ーーーーーまさか、クラインがそんなことを考えていたとは・・・・・というかオレが悪いのか?
俺は意外にもあっさりとバレた事件の黒幕にも衝撃をうけたが、その言い分にとても納得はできなかった。
だが、それよりも俺は「正妻戦争」とやらについてひとつだけどうしても言いたかった。
「あのさ…」
一度呼吸を整えて、俺はこの場で唯一会話ができる相手、茅場晶彦に向かって叫んだ。
「・・・・・俺の意思は!?」
「・・・・・」
茅場はあいかわらず真顔で、黙ったままだった。
しかし、俺はそんなことはお構いなしにまくしたてる。
「俺の意思は!?俺の正妻なんだよね茅場さん!?アイツラ何勝手に決めちゃってんの!?」
「落ち着けキリトくん!キャラが完全に崩壊しているっ・・・・!!!」
「____________________」
*****しばらくお待ち下さい*****
「えっと・・・・すまない・・・茅場。」
俺はやっと落ちついた。一応茅場にも謝っておく。
「君が素直に謝罪するとは珍しい。だが、一つ言っておこう。今回の件については、君の意思が尊重されないのは当然といっていい。」
茅場は妙に冷たい声で言った。
「なぜだ・・・!?俺は特に何もした覚えはないぞ・・・?」
実際、本当に茅場の言っている意味がわからなかった。
「・・・それだよキリトくん。その無自覚さが、今回の件を招いてしまった。君自身はアスナくん一筋のつもりかもしれないが、どうやら周りの女性たちのほとんどに思わせ振りな態度をとっているようじゃないか。特にゲーム時空で。」
「そんなつもりは・・・」
本当になかった。というかゲーム時空とは?
「そんなつもりはない、か・・・・無自覚系ハーレム主人公とはそういうものなんだろうな。」
「茅場・・・?」
先程の会話の中で違和感を感じて考えたところ、今のこの状況と全く関係のない疑問が、頭に浮かんでしまった。
「なんかおまえもキャラ変わってないか?」
「・・・・気のせいだ。」
茅場は真顔を保っていた。本当によく分からない男だ。
「なあ、ところであんた最初にこの世界がある人物の強い意志によって作られた、とか言ってたよな。それが結局クラインだったのか?」
俺はまだ、この事件がクラインの仕業ということにあまり納得できないでいたのだ。
「そういうことになるな。君の場合もそうだったが・・・本当に意思の力というものは私をいつも驚かせる。」
「・・・・・・アイツと一緒にするなよ・・・。」
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「ふむ、どうやら成功したようじゃな。」
学者のような格好をした幼い少女が、ホッと息をつく。
するととなりに立つ女性ががっくりと肩を落として言う。
「はあ・・・・なぜ私だけ・・・」
彼女の名前はソルティリーナ・セルルト。修剣学院時代のキリトの指導生だ。
・・
「しょうがないじゃろう、向こうへ送れるのは3人が限界だったのじゃから。」
特徴的な口調の彼女はカーディナル。通称・もうひとりの最高司祭だ。
カーディナルは遠くを見るように目を細め、悲しげな表情でつぶやく。
「・・・・・できることならわしも参加したかったのじゃが・・・」
「カーディナル様・・・・?」
カーディナルは未練を振り払うように首を振り、
「今から言っても仕方のないことじゃ。わしらは戦いの結末を見届けるとしよう。」
と言うと、あいかわらず未練たらたらなソルティリーナの肩を叩いた。
えー、予定よりも早く書けたので出しました。今のところ最高傑作です。
少し短くなってしまいましたが、書きたいことは書けたと思います。
さて、次回からはいよいよ舞台が移ります。やっとという感じですね。早くバトルシーンが書きたい・・・
ユイ出した方がいいですか?出るとしたらどういう立場がいいかまで教えてください。
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ママの正妻の座を守るため、アスナに味方
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茅場のように干渉せず見守る
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キリトと共に戦いをやめさせようとする
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途中参加(ママすら押しのけパパ独占へ
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正妻戦争の管理者(審判的な)
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出さなくていい