ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第113話

エージェントside

「そういえばパスカル、先ほど話していたヨルハはA2だろう?良ければ何を話したのか教えて貰えないか」

A2生きてたのね。良かった。

「いえ、別に何も特別な話はしていませよ。A2さんの横にいたポットの方曰く燃料濾過フィルターが必要でしたので、材料がないことをお伝えすると調達と輸送を買って出てくださりましたよ」

「正直A2がよくこの村に入って大人しくしてたよな」

「失礼な話ですが22Bに同感です。最悪、3人で何とかしなきゃいけないと思ってたんです」

A2にポッドねぇ。何があったのかは知らないけど、元気そうでよかった。

「なるほど。ありがとうパスカル」

「ワ~イ、オネエチャン達オハナシオワッタ?」

「終わったよ」

「ナラ、イッショニアソンデー」

話が一区切りついたころ、村の子供たちが寄ってきた。どうやら私たちが話し終わるのをずっと待っていたらしい。

「そうね。たまには何も考えずに走り回るのもいいか」

「ありがとうございます」

私たち全員時間を忘れて村の中で走り回った。

「ラヴィさん今日はありがとうございました」

「もうこんな時間なんですね。ラヴィさん流石にそろそろ戻らないと」

手元の時計をみる。そうね。流石に帰らないとね。

「オネエチャン達カエッチャウノ?」

「ごめんね。そろそろ帰らないと。また来るからその時遊ぼうね。約束だよ」

「ヤクソク?」

「うん、約束」

「ヤクソク!」

その子と約束した後私達は村を出た。

「それじゃあ、ジャッカス頑張って」

「はぁあああ、何もない事を願うとするよ」

私達とジャッカスが別れ、私と姉妹は拠点に戻った。そして走り回って疲れたせいか、3人共すぐに眠りについた。

「朝・・・か。昨日は疲れすぎて寝ちゃったんだった。ほら2人共起きて」

2人を起こし身支度を整えまた今日も代わり映えのない1日を繰り返すのだとこの時は思っていた。

A2side

よし、これで最後だな。やっとあの機械生命体に燃料濾過フィルターを作ってもらえる。

「あの機械生命体の所にもどるか・・・」

数分間走り、村のパスカルの所へと戻って来た。

「持ってきたぞ」

「ああ、A2さん。ありがとうございます。今からフィルターを作ってきますので、待っててください」

「飛んだ・・・」

文字どうり上に飛んで行った。

「パスカルの帰還を確認」

少し待たされるのかと思ったが、早かったな。私は差し出される濾過フィルターを受け取った。そして、しばらくパスカルの前に立っていた。

「ああ、A2さん。何か御用でしょうか?」

「・・・フィルターをタダでもらったからな。借りを返さないと気が済まない」

「なんと、それは律儀な・・・」

おい、それはそれで複雑な気分だ。

「なにか手伝える事があれば手伝おう」

「・・・実は困っていることがありまして」




ラヴィさん一行ときれいにすれ違うA2さん。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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