ARK とある青年の日誌   作:車馬超

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【訂正】
赤いオベリスクの装置に空いている窪みを三つと描写しましたが、本当は四つでしたっ!! 申し訳ありませんが訂正しましたっ!!


第48話

百五十八頁目

 

 せっかく洞窟を見つけたが、幾ら何でも寒さ対策もできていない上にテラ君しかいない状態であんな危険な場所に乗り込むわけにはいかない。

 だから俺は地図にこの場所を明記してから立ち去ることにした……前のトラウマを思い出しそうだからさっさと逃げ出したというべきかもしれない。

 とにかく後ろにまっすぐ戻り火山を飛び越え、一休みしながら最後の目標地点である緑のオベリスクを目指す。

 

 ちゃんと山肌に沿って高度を落としながら、周りの生き物に注意しつつ進んで……草原地帯に岩が隆起している場所が目に飛び込んできた。

 おまけにその岩にはそこそこ大きな割れ目があり、どこまでも奥に進んでいけそうで……要するにまたしても洞窟を見つけてしまった。

 洞窟から逃げた先でまたしても洞窟を見つけるとは……勘弁してほしい。

 

 ……しかしいったいこの島にはいくつ洞窟があるのだろうか?

 赤いオベリスクに空いていた穴は四つ……残る二つのオベリスクも同じだとしたら……あんな危険な場所が十カ所以上あるなど考えたくもない。

 

百五十九頁目

 

 またしても洞窟から逃げるように飛び去った俺は、何やら疲れてしまい一旦あの固く太い木の生えている場所の山肌に作った拠点へと戻ることにした。

 すると採取したはずの金属と水晶が復活している……まあこの島の環境再生の速さを今更突っ込んでも仕方がないので気にせず再度回収しようと久しぶりにパロロ君に乗りテリ君と共に頂上へと向かう。

 すると例の巨大怪鳥が何かの死肉を貪っているのが見えた。

 

 ここにも生息してたことに驚きながらも、その隙だらけの状態を見逃す手は無かった。

 早速麻酔矢を放つと、すぐにこちらへ敵対し襲ってきた。

 その攻撃をテリ君に防いでもらいながらひたすら麻酔矢を打っていると、ついに攻撃を止めて逃げ出し始めた。

 

 しかし空を飛べるだけあって、そいつはどんどん高度を上げて行ってしまう……想像できたはずなのに、全く想定していなかった。

 それでも何とか下から目測で数発撃つと、そのうちの一発が良い所に当たったようで滑空するように地面に落下して動かなくなる。

 後は餌を与えるだけだとワクワクしながら近づこうとして……ちょうどその落下地点に旅に出る前にすれ違ったティラノに似た肉食の群れの姿が……。

 

 俺はあいつらに食べさせるために眠らせたわけじゃないのに……腹立たしいからテリ君で一掃……三対一は無謀だからあきらめてあいつらが食事している間に逃げることにした。

 はぁ……麻酔矢を無駄に使っただけか……何か地味にショックだ。




【今回名前が出た動物】

プテラノドン(テラ君)
パラサウロロフス(パロロ君)
テリジノサウルス(テリ君)
アルゲンタヴィス(巨大怪鳥)
アロサウルス(ティラノに似た肉食の群れ)

【今回発見した洞窟】

CentralCave(賢者の洞窟)
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