ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第127話

エージェントside

「「す、すいませんでした」」

姉妹2人がパスカルに謝る。しかし、まだ怒りは収まらないようだ。

「ラヴィ!今日のご飯は飛び切り美味しいのにしてくれたまえ!!」

「仰せのままに」

これを聞いてジャッカスの顔が笑顔になる。さてと。疲れた体に活を入れてご飯の準備を始める。まず、ジャガイモの皮をむいて細切りにに、それを肉と一緒に炒めて塩と、黒コショウで味付けする。うーん、こっちに来てから久しぶりに料理と呼べるものをした気がするわ。そんなことを思いながら調理を進めていると、

「あ、そうだ。2人共アネモネからだ。「突然で悪いが、明日の昼過ぎにバンカーの連中が来る。そのためキャンプに戻ってきて欲しい」だそうだ」

ジャッカスがアネモネの真似をして話す。相当根に持ってるのね。

「あ、今日中に戻ってくれば構わないぞ」

そう言うと、ジャッカスは2Bの修復作業に戻って行った。

「そういう事なので私達はご飯頂いたら帰りますね」

「2人共、折角の休みなのに働かせるだけになちゃってごめなんなさいね」

「別に良いわよ。それより、ついに来るのね」

「そうね・・・。ま、バレたらバレたなりに上手くやるわよ」

「そうしてくれると助かるわ」

そんなこんなでご飯が出来上がった。2人に休んでいたヨルハ組とジャッカスを呼んでご飯を机に並べる。

「ラヴィ!コレどうしたんだい!?」

とジャッカスは騒ぎ、

「これが料理・・・。ほんのり今まで嗅いだ事のない良いにおいがします!」

とにおいを吸い込み、

「これがあるから毎日頑張ろうと思えるのよね」

とヨルハ2人はおっさんのような事を言いだした。

「さて、食べましょうか」

その掛け声とともに、全員が一気に食べ始めた。私も料理を口に運ぶ。うーんこのコショウの味がするだけで、一気にグレードが上がった気がする。ふと、みんなの反応がない。

「みんな、お味の方は?」

「「ふぉってもおいひぃでふ」」

「ハイハイ、焦らずに食べてね」

食後~

私はこれまた今日入手したコーヒーを出す。なお、姉妹からはいらないと言われている。

「かなり苦いから気を付けてね」

「うーん私はこれ好きですけど、先輩どうです?」

「うーん苦い...」

「目がさえるな。これはいい」

反応は様々。

「あ、そうだ。ラヴィ2Bの件で話がある」

「何かしら?」

「実はだな・・・パーツが足りないんだ」

「足りない?」

「ああ。レジスタンスキャンプでストックしてるパーツは専ら戦闘で負傷した用のヤツだ。だが、2Bの損傷は墜落の衝撃によるものもあるんだ」

「だから、パーツが足りないんだ」

姉妹を見ると何処か納得がいっている様子だった。

「でも、落下事故が無いわけじゃないんでしょ?その時どうしてたの?」

デボルが質問する。

「ああ。まあ、あまりそんな間抜けはあまりいないが、ある程度まとまってパスカルに発注するんだ」

あ~・・・私が見渡すと、みんな同じ顔をしていた。

「ん?どうかしたのかい?」

私は今日の出来事を姉妹が拠点で待機していた時の事も含めて話した。

「成程・・・ならお2人さん、戻ったらアネモネに言っといてくれ」

「分かったわ」

その後、私達がコーヒーを飲み終わったのを見計らって姉妹が帰ると言った。私は拠点の入り口まで見送る。

「それじゃあ、またね」

「こちらもです」

「うわ!」

私は2人を抱き寄せて頭にキスをする。

「またね」

2人を見送った後、疲れからかコーヒーを飲んだのに案外眠たくなった。私が寝る体制に入ると3人も横になり、そのまま寝た。




ついつい、ほんわか部分を書きたくなるんです。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。
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