ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第130話

エージェントside

「ここよ。パスカル」

村の事はみんなに任せて私はパスカルを連れて拠点へと戻ってきていた。

「お邪魔します」

「それじゃあ、時間もないし早速始めるわよ」

「わかりました」

パスカルを射撃場へと案内する。

「始める前に、本当に最後の確認よ。パスカル、この選択に悔いはないわね」

「ありません。私は村の長として村の人たちを危険から守りたいんです」

「なら、約束して。今から教える技術を悪用しないで。向けるべき相手を考えて。いい?」

「はい。心に誓います」

「よし、じゃあまずはコレ」

私はWinchester Model 1897をパスカルに渡す。これなら機械生命体のみならず、野生動物たちにも仕留めることが出来るでしょうね。私はパスカルの傍につき構え方、狙い方を丁寧に教える。何発か空撃ちさせた所でシェルを込める。そして傍を離れた。

「いきます」

ダンッ

「うわッ!!」

何とパスカルが凄い勢いで吹っ飛んで行った。

「パスカル大丈夫?」

「ええ。大丈夫です」

私は落ちたショットガンを拾い上げる。これは無理ね。見ると、パスカルが落ち込んでいる。

「大丈夫大丈夫。次行ってみましょう。ハイ、コレ」

私はM45A1を手渡した。ポポルにあげたBerettaよりは45acpだから反動は大きいがこれ位が自衛にはいいのかもしれない。それにM1911のパーツも多くて残っているだろうし、整備もできる。また、構え方を教える。

「いきます」

パンッ

「おっとっと」

先ほどのショットガンよりは安定しているが、パスカルがバランスを崩した。

「ラヴィさん、私にはやはり・・・」

「大丈夫よ。気晴らしも兼ねてコレ撃ってみましょうか」

私は屋上へとパスカルを案内し50.CALにかぶせてあったブルーシートを取る。

「ここに座って」

パスカルが50.CALの前に座る。

「っ//」

「どうかしました?」

「いや、別に」

だって、だって、パスカルがちょこんと座るんだもの。

「それじゃあ、これは引くんじゃなくて押してね」

「はい。いきます」

ドッドッドッ

重厚な銃声が響く。パスカルの腕も問題なそうだ。

「これは撃つことが出来ますが、これを持ち運ぶのは・・・」

「分かってるわよ。まあ、気ままにやっていきましょ」

「はい。あ!ウワワワっ!」

突如パスカルの肩のあたりからオイルが漏れだした。

「反動で緩んでしまいましたかね?」

手早くパスカルが自らボルトを締めた。

「失礼しました」

「ねえ、パスカルそのオイルって可燃性あるの?」

「ありますが、それがどうかしました?」

「銃じゃなくなるけど、いい案を思いついた」




誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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