今回はだいぶ短くなっています。ちなみにいま番外編も書いているので、そのうち出します。
「はぁっ、はぁっ、早くっ・・・逃げなきゃ・・・・・・!」
6月22日ーーーー北セントリア帝立修剣学院・初等錬士ロニエ・アラベルは、見知らぬ土地の見知らぬ場所を全力疾走していた。
彼女はシノン達が目覚めた高校の教室のちょうど下にあるゼミ室で目覚めた後、出口を探してさまよっていた。
その時に見てしまったのだ。
もう二度と会うことはないと思っていたあの人によく似た人影が、目の前の教室に入っていくところを。
まさか、と思い追いかけて教室を覗くと、そこにはーーーー
氷漬けになった教室の風景があった。
ーーーー間違いない、あの人だ・・・・・・!ユージオ先輩だ・・・!
ロニエは困惑しながらも安堵し、ドアの影から出ようとした。
・・
しかしロニエは、彼の隣にあるものを見てしまった。
氷漬けになった二人の女性ーーーーアリスとシノンだった。
「え・・・・」
ロニエは目の前の光景が一瞬理解できず、硬直する。
ただ、彼女の直感は告げていた。今見つかったら、確実にーーーーー
ロニエの心臓の鼓動が、速まる。
極度の緊張状態に陥ってしまった彼女の呼吸はどんどん荒くなっていく。
恐怖で動けない。
ーーーその時
彼がこちらを見た。
「ひっ・・・・!」
恐怖のあまり声が出てしまった。
「ごめんよ・・・こうしなきゃいけないんだ。」
その一言でわかる。彼は正気だ。別におかしくなっていたり、どっかの最高司祭さんに記憶をいじられていたりしてるわけではないようだ。
その事実が、ロニエの恐怖を少し和らげた。
彼が術式を唱えようと口を開いたその瞬間、ロニエは駆け出す。
「ディスチャージ」
打ち出された氷の矢は、ロニエの肩をかすっただけだった。
ロニエは振り向かずに走り続けた。ユージオも深追いする気はなかったようで、もう見当たらなかった。
ーーーそして現在
「あった・・・!出口・・・!」
構造の複雑な校舎を抜け出し、ようやくロニエは外へ出た。
見慣れない景色。玄関から見える校門のさらに奥には道があり、ロニエにとっては馴染みのない色とりどりの大きな物体が高速で行き交っていた。
「ここが・・・・りあるわーるど・・・なの・・・?」
リアルワールド人にとっては日常となっている自動車も、彼女にとっては孤独感と恐怖を増大させるだけだった。
この世界へ来た目的すら忘れ、ロニエは泣き始めた。
「助けて・・・・キリト先輩・・・」
「・・・ロニエ。」
「・・・ぅえ・・・・?」
ロニエは振り向く。そこには・・・・
「泣くなよ、ロニエ。俺で良ければ力になるから。」
上級修剣士・キリトがいた。
「キリト先輩・・・・!」
思わずロニエは彼に抱きついた。キリトはそんな彼女の頭を撫でながら、玄関の方をちらっと見る。
ーーーーーユージオ・・・・?
一瞬見慣れた亜麻色の髪が目に入ったような気がした。
ーーーー気のせいか・・・?
それよりも今は、目の前の少女のことが大事だっ
・・・・・・・
た。いつでも会える相棒よりも・・・・
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「・・・・・・キリト・・・・僕の・・・親友・・・・・」
「僕の・・・・・英雄・・・」
そういえば、ユージオを出した途端一気にアクセス数や感想が増えたのは、メインヒロインの力でしょうか?
挿絵の使い方がよくわからなかったので、なにか問題があればご指摘お願いします。
ユイ出した方がいいですか?出るとしたらどういう立場がいいかまで教えてください。
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ママの正妻の座を守るため、アスナに味方
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茅場のように干渉せず見守る
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キリトと共に戦いをやめさせようとする
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途中参加(ママすら押しのけパパ独占へ
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正妻戦争の管理者(審判的な)
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出さなくていい