正妻戦争 ーキリトオールスターズー   作:玖蘭 蒼

4 / 13
第三話 戦の地へ

 

 

 

「いいか、お前らにはキリトの正妻の座を賭けて七人で戦ってもらう。これだけは絶対だ。」

 

「七人・・・・?それだとあと二人足りないわよ?」

 

シノンが再度メンバーを数え直し、尋ねる。そうだ、この場には女性陣は五人しかいない。

 

「あとから来るはずだ・・・たぶん。とにかく、ルールの説明に移る。お前らには決着がつくまである都市にいって戦ってもらう。それがどこかはオレにもわからねぇが・・・都会でも田舎でもねぇ地方都市だと思う。そして、二週間は体裁を整える準備期間とする。その後はいつでもどこでも戦闘OKだ。ただ一般住民もいるから、真っ昼間は避けたほうが良いと思うがな。それと・・・」

 

「ちょっとまってください!」

 

シリカが挙手して話を遮る。

 

「戦闘ってことは実際に戦うんですか?それだとあたし、勝ち目がない気がするんですが・・・」

 

ーーーーー確かにそうだ、それに強さで正妻を決めるというのも納得できない。

 

説明を聞いていた全員が思ったことだった。

 

「いや、説明する順番を間違えた、すまねぇ。お前らには、「キリト」で戦ってもらう。」

 

「はい?」

 

シリカが、言っている意味がよくわからない、というように疑問符を浮かべる。

 

「簡単に言うとだな、それぞれが「キリト」として強く印象を持っている姿のキリトを相棒として戦うんだ。つまり、これがわたしにとっての「キリト」!ってわけだ。」

 

なるほど〜、と女性陣が頷く。

 

「それもあんたのバカみたいな夢の中だからできるってわけね・・・」

 

リズがぽつりとつぶやく。

 

「これで大体説明は終わったが・・・遅えな・・・」

 

「誰がよ」

 

「アリスとキリトの後輩の・・・なんだったか・・・」

 

えーっと、とクラインが頭をかく。

 

するとアスナがハッとして言う。

 

「もしかしてロニエさんのこと・・・!?」

 

「そうだそうだ!ロニエだ!」

 

まさかあの二人まで参加するなんて・・・、とアスナが考えていると。

 

「もう始めちまえばいいか!よし、それぞれバラバラのとこに飛ばすからな、味方でいるのは今のうちだ。挨拶でも済ましとけ。」

 

「・・・あんた、そういうとこだけは優しいのよね・・・。」

 

とリズが苦笑い。

 

 

 

ーーーーー数分後

 

 

 

「よっし、じゃあ飛ばすぞ。」

 

「あ、ちょっとまってください。」

 

シリカが止めた。そして隣に立つリズの手を取る。

 

「リズさん、お互い頑張りましょうね!あたし、リズさんとなら、どんな結果になっても仲良しのままでいられる気がするんです!」

 

「シリカ・・・。」

 

リズの目元が光った。普通だったらちょっと感動するシーンなのだろう。

・・・だがそれをぶち壊すのは、やっぱりあの男だった。

 

「何いってんだお前ら。お前らは二人一組だぞ?」

 

「「・・・え?」」

 

「だってお前らってさ、いつもセットじゃん?」

 

 

「「うそぉぉぉぉぉぉっぉおぉ!?!?」

 

 

その叫びを最後に彼女たちの魂は遥かな地へと飛んだ。

 

 

 

 

 

ーーーーーー衝撃のあまり彼女たちは気づけなかった。

 

彼女たちが二人一組で参加するのなら、あとからアリスとロニエが来たとしても数が合わないことに・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 3日連続の投稿となりましたが、次回からは不定期になります。
 4話はなるべく早く出したいと思っているので、来週中には投稿すると思います。

ユイ出した方がいいですか?出るとしたらどういう立場がいいかまで教えてください。

  • ママの正妻の座を守るため、アスナに味方
  • 茅場のように干渉せず見守る
  • キリトと共に戦いをやめさせようとする
  • 途中参加(ママすら押しのけパパ独占へ
  • 正妻戦争の管理者(審判的な)
  • 出さなくていい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。