ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第131話

エージェントside

「銃じゃなくてですか?」

「ええ。とりあえず、村に戻りながら話しましょう。約束した時間に間に合わないからね」

パスカルと一緒に拠点を後にして村の道を歩き始めた。

「一応聞くけど、パスカルって物を投げられるわよね?」

「はい・・・?一応アンドロイドの皆さんには劣るかもしれませんが投げれますよ?」

「ok。パスカル。私が提案するのは武器はモロトフカクテルよ」

「モロトフカクテル?はて、私が以前読んだ本の中にカクテルと呼ばれる飲み物があったと記憶しているのですが、それとは違うのですか?」

「この名前になった経緯を聞けばわかると思うわよ。大丈夫短いから」

私はモロトフカクテルについて、名前の由来と、効果を説明した。

 

パスカルの村~

「なるほど。面白いお話でした。その材料なら村に大量に持て余していますし、私にも扱えそうです」

「間違って自分を燃やさないようにね」

村に近づくにつれ子供たちの笑い声が聞こえて来た。

「あ、ラヴィお帰りー!」

子供たちに囲まれた11Bと16Dが手を振ってくる。私とパスカルも手を振り返す。

「ラヴィさん、それでは」

パスカルが一足先に浮遊して広場に降りる。

「それじゃあ、みんな残りの作業も頑張りますよ」

「「ハーイ」」

子供たちが一気に散っていく。

「さて、もうひと踏ん張りかな」

「そうですね」

「休めた?」

「ジャッカス以外は」

見るとジャッカスの顔に微かに疲労が見える。

「どうしたの?」

「いや、何。子供の知識欲は凄いなと思ったところさ」

質問攻めにでもあったのかしらね。

「ほら、立てよ」

22Bが手を貸す。

「もう少し、労わってくれたって良くないかい?」

「アンタはこれが終わったらラヴィの美味い飯なんだろ?あれ、マジ美味いよな。ほら、あと一息だ」

22Bがジャッカスに耳打ちする。

「よーし!後一息頑張るぞー!」

「これはジャッカスさんがアレなのか、それとも22Bさんが美味いのか」

「お前の先輩も似た所がある気がするが・・・」

「そうですね」

ん?みんなコソコソと何話してるの?

「なら、みんな頑張りましょ」

みんな散っていく。なんか、ジャッカス元気になってない?また、音楽かけてあげましょうか。

「また、適当にかけてくれる?」

ウォッチから再び音楽流れる。それを合図にみんな再び働きだした。瓦礫を片付け、新たに住居を立てていく。木を切り倒し、広場や一部居住区も広げた。

ふ~。大分すっきりしてきたわね。にしても、久しぶりに音楽こんなに聞いたわ。

次の曲は何かしらね?

「再生、The Star-Spangled Banner」

 




モロトフカクテルの由来は良ければ調べてみてください。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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