ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第115話

A2side

ええい!、コイツらに関わるだけ面倒だ。私は村を見て回る。

「ボクは本当にパスカルさんを尊敬シテルんだよネ」

すると、今度は飛行型のタイプの機械生命体に話掛けられる。

「はぐれ者の為にこんな村を作ってくれて。感謝してもたりないヨネ・・・アー!恩人のパスカルさんにお礼がしたいなあ・・・」

なんでわざわざ大声で言うんだ?

「お礼がしたいんダヨネ?(チラッ)」

何だそのチラッは。ったくなんでここの連中は遠回しに物事を言うんだ?

「何かいいたそうだな・・・」

「そうなんデスヨネ!パスカルさんへのお礼をプレゼントしたいキモチが存在するんデスヨ。パスカルさんが好きな哲学書がレジスタンスキャンプにあるらしいンデスケドネ・・・」

用は私にとって来いと言うんだろ。あと、そのいい加減チラッの視線を辞めろ。

「仕方ない・・・パスカルには世話になったから、その哲学書ってのを取ってきてやるよ」

「ホントありがたいですヨ!哲学書はレジスタンスキャンプの「アネモネ」ってヒトが貯めこんでるらいいから奪ってきて!」

「そんな物騒なことするか・・・」

まあ、パスカルが喜ぶならやってやるか。レジスタンスキャンプに行くか・・・

 

エージェントside

その頃のラヴィ一行は・・・

「このボロボロな建物が納屋かしらね?改めてみると大きな農場だったのね。今はもう荒れ放題だけど」

私たちは現在散会して農場の中を散策中。ほかのみんなには見たこともない植物や種があったら教えるように言ってある。私のほうは以前11Bのダブルバレルショットガンを入手した建物を散策している。

「え!やったあ!」

以前は気づかなかったが、棚を見ると、塩の他にコショウなどのスパイスが置かれていた。

「オエっ、これは駄目ね。さすがに腐ってる」

淡い期待を抱いて嗅いだバーベキューソースは案の定だったけどね。さらに棚を開けてみるとコーヒー粉がストックされていた。確かコーヒー粉は未開封なら腐ることは無いはずよね。私は開封された形跡のものは放置し、未開封のものを回収する。思った以上の収穫にホクホクしつつ、早くここに来なかったことを少し後悔した。

「作業場はここかしら・・・?」

そこには幾らか錆ついている機械が置かれていた。

「これの中で小麦を加工できるのは・・・あったこれね」

意外とあっさりと見つかった。なにせ、その機械には放置され、虫やカビが生えた小麦が入っていたからである。

CALL

「ラヴィから11Bと16Dへ。お目当ての物があったわ。運ぶのを手伝って欲しいの」

「了解しました」

「ラヴィ、こっちは因みに地下室?らしきものを見つけたから後で行ってみましょう」

CALL

「ラヴィからデボル、ポポルへ。そっちは何かあった?」

「ラヴィ!ジャガイモが生えてる!」

「何ですって!よし!2人共悪いけどもてるだけ収穫して!よーし、今日のご飯は豪華になるわよ~」

「任せなさい!」

 

「ラヴィ来たわよ。大きな声が聞こえたけど大丈夫?」

「あらごめんなさい。ちょっと取り乱したわ」

確かにはしゃぎすぎた気がする。でも仕方ないじゃない!だって主食となるものが今までなかったんだから!はぁーもっと早く来るんだった・・・

「それじゃ、行きますよ。せーの」

16Dの掛け声で3人で持ち上げてヘリまで運ぶ。

「よし、いいわよ。降ろして」

機械を固定し、一息つく。

「あ、ラヴィさーん」

ポポルから呼ばれ2人を見ると、麻袋に大量にジャガイモが詰まっていた。

「こんなに沢山!もう本当にもっと早く来るんだった・・・」

麻袋をヘリの中の日陰に置く。

「それじゃ、地下室のほうに行ってみましょうか」

 

 




すいません。中の人が息切れしたのでこの辺りで。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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