ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第112話

エージェントside

「おー実ってるねー」

3人に案内してもらい畑に着いた。以前見た時よりもかなり大きくなっていた。

「そうだな。さあ早い所収穫してしまおう」

私達は一つ一つの出来と8B達の頑張りを確認しながら収穫していった。そして、すべて収穫し終え私達は一息ついた。

「お疲れ様。ここまでの大変だったでしょ?ごめんなさいね。殆どあなた達に任せきりにしてしまって」

「いいんだよ。アンタには脱走した時に世話になったからな。それに見ろ」

22Bが指さした方を見ると11Bと16Dが仲良く子供たちと遊んでいた。

「2人共楽しそうね」

「そうだな。アイツらを見てると心が癒される。こんな生活をするとは以前は考えたことも無かったな。だが、アンタと出会ってここを紹介されてここで生活してる。こんな平和な日常を貰ったんだ。そうだな11Bの言葉を借りるなら恩返しってやつさ」

あーもう可愛過ぎるこの子ー。私は無意識に22Bの頭を撫でていた。

「ッさわんな!」

「良かったですね64B~」

「22Bに全部言われてしまったな」

「ラヴィは本当にお人好しね」

「全くだ」

3人と交友が無かった姉妹とジャッカスもすっかり打ち解けたようだ。

「さて、今後の話なんだがラヴィ小麦の加工はどうする?」

「問題はそこよね。どうにかして加工する機械を見つけてどうにか修理して使うか、それとも石臼でも製作するかなのよね。私としては出来れば前者をしたいわね」

「だが、あてはあるのかい?」

う~ん?考えつつ11B達を見ていた。あっ!

「何か策が?」

「前に農場の跡地を見つけたの。かなり大きい農場だったんでしょうね。そこにもしかしたらって所かしらね」

「じゃ、明日行くの?」

「そうしましょうか」

「ジャッカスさん、今日戻ったらアネモネさんに伝えておいてください」

ポポル、無意識にジャッカスの心えぐるの辞めてあげなさい。

「畜生、畜生・・・」

珍しくデボルがポポルを叱るという珍しい展開になった。

「みなさん賑やかですね」

「パスカルさんお久しぶりです」

上からパスカルが降りて来た。

「どう?最近変わったことはある?」

「そうですねぇ、最近下の広場に攻撃的な機械生命体が出て来るようになったんですよね。以前出て来た時に8Bさん達に追い払って貰ったんですよ」

「幾らか逃してしまってな」

この村も手放しで安全を名乗れる訳じゃなくなったのか。

「いえいえ、むしろこちらも申し訳ない程です。私達は力があるものに抗うすべがありません。そのため、みなさんにすべて任せるような形になって・・・」

「いいんだよ。子供たちのためだ。だが、数が増えると私達3人では辛いくなるぞ」

確かにこの村の人数全員を3人でというのはキツイわね。

「ならもしもの時は連絡頂戴。ハイこれ」

私はM18を幾つか8Bに渡した。

「もしもの時は呼んで。火力支援のマークとか様々なことに使えるから」

「わかった。助かるよ」

「だが一番は何事も起こらないことが一番だろ」

ジャッカス?それ別の意味も入ってない?




もう少し続く予定です。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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