ありふれた異世界でMadness combat(ボチボチ再開)   作:ディセプティコン大好き

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2話

あれから、南雲たちは戦争参加の意思表示をしたのだが、差し迫った問題が一つ

 

いくら異世界人特有の規格外の力を潜在的に持っていると言っても、戦いとは無縁の世界の住人であった南雲達がいきなり魔物や魔人族と戦うなど不可能なことだ

(オーディエーター達は違うが)

 

相手側もその辺の事情は当然予想していたらしく、今南雲達がいる聖教教会本山がある【神山】の麓の【ハイリヒ王国】というところで受け入れ態勢が整っているらしい

 

下山する為に荘厳な門を潜ると、美しい雲海が広がっているのが見え、そこで初めて今まで自分達が高所にいたことに全員が気づいた。にも関わらず、これまで高山特有の息苦しさなどを覚えてなかったのは、魔法か何かで生活環境を整えているからなのかもしれないとハジメは推測した

 

「すごい景色だな……」

 

「写真撮りたいな」

 

「彼の者へと至る道、信仰と共に開かれん―――〝天道〟」

 

そして、イシュタルの詠唱と共に足元の魔法陣がさんぜんと輝き出し、まるでロープウェイのように滑らかに台座が地上へ向けて斜めに下っていく

 

初めて見る〝魔法〟に生徒達が大騒ぎする中

エリートクルー達は

 

「Holy s○it……」

 

「……これが魔法か」

 

「oh…my…god」

 

まるで目の前で起こっていることに戸惑っているようだ

 

そして雲海を抜けると

 

眼下には大きな町、否、国が見える。山肌からせり出すように建築された巨大な城と放射状に広がる城下町―――ハイリヒ王国の王都だ

 

「文明レベルは、中世…いざ我々といざこざを起こしても勝てるな」

 

そしてたどり着いた王宮では、国王が恭しくイシュタルの手を取り、軽く触れない程度のキスをしたことで、教皇の方が立場は上なことが判明してますます話がきな臭くなってきたことと、ハイリヒ王国の国王、エリヒド・S・B・ハイリヒ、王妃のルルリアナ、第一王子のランデル王子、王女のリリアーナから自己紹介があった

 

「して、その黒い者よ、名はなんという」

 

オーディエーターは、リリアーナから指名を受けた

 

「…私の名前はTHE・オーディエーター…エリートクルー達のボスです」膝まづく

 

「オーディエーターか…では、オーディエーターよ…貴様の頭に浮かんでいるボロボロの物はなんだ?天使の輪のように見えるが」

 

「(確かに、あれは気になるな)」

 

「これは、HALOと呼ばれるものです……」

 

「なるほど…」

 

その後は晩餐会が開かれ、南雲達は異世界料理を堪能した

 

見た目は地球の洋食とほとんど変わらず、たまにピンク色のソースや虹色に輝く飲み物が出てきたりしたが非常に美味であるが

エリートクルー達は、なかなか食べようとせず

どこからか出したレーションを食べ始めた

 

「あの…食べないのですか?(^_^;)」

A.T.Pエンジニアに聞く

 

「今はこれだけで十分だ…あと、あまり食欲が進まないのでな」

 

その途中、南雲達の衣食住が保障されている旨と訓練における教官達の紹介もなされた。教官達は現役の騎士団や宮廷魔法師から選ばれたようだ。いずれ来る戦争に備え親睦を深めておけということだろう

 

「君がオーディエーターか、我が戦いに参加してくれてありがと、心強いよ」

 

「…我々は、金を貰えれば何でもする」ハンバーガーモグモグ

 

「そ、そうか…」

 

晩餐が終わり解散になると、各自に一室ずつ与えられた部屋に案内された

 

「…まるで高級ホテルだな」

 

「そ、そうですね(なんでこの人と同じ部屋なんだろ)」

 

南雲は、エリートクルーと一晩過ごすことになった

 

翌日の早朝

 

「……」ズズズズズッズズズッ

コーヒーを飲んでいる

 

エリートクルー達は、辺りの探索と情報収集をしている

 

「?君は確か、日本人の」

 

「雫です、よろしくお願いします」

 

「よろしく、俺はエリートクルー1322だ」

 

「はい、よろしくお願いします」ニコッ

 

「それより、大丈夫なのか?」

 

「え……なにがですか?」

 

「……戦争のことだよ…」タバコを取り出し吸う

 

「……ふぅ…お前らわかってんのか?今から"人殺し"をするんだぞ?」

 

"自分達が人殺しをすることになる"

現在それに気づけているのは、ハジメ、エリートクルーズ、雫、そして愛子のみだろう

他の面々はまだ突然のことに現実を直視しきれていないようで、そのことにまだ気づけていない。これは彼等が愚かというわけではない。それもまた当然の反応なのだ

 

「俺らは、割りきってる……俺らの世界は人を殺さないと生きていけない世界だからな」タバコの吸い殻を外に捨てる

 

「『人を殺さないといけない』…それで、俺らは割りきってる…けどテメーらの世界は違うんだろ?別に人を殺さなくても生きていける世界なんだろ?」

 

「……」

 

「たく…あのガキ達は、俺がちゃんと教育してあげねーとな…ヘヘッ」

 

「1322さんは、イシュタルさん達や一連の話をどう思っているのですか?」

 

「そうだな……ガキを戦争に参加させるク○野郎ってことしかわからないな…」もう一本出して吸う

 

