八百四頁目
一通り屋内作業を終えたところで最後にオベリスクの守護者へ挑む準備に差し掛かる。
まず俺が使う武器だがこれに関しては前の島から持ち出せて最近になって修理もできた至高のポンプアクション式ショットガンとその弾薬を持ち込むつもりだ。
後は前の島に居たドラゴンの様に空を飛べる相手だった場合に備えて遠距離にも攻撃できる重火器を予備として用意しておけばいい。
出来ればアサルトライフルが取り回しの関係もあって便利なのだが、ここではまだ高品質の設計図を見つけられていないため威力が心許ない原始的なものしか作れない。
それならば同じ原始的であっても高威力が約束されているロケットランチャーを持ち込んだ方が良い様な気がする。
下手に相手がちょこまか動いていたとしても自動で追いかけてくれるホーミングミサイルを弾薬として使えば問題ないだろうし、或いはゴーレムのように爆発物の方がダメージの通りが良い頑丈な相手であった時も安心できる。
……しかしここのオベリスクの守護者はやっぱり各所で散々臭わされているあの異形の生き物なのだろうか?
ライオンの顔に背中から翼が生えていて尻尾はサソリな見た目をしていたが、それら全てが正常に作用するならば飛行しつつ麻酔効果のある攻撃を仕掛けてくるかもしれない。
いや麻酔効果ではなくとも毒を巻いてくる可能性は零ではないしオベリスクで転移することを考えれば環境もまた一変するかもしれないことを思えばガスマスクも用意しておいた方が良いかもしれない。
まあガスマスクの制作には黒真珠が必要になるがちょうどハンスさん達が集めてくれているしちょっとだけ分けて貰うとして、後は気温が反転していた時に備えて前の島から同じく持ち込めた毛皮一式も修理して荷物に入れておくとしよう。
……ここまで準備しておいてオベリスクの守護者が別の生き物だったらお笑いだ。
それこそこの砂漠で他に存在する幻想生物のゴーレムだったりサンドワームだったりワイバーンだったり、或いは火の鳥の超巨大版である可能性も十分にある。
尤も準備しておくに越したことはないから無駄な労力とは思わないし、むしろ違った場合もまた想定してこっちの準備もしておくべきだろう。
後はできるのならばこの砂漠用装備の高品質番もどうにかして手に入れておきたいところだ。
転移した先の気温が変わらない場合は熱対策のこの装備を変えるわけにはいかないが防御力という面で見ると金属の鎧に劣るこれはいささか頼りない。
なので頑丈な高品質のもので固めておきたいところだが、これもまた設計図が殆ど集まっていない。
……流石に命に直接かかわる問題だから無視もできないし、何ならしばらくは救助物資のカプセル巡りに専念した方が良いのかもしれないな。
今回名前が出た動物
●●●●●●(オベリスクの守護者)
ロックエレメンタル(ゴーレム)
デスワーム(サンドワーム)
ファイアワイバーン(ワイバーン)
ライトニングワイバーン(ワイバーン)
ポイズンワイバーン(ワイバーン)