略を試みて見た。

 この後で海中にある洞窟を攻略しなければならないのでその為の訓練代わりだったのだが、水中だと使える武器が限られている上に弾速なども変わって中々難儀だった。

 それでも練習を続けるうちに水中でも、また陸上から海中めがけて放ってもしっかり狙い通りに当てられるようになってきた。

 

 この調子ならもし赤いオベリスクの試練を越えた後に海中の試練などが現れても、それなりにやっていけそうだ。

 ……尤も海中の試練とやらがあったとしても生き物を連れ込めるのならばサメ軍団を連れ込んでやればあっという間に退治できそうな……いやこの島のことだからクラゲとデンギウナギを配下として呼んでくるぐらいの鬼畜めいた真似はしてきそうだ。

 まあただの仮定でしかないのだけれど、もしそうなったとしても絶対に俺は諦めない……やり抜いて見せるとも。




【今回名前が出た動物】

メガロサウルス(メガちゃん)
ティラノサウルス
ギガノトサウルス
ベールゼブフォ(カエル)
メガロドン(サメ軍団)
クニダリア(クラゲ)
デンキウナギ
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