百八十一頁目
オベリスクまではほぼまっすぐ進めばすぐにたどり着けそうであった。
ただ途中の道が橋のようになっていて、広さもあるけれど左右の端から落ちたら下の方へ真っ逆さまだ。
尤もかなりの高さこそあれど地面は見えているし、上に戻るための斜面も見えている。
おまけに右と左、両方の遠くないところにカプセルの光も見えていて……これは設計図集めにもちょうどいい場所かもしれない。
そう思いながらまずは橋から落ちないよう注意して渡り切り、すぐ目の前に広がったオベリスクを調べに掛かる。
地下への出入り口から見た通り、やはり別の建築物で支えられていて、それはそのまま地面の下まで繋がっているようであった。
……この近くには未来人の拠点後のようなものがあったことを考えると、これをやったのはやはりここへ来た未来人なのだろうか?
オベリスクを支えているようにも見えるけど逆にオベリスクを利用するために接続されているようにも見える。
最初に目覚めたところにあった巨大なリングの装置と言い、知識不足もあって未来人が何を考えているのか全く理解ができない。
だけどもしも全部が繋がっているとしたらどうだろうか?
例えばこのオベリスクのエネルギーを利用してあの強大なリングを起動させようとしていたとかは……考え過ぎだろうか?
『それはともかく、やっぱりこっちのオベリスクも守護者のホログラムも反応しないしアーティファクトの穴も……これどうなってるんだろうね?』
百八十二頁目
腐ってもオベリスクがちゃんと起動はしているというのに守護者に挑むことが出来なそうな事態に混乱しそうになる。
……いやこの地表エリアまでアーティファクトと守護者戦のために動物を揃えるのは勘弁してほしいとは思っていたけれど、まさかそれ以前の問題だったとは。
流石にオベリスクで守護者に挑めない事は考えてもいなかったのでこのARKをどう攻略していいか不安で仕方なくなってくる。
やはりこれまでの経験のお陰で、島の火山の中にあったみたいな扉がどこかに隠れていて、そこに守護者ではなくアーティファクトを収めることで起動して……みたいな可能性に思い至り、少しだけ落ち着くことが出来た。
ただそうなるとアーティファクトを収める場所も別に探す必要が出てくるわけで……あの時みたいな扉ならいいけれどそうでないならノーヒントなわけで、これもまた苦労しそうだ。
前にフローラが言っていたように別の地表エリアがあってそこにあるのか、それともあの放射能エリアに隠れているのか……気が進まないなぁ
『あの時みたいに扉だとしたらいろんな動物を連れ込めるスペースぐらいありそうだから地表に隠れてそうだけども……』