ありふれた異世界でMadness combat(ボチボチ再開) 作:ディセプティコン大好き
町の門前
「ステータスプレートを」
「あぁ」渡す
「この町に来た目的は?」
「食料の補給がメインだ」
「あと、素材の換金もしたい」
「あぁ、それなら冒険者ギルドに行くといいよ、町の簡単な地図を書いてくれるから役に立つはず」
「そいつは親切だな」
「…またか、これで10件目だよ」
「?」
「君のステータスプレートの数字…元から?(・・;)」
「あ、いや…ちょっと前に魔物に襲われてなその時に壊れたみたいなんだよ」
「…そんな壊れ方きいたことないが…でも良かった…これが本当だったら異常ステータス11件になってたよ」
「?どういうことだ?」
「実は、鉄の馬車に乗った団体5組が来てね、その人達のステータスが異常なまでに強くて(-_-;)」
「そ、そうなんですか(師匠達か?)」
「(……ハジメの師匠?)」
「(ハジメさんの師匠さんかな?)」
「……で、そっちの二人のステータスプレートは?」
「――連れは、その魔物の襲撃でなくしちまった」
「そっちの兎人族は、ステータスプレートを持ってない――理由はわかるだろ?」
「…なるほど、綺麗どころを手に入れたなまぁいい、通っていいぞ」
「冒険者ギルドは、中央の道をまっすぐだ、ようこそ『ブルック』へ」
「なかなか活気あっていい町だな」
「ん…」
「――で、お前はいつまでそうやってつもりだ?」
「うぅ…だってハジメさん…」
「この首輪!これじゃ私が奴隷みたいじゃないですか!実際門番さんにそう思われたはずです…」
「無理やり付けるなんて酷いですよ~~私たち仲間じゃなかったんですか~~!」
「あのなぁ、奴隷でもない亜人が普通に町を歩けるわけないだろ」
「女の兎人族で容姿もスタイルも抜群なんだ奴隷だと示してなかったら何回ひとさらいに狙われるかわかんねぇよ…そんな面倒…ってなにしてんだ?」
「えへへ♪」
「も…もう何をいい出すんですかぁ世界一かわいくて魅力的だなんて」
「…調子乗っちゃダメ」
冒険者ギルド
「冒険者ギルドブルック支部へようこそ!ご用件はなんだい?」
「両手にとびきりの華を持っているのにまだ足りないのかい?残念だったね美人の受付じゃなくて」
「いや…そんなこと考えてないから…」
「…それよりも、素材の買い取りをお願いしたい」
「はいよ!買い取りだね」
「じゃあ、ステータスプレートを出してくれるかい?」
「ん?買い取りに必要なのか?」
「必要じゃないけど、冒険者と確認できれば一割増しで売れるよ、あんた新人?」
「まぁ、そんなところだな」
「なら、うちで冒険者として登録できるよ買い取りで一緒にやっとく?」
「せっかくだからお願いしよう」
「買い取りはここでやってくれるのか?」
「あぁ、そこに出してちょうだい」
ジャラ
「な!…これは、樹海の魔物の素材じゃないかい…」
「やっぱり珍しいか?」
「そりゃあねぇ、樹海なんて並みの冒険者じゃ命がいくらあっても足りないよ」
「(なら、あの樹海にいた師匠は、すごいんだな)」
「ここでいいのかい?もっと大きい町ならもう少し高く売れそうだけどね」
「いや、気遣いはありがたいがここでかまわない」
「ほい、全部で48万7000ルタだよ」
「冒険者登録もしておいたからね、あと町の簡単な地図をサービスでつけとくよ」
「あぁ、色々と助かるよ」
「おすすめの宿や店も書いてあるから参考にもしなさいな」
「!…簡単どころか立派なガイドブックじゃないか」
「おいおい、いいのか?十分金が取れるレベルだぞ?」
「構わないよ、あたしが趣味で書いてるだけなんだから」
「それより、いい宿に泊まりなよ!その二人を見て暴走する男連中が出てきそうだからね!」
「だそうだ、宿探しから始めるか」
マサカの宿前
トラックが止まっている
「……(このトラック、師匠達のだよな?)」
マサカの宿に入る
カランカラン
「いらっしゃいませー!マサカの宿へ!」
「このガイドブック見て来たんだが」
「キャサリンさんの紹介ですね何泊のご予定ですか?」
「一泊で頼む」
「え、えっと…その、お部屋なんですが…二人部屋と三人部屋が空いてまして」
「あぁ、三人部屋でいい」
「さ、三人部屋…!か…かしこまりました…!」カァァァ
「そういえば、ここに団体来てないか?」
「え?団体ですか?…そういえば変なメガネかけた人と変なマスク着けた人と変なやつを目に巻いている人なら泊まってますよ」
「……そうか、ありがとう」
部屋に進む
廊下にて
「……ふぅ」たばこを吸っているエリートクルー
「……ぷはぁ」ビールを飲んでいるエンジニア
「…」望遠鏡でそとを見ているソルジャー
「暇だな」
「だな…南雲ハジメ元気にしてるかな?」
「元気にしてるだろ…」
スタスタ
「久しぶりです!師匠!」