「やっぱりあの時、光輝を止めるべきだったかしら。……帰る方法がエヒト神にあるならそれしかないと思ったんだけど」

 

「あのガキか……あの感じじゃ止めても無駄だろうな…ま、こうやって戦争に加担している間は衣食住は揃えてくれてるしいいんじゃね?」

 

しかし、今回ばかりはそんな光輝の正義感が良い方向に働いた

一番にハッキリと協力を申し出たことにより、これからも国賓待遇で迎えてくれることはほぼ確実で、今のところ状況はマシな方だろう

 

『1322、応答せよ…」

通信機から声が聞こえる

「あー、こちら1322、なにかあったのか?どうぞ」

 

『1322、こちらATPエンジニア122、こちらの情報収集は終わった…そちらの進歩を聞きたいどうぞ』

 

「こっちの進歩か?別になんもねーよどうぞ」

 

『了解、探索を続行せよオーバー』

 

通信が切れる

 

「すみません…お仕事の邪魔をしてしまって」

 

「いいんだよ、ちょうどサボってたとこだし」

 

壁に立て掛けていたAR-15を拾い背中に背負う

 

「んじゃ、俺調査の続きあるからここら辺でおいとまさせていただくよ」

 

「はい…」

 

「もし、なんかあったらいつでも相談しろよ!」

 

「はい、頼らせてもらいます」

 

そして数時間後

 

集まった生徒達&エリートクルー達に手のひら大の銀色のプレートが配られた。不思議そうに配られたプレートを見る生徒達とエリートクルー達に、騎士団長メルド・ロギンスが直々に説明を始めた

 

「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもあり、これさえあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」

 

「今でいうパスポートのようなものか…」

 

そして、非常に気楽な喋り方をするメルド。彼は豪放磊落(ごうほうらいらく)な性格で、「これから戦友になろうってのにいつまでも他人行儀に話せるか!」と、他の騎士団員達にも普通に接するように忠告するくらいだ

 

「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録され、 〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ」

「アーティファクト?」

 

『アーティファクト』という聞き慣れない単語に光輝が質問をする

 

「アーティファクトっていうのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。そのステータスプレートもその一つでな、普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、それは複製出来るアーティファクトがあるから一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」

 

「へぇー、便利だな」

 

そして、既に他のクラスメイト達は顔を顰めながら指先に針をチョンと刺し、プクと浮き上がった血を魔法陣に擦りつけ始めているのでエリートクルー達も同じようにやるが

 

「お、お前ら(A.T.PエンジニアとA.T.Pソルジャー)の血の色黄色なのか?( ; ゚Д゚)」

 

「人工血液だからな」

 

そしてエリートクルー達のステータスはこんなか感じ(だいたい一緒だが何人か違う感じ)

 

The 1337 Crew

天職:戦闘員

筋力:500

 

体力:1000

 

耐性:500(装備による)

 

敏捷:300

 

魔力:100

 

耐魔:不明

 

 

スキル

『弾丸生成、メディカルキット生成、ウェポンマスター、言語理解』

 

ATPエンジニア

天職:戦闘員

 

筋力:600

 

体力:1500

 

耐性:600(装備による)

 

敏捷:400

 

魔力:200

 

耐魔:不明

 

スキル

『弾丸生成、武器生成、軍事車両製造、メディカルキット生成、ウェポンマスター、言語理解』

 

ATPソルジャー

天職:戦闘員

筋力:700

 

体力:2000

 

耐性:700(装備による)

 

敏捷:500

 

魔力:300

 

耐魔:不明

 

スキル

『弾丸生成、索敵、狙い撃ち、メディカルキット生成、ウェポンマスター、言語理解』

 

ザ・ヒュージ・クリーチャーズ

天職:戦闘員

筋力:10000

 

体力:10000

 

耐性:5000

 

敏捷:100

 

魔力:2000

 

耐魔:不明

 

スキル

『タフ、強靭、弾丸生成、ウェポンマスター、言語理解』

 

ジ・オーディター

天職:コマンダー/戦闘員

筋力:不明

 

体力:不明

 

耐性:不明

 

敏捷:不明

 

魔力:不明

 

耐魔:不明

 

スキル

『透過、武器出現、ウェポンマスター、取り憑き、言語理解』

 

Riot guard

天職:機動隊

筋力:4000

 

体力:2500

 

耐性:800(装備による)

 

敏捷:700

 

魔力:500

 

耐魔:不明

 

スキル

『弾丸生成、メディカルキット生成、ダウン攻撃、言語理解』

 

ゴエルム

天職:戦闘員

筋力:30000

 

体力:10000

 

耐性:10000(装備による)

 

敏捷:100

 

魔力:700

 

耐魔:不明

 

現在確認できる違うステータス組

 

エリートクルー1311

天職:武装神父

筋力:600

 

体力:2000

 

耐性:500(装備による)

 

敏捷:1000

 

魔力:10000

 

耐魔:不明

 

スキル

『バイオネットマスター、バイオネット投げ、リジェネレーター、聖書ルーラ、時限信管式炸裂バイオネット、結界、言語理解』




一人武装神父様いるよ

ありふれマッドネスコンバットにメタルギアを入れていいか否か

  • いいよー
  • ダメだね~
  • ええけど、エリートクルー達だけに使わせて
  • ええけど、みんなに使わせて
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