二百六頁目
三葉虫から回収した黒真珠を使い、遂にガスマスクの制作に成功した。
これでもう胞子など襲るるに足ら……なんでどうしておかしいよあたまがへんになるぅぅぅぅ
『キノコキノコぉおおおおお!!』
二百七頁目
胞子大っ嫌い!!
全部燃やしてやりたい!
砂漠から火炎放射器持ってくればよかった!
環境破壊くそくらえだ!
『落ち着いて!もう大丈夫だから!』
二百八頁目
まさかガスマスクが胞子に全く役に立たないとは思わなかった。
冷静に考えればガスじゃないからあり得なくもなかったのだが、思わずガスマスクを地面にたたきつけてしまった。
結局はキノコを食べて一時的に耐性を付けて通り過ぎるしかないらしい。
三度トラウマが刻まれてしまったが、ここで足を止めたら胞子を浴びた意味がない。
前に作った階段を高品質サドルを装備したメガちゃん軍団と共に登っていく。
今回はサドルに比べてさらにメガちゃん軍団の数も増えている。
流石にこれなら特殊個体のあくまでも勝てるだろうと思うけど、更に念のため盾代わりにする建材も用意してきた。
もしも負けた際に追いかけてこられても困るから、これを防波堤にするつもりだ。
『多分大丈夫だと思うけど本当に気を付けてよ?』
二百九頁目
思った通り出てきた特殊個体、恐らくは前に手も足も出ず逃げ出し相手だろう。
いや新しい個体だったとしても見分けは付かないのだが、とにかく今回は事前に覚悟が出来ている。
だから全身が飛び出す前の時点で囲って早速全方位から攻撃を開始する。
やはり光を浴びているとはっきりと傷がついていき、また高品質サドルのお陰でこちらの受けるダメージはかなり抑えられていた。
ただ身体が大きすぎるせいで向こうの回転攻撃で殆どの個体が巻き込まれてかなり吹き飛ばされるのが面倒だった。
そのせいで通常個体も反応してきて、そっちも駆除しながら戦う羽目になる。
だけどやっぱり高品質サドルで固めたメガちゃん達は強く、時間こそ掛かったけど特殊個体の悪魔も倒せてしまった。
尤も高品質サドルありでなおかなり傷だらけになってしまっているから、前の通常サドル装備時の固体しかいなかったときに戦ったら全滅していただろう。
『あの時は逃げておいてよかったねぇ……でもこれでカプセル回収し放題だよ!』
二百十頁目
特殊個体の悪魔さえいなければもはや地上はそこまで危険ではない。
もちろん油断こそできないが、高品質サドルを装備したメガちゃん達のお陰でカプセルを回収し放題だ。
空から降り注ぐタイプなのでどこに落ちてくるのかは把握しやすい。
だから出入り口付近で待機して落ちてきたら道中の敵を蹴散らして取りに行くことを繰り返す。
それをまた夜の長さが変わるまでずっと繰り返し続けた。
もちろん地上が燃え盛っているタイミングでガスボールを取りに行くのも忘れない。
その結果、遂に対放射能装備一式が作れるようになってしまった
しかも全部高品質品で揃えられそうであった。
グローブとブーツは現品で、残りの箇所は高品質の設計図が揃ったためだ。
高品質分だけガスボールの要求数は増えるけど、グローブとブーツに使う分を回せばギリギリ足りるはずだ。
他にも高品質のクロスボウと身体の細いワニの高品質サドルが手に入ったのもちょっと嬉しかった。
現在攻略している洞窟があの先も水辺と陸地を行ったり来たりする系だとしたら、どちらも役立つかもしれないからだ。
後は地味にありがたい高品質ライフルやもう少し早く欲しかったパララ君のプラットフォームサドルの設計図などもある。
使えない道具としてもキチン質の防具とかで解体する分には役立ちそうだし、何というかここのカプセルからは有意義なものばかりが取れる気がする。
それとも単に運が良かっただけだろうか?
『特殊個体の悪魔って言うハードルを乗り越えたんだもん!これぐらいご褒美あって当然だよ!』
今回名前が出た動物
三葉虫変種
メガロサウルス変種(メガちゃん軍団)
アルファ・サーフェス・リーパーキング(特殊個体の悪魔)
サーフェス・リーパーキング(通常個体)
バリオニクス(身体の細いワニ)
パラケラテリウム変種(パララ君)