「「「南雲ハジメ!」」」
「久しぶりじゃねーか!」
「元気にしてたか?」
「ご飯食べてるか?」
「エンジニア師匠とソルジャー師匠はお母さんか!」
「「いや違うけど」」
「知ってますよ!」
「それで南雲ハジメ…その後ろの二人はなんだ?」
「あ、紹介します、この子はユエ俺の仲間で吸血鬼です」
「……1311には会わせるなよ(^_^;)」
「そして、このウサミミのやつは、シア……残念ウサギです」
「ちょ!ハジメさん!」
「なるほど、よろしくね残念ウサギのシア」
「よろしく残念ウサギのシア」
「よろ」
「ちょっと!皆さん!私は残念なんかありませんよぉー!」
そして
「これから買い物行くけど南雲ハジメ達行くか?」
「俺は作るものがあるから待ってます」
「なら、俺はその手伝いをする」
「なら、ソルジャーと俺はこいつらのお守りだな」
「よろしくお願いします、エリートクルー225さんとATPソルジャー23さん」
「よろしくな」
「んじゃ、いってくるわ」カランカラン
宿からでる
「それで、どこに行く?」
「……服が見たい」
「服屋か…なら、こっちだ」ソルジャーが先導する
数分後
「ここだ、冒険者ギルドのキャサリンさんが教えてくれた場所だ」
その店は、流石はキャサリンさんがオススメするだけあって、品揃え豊富、品質良質、機能的で実用的、されど見た目も忘れずという期待を裏切らない良店だった
ただ、そこには……
「あら~ん、いらっしゃい♥可愛い子達ねぇん。来てくれて、おねぇさん嬉しいぃわぁ~、た~ぷりサービスしちゃうわよぉ~ん♥」
化け物がいた。身長二メートル強、全身に筋肉という天然の鎧を纏い、劇画かと思うほど濃ゆい顔、禿頭の天辺にはチョコンと一房の長い髪が生えており三つ編みに結われて先端をピンクのリボンで纏めている。動く度に全身の筋肉がピクピクと動きギシミシと音を立て、両手を頬の隣で組み、くねくねと動いている。服装は……いや、言うべきではないだろう。少なくとも、ゴン太の腕と足、そして腹筋が丸見えの服装とだけ言っておこう
ユエとシアは硬直する。シアは既に意識が飛びかけていて、ユエは奈落の魔物以上に思える化物の出現に覚悟を決めた目をしている
そして、エリートクルーとソルジャーは
「……OMG」
「……Holy shit」
「あらあらぁ~ん?どうしちゃったの4人共?可愛い子とイケメンな子がそんな顔してちゃだめよぉ~ん。ほら、笑って笑って?」
「は、はぁ(;^ω^)」
「そ、そうですね(;^∀^)」
ソルジャーもエリートクルーな苦笑いしかできない
しかし、何というか物凄い笑顔で体をくねらせながら接近してくる化物に、つい堪えきれずユエは呟いてしまった
「……人間?」
その瞬間、化物が怒りの咆哮を上げた
「だぁ~れが、伝説級の魔物すら裸足で逃げ出す、見ただけで正気度がゼロを通り越してマイナスに突入するような化物だゴラァァアア!!」
ユエがふるふると震え涙目になりながら後退る。シアは、へたり込み……少し下半身が冷たくなってしまった
すると、ソルジャーが突然
「すみません、美しいレディ、連れがあなたのことを酷く言ってしまって……あなたは誰よりも美しい…特にスマイルがね」ニコッ
「あらやだぁ、いいこというじゃない坊や」
「いえ、本心ですよ」
「そ、ソルジャー、お前そっち系……」
「逆に考えたんだ……もうどうにでもなれってね」
「あ…そういうことか」
「ふふふ♪あなたに免じて今日は安くしとくわ」
「ありがとうございます、マドワーゼル」
「(人って窮地に追いやられると悟るんだな)」
「それでぇ?今日は、どんな商品をお求めかしらぁ~ん?」
シアは未だへたり込んだままなので、ユエが覚悟を決めてシアの衣服を探しに来た旨を伝える。シアは、もう帰りたいのか、ユエの服の裾を掴みふるふると首を振っているが、化物は「任せてぇ~ん」と言うやいなやシアを担いで店の奥へと入っていってしまった。その時の、ユエを見つめるシアの目は、まるで食肉用に売られていく豚さんのようだった
結論から言うと、化物改め店長のクリスタベルさんの見立ては見事の一言だった。店の奥へ連れて行ったのも、シアが粗相をしたことに気がつき、着替える場所を提供するためという何とも有り難い気遣いだった
ユエとシアは、クリスタベル店長にお礼を言い店を出た。その頃には、店長の笑顔も愛嬌があると思えるようになっていたのは、彼女?の人徳ゆえだろう
「……人って見た目で判断しちゃダメだな」
「あぁ、そうだな、それを教訓にしよう」
ちなみに他のエリートクルー達は酒場でばか騒ぎ&ラジカセで音楽を流しブレイクダンスしている
1311は町のパトロール&キリスト教布教
そんな風に雑談しながら、次は道具屋に回ることにした二人。しかし、唯でさえ目立つ四人だ。すんなりとは行かず、気がつけば数十人の男達に囲まれていた。冒険者風の男が大半だが、中にはどこかの店のエプロンをしている男もいる
