ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第106話

エージェントside

「なるほど、この弾のデカさなら飛行ユニットの装甲もぶち抜けそうだ」

「でしょ。それじゃこの中から使えそうな部品を抜き出して。使えそうな部品の中から組むわ」

「ラヴィの中にある兵器の知識が羨ましいよ。それじゃ始めよう」

私とジャッカスは大量の50.CALの中から使えそうな部品を抜き取って行った。今回に関しては当たりハズレが激しい。外に置いてあった物でもある程度中は無事だったり、一切使い物にならないものだったり。因みに11B、16Bはお昼寝してます。寝顔を見るなとは言われたけど、ホントヨルハって気持ちよさそうに眠るわね。

「ラヴィ、これでラストだ」

「ふう、こっちもこれでラスト」

1時間ぐらいで作業は完了した。目の前には部品が種類別に分けられていた。

「にしても誤算だったわ。正直こんなに数があるなら多くて5・6丁は組めると思ったのに」

「仕方ないさ。劣化が著しいものが多かったからね。雨に当たって手入れが無ければ金属は錆びる。私としても悔しいよ」

「とりあえず、組めるのは1丁だけね。余った部品は整備に回すしか今のところないからね」

「ぜひ見学させてくれ」

「分かってると思うけど、別に面白いものでもないわよ」

「わかってるさ。でも、知識は持っておいて損はないだろう」

私はジャッカスに手伝ってもらいながら50.CALを組み上げた。

「よし、完成。試射は明日にしましょうか」

「明日?今日じゃダメなのかい?」

「今日は別に頼みたいことがあるの」

「これの他にかい?」

私はジャッカスを連れ、2Bの義体の元へと連れていった。そして、被せていたシートを取った。

「この傷を治して欲しいの」

「どうしてだい?この傷が治ったところで彼女が生き返るわけじゃないだろう?ラヴィ、今度は一体何をするつもりだい」

「彼女やバンカーが感染した論理ウイルスからウイルスのパターンを調べたいの」

「バンカーの時にそれは出来なかったのかい?」

「あの時はとりあえず必要最低限のシステムを残して、バンカー自体を一度再起動したからね。それに、あの時は私達も大変だったでしょ」

「そうだった。だが、これ修理に数日はかかるぞ」

「貴方さえよければここに居ていいわよ」

「良いのかい!?」

「ええ」

「ラヴィのご飯は?」

「勿論」

「よし、乗った」

なんか、レジスタンスが不憫に思えて来た。それに、そんなに私のご飯が好きだなんて嬉しいわ。

「早速作業にかかるよ」

「無理だけはしないで。後、夜はしっかり休んでね」

すると、ジャッカスは道具を持っていない片方の手を挙げた。了解ってことかな?

「わかってるよ」

「真面目な話、うるさいと寝れないからね。私人類だからノイズキャンセリング機能とかついてないからね」

私は寝ている2人を他所にご飯を作り始めた。よく2人は起きないわね。そして完成すると起き、「ラヴィご飯?」などと言うのだ。おかしくない?とりあえず、ご飯が出来たことを伝え、ジャッカスも含めて食事をした後、ジャッカスもその後しばらく作業をし、みんなで眠った。




ラヴィさんは自覚してませんがアンドロイドの中でラヴィさんの食事の価値はインフレしております。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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