ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第119話

A2side

ほんの数時間前は穏やかだった村に今は火が付き、汚染された機械生命体達が徘徊していた。その機械生命体を一体ずつ倒していく。

「これで、全部か・・・・・」

CALL

「パスカル。聞こえるか?」

「ああっ・・・・A2さん。村は、村の皆はどうなりましたか?」

「すまない。・・・・ダメだった」

「そんな・・・」

「子供達は、大丈夫か?」

「ラヴィさん達の協力もあって廃工場跡地に避難させています」

「わかった。ひとまずそっちに行く」

私は移動中先ほどのパスカルの悲し気な声を忘れる事が出来なかった。

 

エージェントside

その頃ラヴィご一行+村の子供たちは・・・

「この中でパスカルを待ちましょう」

道中、数体の機械生命体が襲ってくるだけで何事も無かった。

「ネ―ネー、パスカルおじチャンは来るノ?」

「ああ、大丈夫。パスカルは来るよ」

もう安全かしらね?私達は廃工場の入り口からすぐの所にいる。

CALL

「ラヴィから、デボル、ポポルへ。そっちの状況は?」

「上から見てるけど、何も以上はないわよ」

「了解。2人共ここは恐らく大丈夫。それに航空支援もここじゃ上手く利用できないわ。パスカルと合流してから指示するから、それまで拠点で待ってて」

「わかりました。みなさんお気をつけて」

「ありがとう。ラヴィアウト」

 

「おい、多分もう何もないんだろ?なら約束通り話を聞いてもらうぞ」

「いいわよ。22B。約束だしね」

私達は奥の部屋に移動する。

「始める前にこれだけは言わせて。22B達には辛い事させてごめんなさい」

「そうかよ・・・」

「22B!」

その瞬間22Bが私の胸倉をつかみ上げ刃を首筋に当てた。

「ごめんなさい」

「そういうならアンタ今、村のみんなの仇として私に殺されても文句ないよな」

「おい!22B!バカな真似はよせ!」

11Bと16Dは武器に手をかけている。

「ええ、それで22Bや村の生き残った子供たちが前を向いて生きていけるなら」

22Bの武器を持つ手に力が掛かる。

「22B!落ち着いてください!」

「ちょっとバカな真似はよして!」

私は目を閉じる。首筋に当てられている刃が22Bの手の震えを伝える。

「目を開けてくれ。その悪かったな。私も頭に血が上ってた」

「村のみんなを助けられなくてごめんなさい」

「はあ、心臓に悪い。よし、みんな子供たちの所へ戻るぞ」

そうね。パスカルそろそろ来るかしら?

「どうした。殺さないのか」

響き渡る機械生命体特有の電子音に女性の声と微かに低い声。

「あ?何だお前」

そこには以前来た時に交戦したイカレ宗教の信者恰好をした機械生命体がいた。

「私達は機械生命体のネットワークから生まれた概念人格」

 




誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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