その内の一人が前に進み出た。ユエは覚えていないが、この男、実はハジメ達がキャサリンと話しているとき冒険者ギルドにいた男だ
「ユエちゃんとシアちゃんで名前あってるよな?」
「?…あってるよ」
何のようだと訝しそうに目を細めるユエ。シアは、亜人族であるにもかかわらず〝ちゃん〟付けで呼ばれたことに驚いた表情をする
ユエの返答を聞くとその男は、後ろを振り返り他の男連中に頷くと覚悟を決めた目でユエを見つめた。他の男連中も前に進み出て、ユエかシアの前に出る
そして…
「「「「「ユエちゃん、俺と付き合ってください!!」」」」
「「「「シアちゃん! 俺の奴隷になれ!!」」」」
「…は?」
「へ?」
「なにいってんだん」
「さぁ?」
「男のお前らには関係ない!どっか行け!」
「関係大有りだよ、俺らはこの二人のお守りを任されてるんだからな」
「な!」
「もし、この二人がほしいなら……今からよぶやつに勝てよ?」
「あぁいいとも!」
「ユエちゃんと恋人になるために」
「シアちゃんを奴隷にするために」
「「「「「「「その勝負!受ける!」」」」」」」
「そっか……なら」指パッチンをして
「1311!!!」
ヒューーーーーーーー!
いきなり強い風が吹き紙が飛んでくる
「な、なんだ?」
すると、その紙は壁、床などに張り付き光る
「?!」
すると、後ろから足音がする
「「「「「「「「?!」」」」」」」後ろを振り向く
「我らは神の代理人、神罰の地上代行者、我らが使命は我が神に逆らう愚者をその肉の最後の一片までも絶滅する」バイオネットを両手に握り
十字架の形にする
「Amen(エイメン)!!!!」
「な、なんだ!あいつ!」
「俺らの仲間で天職は武装神父…おーい1311そいつら殺さない程度にこらしめて」
「了解……キェェェェェェェ!!!」
「「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」」」
そこからは阿鼻叫喚の嵐だった
数分後
「ま、ここまででいいでしょう」
周りには、怪我はしているが軽傷な人達が転がっている
「す、すごい」
「お疲れ様1311」
「……その、金髪の女の子…もしや吸血鬼じゃあるまいな?」
「あ……」
そして、1311バイオネットで十字架をまた作る
「我らは神の代理人、神罰の地上代行者、我らが使命は我が神に逆らう愚者をその肉の最後の一片までも絶滅する」
「逃げて!ユエさん!超逃げて!」
「Amen(エイメン)!!!!」斬りかかる
「凍柩」
ユエは、氷の柩を1311にめがけ放つが
「キェェェェェェェ!!!」氷の柩を斬る
「?!……緋槍」
炎を円錐状の槍の形にして1311に放つ
「無駄だぁー!」
かわす
「…凍雨!」
氷の針を無数に降らせる
「ぐっ!」腕や足に刺さる
「…隙あり」ハジメからご信用として借りたドンナーを1311の頭めがけて放つバンッ!
「!」そのまま吸い込まれるように額に弾丸が命中しブリッジするように倒れる
「ちょ!ユエさん」
「あーぁ、やっちまったな」
「はぁ…」
「邪魔するやつは殺す」
「ユエさん…あいつまだ死んでないぞ?」
「…?弾は頭に当たった……?!」
なんということでしょう、1311はまるで逆再生するように立ち上がる
「…はぁぁ」額の弾痕がみるみる治る
「…な、なんで」
「エリートクルー1311…天職武装神父…スキル、リジェネレーター…退魔の知識、超常的な力を発現する神の祝福、未知の生物工学を組み合わせた1311のみ持つスキル…並外れた細胞活性化と復元力で僅かな時間での治癒を可能とし、この桁外れの回復能力を以って再生者の由来としている」
「……私と同じ?」
「たぶんね」
「……ふっ、吸血鬼の癖になかなかやるな」ユエに手をさしのべる
「……あなたも人間の癖に私と同じスキル持ってるなんて」
「君の方がすごいよ…」
「そう…ありがとう」
「どういたしまして」
こうして、どたばたな買い物が終わった
もしかしたら新しいやつ書くかもしれないから、投稿が遅れるかも!
ありふれマッドネスコンバットにメタルギアを入れていいか否か
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いいよー
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ダメだね~
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ええけど、エリートクルー達だけに使わせて
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ええけど、みんなに使わせて