西暦2005年ーーーーアインクラッド・第100層
「_________________________」
「________」
「______は・・・団____________」
「やっぱりだ・・・・」
「あのとき・・・いやそれだけじゃない、あたしが浮かれてなければ・・・・・・そうすれば・・・・お兄ちゃんは・・・キリトくんは・・・・みんなは・・・・・」
「リーファちゃん、過去のことをどうこう言っても仕方ないよ。今は・・・・目の前のことだけ考えるの。」
「・・・そうだよ、リーファ。僕だって・・・」
様々な光景が視界に現れ、消えていく。
そして、視界が暗転する。
またかーーーーー
いつもこの会話のところで、目の前が真っ暗になる。
・・・・彼の声がする。
「____ジオ・・____ユージオ!!___えは________のk_________ユージ___」
一体・・・・何度同じ夢を見ただろう
最後には必ず・・・・・・あの、彼の姿が・・・
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「・・・・・っ!」
この梅雨の時期に珍しく晴れた。
本当なら喜ぶところだろうが、もう真夏かと思わせるような強い日差しの中を全力疾走する彼女にとっては辛いだけだった・・・
「もう、なんでお兄ちゃんも起こしてくれないのよ・・・!」
額から汗をダラダラ垂らしながら、兄への愚痴をこぼす。
彼女ーーーーーリーファが昼寝から復帰したときには、すでに時刻は13時20分を過ぎていた。
約束の場所は、町外れにある誰も使わないような寂れた公園だ。
よってバス停なども近くになく自転車も持っていないため、この暑さの中の全力疾走。
「・・っ・・・・はあっ!もう・・・・限界・・・!」
もう視界も霞んできた。熱中症になるのではないかと思い始める。
公園まではあと500mほどだが、こんなバテバテの姿で行っても格好がつかないので一度日陰で休むことにする。
「あー・・・・・暑い・・・・」
都合よくベンチがあったので、座って休む。残念ながら飲み物は持っていない。
「・・・水・・・・」
このままでは本当に意識が飛ぶのではないかと思い始めたその時ーーー
道の向こうから、人が歩いてきた。真っ黒なシルエットの中で、彼の手元だけが赤く光る。
ーーーーこんな町外れに・・・・人・・・?
こんな暑さの中黒ずくめの、しかもロングコートに身を包んだその少年はーーーーー
黒と赤、二本の剣を持っていた。
そう、どこに納刀しているわけでもなく、その手に持っていたのだ。
しかし構えているわけではない。ただ両手に持って黙々と歩いている。
彼が近づいてくるにつれ、リーファは彼に対して妙な安心感を感じていた。
「お兄・・・・ちゃん・・・?」
彼が目の前を通過する。一度こちらを見たような気がするが、リーファはそれよりも彼の剣に釘付けだった。
眩しい光の中で、その赤い剣の輝きだけが異様なほど目立っていた。
ーーーーあの光・・・・まるで・・・・人の・・・・
朦朧とした意識の中で、美しい赤薔薇の輝きだけが最後まで視界に残っていたーーーー
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「みんな・・・遅いわね・・・」
アスナは腕時計で時刻を確認する。今は13時40分、約束の時間はすでに過ぎている。
「もしかして、あたしたちに奇襲をかけるつもりなんじゃ・・・!」
「確かに・・・ありえますね・・・!」
「もう・・・・今の状況じゃ、冗談に聞こえないよ?」
おそらく奇襲などということはしないだろう。アスナは彼女たちを信じていた。
しかしーーーー
「三人しか来てないのは、流石に変よ・・・・」
そうなのだ、この場にはアスナ、リズベット、シリカの三人しかいない。残りの参加者たちはまだ来ていないのだ。
「本当に全員に通知したんでしょうね?」
「それは、大丈夫よ・・・・ただ、手紙を見ていなかったらちょっとまずいけど・・・・」
アスナはこの今日のことを参加者たちに通知する際、口頭ではなく手紙を使用した。
彼女たちを信用していないわけではないが、奇襲や監禁の可能性はゼロではなかったからだ。
「そういえば、聞いてくださいよアスナさん!この前、朝起きたらリズさんが急にいなくなってて・・・・・心配して探し回ってたあげく、散歩してたとか言って夕方にフラッと戻ってきたんですよ!?本当、あたしの1日を返してほしいです・・・」
「ま、待ってよシリカ!あれは・・・・しょうがなかったんだって!ちょっと野暮用で・・・!」
「リズ・・・言い訳は見苦しいよ・・・・」
「ちょっとアスナまで!?」
「リズさん・・・・1日何してたのか、あたしが聞いても教えてくれなくて・・・・」
「そうなの・・・・?どうして・・・?」
「その・・・・ちょっと言えない事情がありまして・・・・」
「・・・・・怪しいなぁ・・・・」
アスナのジト目、攻撃!
「う・・・・・・」
「ま、まあなんだって良いじゃない!ちょっと用事があっただけよ!」
リズベットには効果がないようだ・・・・・
「はあ・・・・まあ良いわ。プライベートの詮索は良くないわよね。」
そんな調子で平和な会話を繰り広げていると、公園の入口から人の気配が。
「・・・・だれか来ましたよ・・・・・・・って・・・え・・・・?」
シリカの声に、残りの2人が振り向くと・・・・
「キリト・・・・くん・・・?」
どうも、玖蘭 蒼です。
いかがだったでしょうか、第十話。今回は色々情報量が多くて、アイデアノートからまとめるのが大変でした。
ちなみに挿絵のキリトは、偶然の産物です。
できたときには、自分でもつい「キリトさんまじかっけぇ・・・・!」ってなりました。
今後出して欲しいキャラクターを選んでください。複数採用します。
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ユウキ
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ティーゼ
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ソルティリーナ(参戦)
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カーディナル(参戦)
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セルカ
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なんでや
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剣ないよぉ
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アサダサンアサダサンアサダサン
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ニシダのおっちゃん
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ゲームオリキャラ
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整合騎士の面々
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ヒースクリフ
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オベイロン(須郷)