「いいか、お前らにはキリトの正妻の座を賭けて七人で戦ってもらう。これだけは絶対だ。」
「七人・・・・?それだとあと二人足りないわよ?」
シノンが再度メンバーを数え直し、尋ねる。そうだ、この場には女性陣は五人しかいない。
「あとから来るはずだ・・・たぶん。とにかく、ルールの説明に移る。お前らには決着がつくまである都市にいって戦ってもらう。それがどこかはオレにもわからねぇが・・・都会でも田舎でもねぇ地方都市だと思う。そして、二週間は体裁を整える準備期間とする。その後はいつでもどこでも戦闘OKだ。ただ一般住民もいるから、真っ昼間は避けたほうが良いと思うがな。それと・・・」
「ちょっとまってください!」
シリカが挙手して話を遮る。
「戦闘ってことは実際に戦うんですか?それだとあたし、勝ち目がない気がするんですが・・・」
ーーーーー確かにそうだ、それに強さで正妻を決めるというのも納得できない。
説明を聞いていた全員が思ったことだった。
「いや、説明する順番を間違えた、すまねぇ。お前らには、「キリト」で戦ってもらう。」
「はい?」
シリカが、言っている意味がよくわからない、というように疑問符を浮かべる。
「簡単に言うとだな、それぞれが「キリト」として強く印象を持っている姿のキリトを相棒として戦うんだ。つまり、これがわたしにとっての「キリト」!ってわけだ。」
なるほど〜、と女性陣が頷く。
「それもあんたのバカみたいな夢の中だからできるってわけね・・・」
リズがぽつりとつぶやく。
「これで大体説明は終わったが・・・遅えな・・・」
「誰がよ」
「アリスとキリトの後輩の・・・なんだったか・・・」
えーっと、とクラインが頭をかく。
するとアスナがハッとして言う。
「もしかしてロニエさんのこと・・・!?」
「そうだそうだ!ロニエだ!」
まさかあの二人まで参加するなんて・・・、とアスナが考えていると。
「もう始めちまえばいいか!よし、それぞれバラバラのとこに飛ばすからな、味方でいるのは今のうちだ。挨拶でも済ましとけ。」
「・・・あんた、そういうとこだけは優しいのよね・・・。」
とリズが苦笑い。
ーーーーー数分後
「よっし、じゃあ飛ばすぞ。」
「あ、ちょっとまってください。」
シリカが止めた。そして隣に立つリズの手を取る。
「リズさん、お互い頑張りましょうね!あたし、リズさんとなら、どんな結果になっても仲良しのままでいられる気がするんです!」
「シリカ・・・。」
リズの目元が光った。普通だったらちょっと感動するシーンなのだろう。
・・・だがそれをぶち壊すのは、やっぱりあの男だった。
「何いってんだお前ら。お前らは二人一組だぞ?」
「「・・・え?」」
「だってお前らってさ、いつもセットじゃん?」
「「うそぉぉぉぉぉぉっぉおぉ!?!?」
その叫びを最後に彼女たちの魂は遥かな地へと飛んだ。
ーーーーーー衝撃のあまり彼女たちは気づけなかった。
彼女たちが二人一組で参加するのなら、あとからアリスとロニエが来たとしても数が合わないことに・・・・・
3日連続の投稿となりましたが、次回からは不定期になります。
4話はなるべく早く出したいと思っているので、来週中には投稿すると思います。
ユイ出した方がいいですか?出るとしたらどういう立場がいいかまで教えてください。
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ママの正妻の座を守るため、アスナに味方
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茅場のように干渉せず見守る
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キリトと共に戦いをやめさせようとする
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途中参加(ママすら押しのけパパ独占へ
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正妻戦争の管理者(審判的な)
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出さなくていい