ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第107話

9Sside

「あ、気が着いたみたいよ。デボル」

「おはよう。良く寝たな9S」

目を開け、体を起こし、ベットに腰掛ける。

「レジスタンス・・・キャンプ・・」

「貴方、私達が見つけるのが遅かったら危なかったんだよ?」

「見つけて来た私達に感謝しろよ」

「2Bは・・・・?」

もしかしたら彼女もいっしょに、と言う淡い期待がこもった質問だった。

「・・・・」

「お前の方が・・・・良く知ってるだろ。ブラックボックス信号も・・・・・切れている」

「・・・そう」

浮ついた返事しかできない。

「デボル・ポポルタイプのアンドロイドは治療・メンテナンスに特化した希少なモデル。バンカー無き今、彼女たちが居なければ9Sの修復・補修は厳しいと予測。推奨、感謝の言葉」

「・・・ありがとう」

すると、デボルが何かを思い出したような表情をする。

「そのバンカーの件なんだが、バンカーの大半の機能は喪失したが、指令室と一部の区画は何とか間に合ったんだ。近いうちにこのキャンプに引っ越して来るぞ」

「否定、当ポッドの通信、他すべてのバンカーへのアクセスへの応答なし」

この言葉を聞いて困惑しているデボルにポポルがそっと耳打ちする。どうやらその内容に納得したらしい。待ちぼうけを食らっていると、ポポルが説明してくれた。

「とある人、まあ誰かは言えないんだけど、その人のプログラムを使ってバンカーのウイルスを除去してから必要最低限のシステムを残して再起動したの。だから、バンカーにアクセスできないんじゃないかな?」

「要請、推測による会話の中断」

「ポッド!」

僕はポッドを捕まえようとするが、ポッドは僕の手をひらりと躱す。

「イヤ、別に私は・・・」

「ポポル、辞めとけ」

語彙が強まったポポルをデボルが静止する。

「その・・・」

「良いんだ」

僕はレジスタンスキャンプを出た。そして、目の前にある巨大な建築物の調査を始めるのだった。

 

エージェントside

その頃ラヴィご一行は・・・

「ラヴィ準備はいいかい?」

「ええ」

私とジャッカスは50.CALの試射に砂漠に。11Bと16Dは郊外に行ってる。試射の方法はジャッカスが適当に引き連れて来た機械生命体を50.CALで鉄屑にするってだけなんだけどね。そんな訳で私は今50.CALの設置を終えて、ジャッカスを待ってる。

「ラヴィ~ちょっと大きいのも付いてきてるが行けるだろう」

「Fire!」

私はコッキングレバーを二回引き初弾を装填した後、押金式のトリガーを押し、弾を発射する。重厚な銃声が遅めの連射速度で響き渡る。

「よし」

最後の一体の大型の機械生命体が倒れたの確認して私は撃つのを辞めた。

「評価といこうか」

私達は機械生命体の残骸に近づき弾の当たった場所を確認する。

「凄いな。分かってはいたが見てみると弾痕の大きさにやはり驚くよ。それに、こっちの奴なんて一体目を弾が貫通してる。これならあの飛行ユニットの何処に当ててもダメージを与えられるだろう」

「問題は機動性ね」

「そっちは拠点で考えよう」

私とジャッカスは拠点へと歩み始めた。

 

 

 

 




誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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