五百頁目
キャシーが入り口の板を崩してくれたおかげでこの洞窟にもコレオちゃんの同種を連れ込めそうである。
もしもこれが人間だけで入る羽目になったら、またかつてのように中で動物の飼育をする羽目になって攻略に時間が掛かった事だろう。
しかしこの調子なら本当に高品質サドルを装備したコレオちゃんの同種を揃えれば一気に攻略できてしまいそうだ。
尤もコレオちゃんの同種はオベリスクの奥にいる化け物を攻略する際には連れ込めないため、その時にはまた他の戦力を揃える必要が出てくるだろうからこのARK自体の攻略にはまだ時間が掛かりそうではある。
まあそれはそれとしてとにかく今はやはりコレオちゃんの高品質サドルを作るための設計図……はもう持っているので、必要となる素材の確保が重要になりそうだ。
そのためにも工業炉の完成を急ぎたいところだが……今回の外周部の砂漠の探索が人多り終わったら、そのまま素材確保の動物狩りに移るのもありかな?
五百一頁目
この場所にも印をつけたところで探索の続きをするべく再び空へと飛びあがる俺達。
ほんの少し名残惜しい気もするが、広大な外周部の砂漠を調べつくすためにも余り一か所に留まってはいられない。
……まあ最後の洞窟を見つけてしまった今、もう場所的には新しい発見があるとは思えない。
それでも予想もつかない何かがあるかもしれないし見つけていない日記も多い。
また貴重な素材や動物が密集している地帯が見つかる可能性もあるわけだし、そういった見逃しを作らないためにも端から端までマップは完成させておいた方が良いだろう。
そうして改めてこの廃墟も隅から隅まで調べておこうとあちこち見て回ると、洞窟があった建物を通り過ぎた先で日記を見つけることができた。
どうやらこれはヘレナ氏の日記のようで早速ソフィアとハンスさんが食い入るように内容を確認していた。
しかし書かれていたのはミッキーの同種を仲間にしたということだけであり特に有益な情報はなかった。
五百二頁目
この場所を探し終えたところで次はもう一つ見つけて会った遺跡を目指すことにした。
しかしまっすぐ向かうのではなく、このまま外周部の砂漠をぐるりと回って向かうことにする。
赤いオベリスクを右手に見ながら南下していくと、目についたのはほんの僅かに木々が茂っているオアシスのような場所であった。
果たしてその中心には水源と思わしき水が湧き出しているではないか。
もしも水がない状態ならば安息地となりえそうであるが、しっかりと水分が補給できるサボテンスープを所持している俺達には無縁な場所だ
まして近くにはサソリやハゲワシが居るのを見ればわざわざ着地する必要は……なんて思ったところでソフィアがある一点を指し示す。
そちらを見れば草木や石に紛れるようにして放置されている日記の入れ物が……住居の跡地ではなくオアシスにポツンと落ちているだなんて一体誰の日記なのだろうか?
今回名前が出た動物
ティラコレオ(コレオちゃんの同種)
トビネズミ(ミッキーの同種)
プルモノスコルピウス(サソリ)
ハゲワシ
今回登場した日記
ヘレナの記録(#10)