ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第135話

エージェントside

「えーと、まずB型とかD型とかの話から。これは各々に与えらえた役割というか、モデルを表すものです。例えば、BはBattler、DはDefenderの頭文字です。それで、今ラヴィさんやジャッカスさんが私達を呼ぶときに使う○○Bは略称です。私の場合はヨルハ16号Defender型となるわけです。このようにヨルハ〇号×型という命名規則で命名されて」

この辺りは一応聞いたことはある。でも、そうなるとなんでA2はA2なの?

「ですが例外がA2さんです。恐らくプロトタイプはヨルハ×型〇号っていう命名規則だったのではないかと思います」

成程だからA2はA2なのね。

「なるほど。ここまでは分かったけど転属がどうのこうのってのは・・・」

「あ、すいません。そっちが本命でしたね。大抵の人は生まれた時からのモデルのままなんですけど私や21Oをさんの様に本人の希望で転属が可能です。21Oさんに関してはバンカー放棄時に司令官によって決定されたのかはわかりません」

「いや、ラヴィ待って。不味いことになったわよ。コイツ恐らく本人の希望でB型に転属してる」

「先輩、なにか心辺りが?」

「16D、前に私とアンタでバンカーに行ったときコイツいた?」

「あ!」

「居なかったわよね。もし、いたなら私に対して何かしら言ってくるはず。それにクソ真面目なコイツが作戦中に司令室を退室なんてしない!」

「つまり彼女はB型に転属してから降下作戦に参加したってことだね」

「そうです」

これは・・・確かに不味いことになった。私はてっきりキャンプに到着したヨルハだと思ってたけど、ウイルス汚染されたなんて。だからA2はあの時・・・fuck!この現実が嫌になる。

「だが、どうして彼女は転属なんてしたんだろうか」

「知らないわよ。コイツの考えなんて私にわかる訳ないでしょ!」

「先輩、落ち着きましょうよ。ってラヴィさんどうしました」

「クソッたれな事になったわよ。あー、これに関しては拠点に戻ってから話すわ。それより、16Dってあなた転属したの?」

「はい。だからみなさんは16Dっていいますけど、本当は16Bなんですよ」

「なぜ転属を?」

あ、ジャッカスその質問は・・・

「どこかのヨルハが自分の死を偽装して脱走を試みて、結果的に優しい人に拾われたけど、偽装した死因を信じた純粋な後輩が仇を討とうと決意した結果ですよ」

ジャッカスはニヤニヤしながら11Bを見ている。

「その節は、大変申し訳ありませんでした」

「良いんですよ!その代わり2度と離れませんから」

「foo!お熱いねえ」

そんな会話をしているうちに拠点へと着いた。

「ちょっと待っててくれ、器具を取ってくる」

そう言うとジャッカスが2Bが寝かせてある部屋に入って行った。

「それで良かったら2人は21Oとどんな関係だったの?」

「いやー私は普通にただオペレーターさんって感じでしたよ。問題なのは先輩の方でして・・・」

「だって、コイツ真面目過ぎるんだもん!」

もん!って11B一体何があったのよ。

「はいはい少し退いてくれ」

ジャッカスが戻って来た。

「どの位かかりそう?」

「さっき粗方終わったんだが細かい所がな。あまり時間はかからないさ。それより、私も11Bと21Oの関係が気になるよ」

「聞いてたの」

3人の視線に負けたのか渋々話し出した。

「私がバンカーに居た時に公衆でイチャ着くの辞めようって16Dに提案したって話覚えてる?それの理由がコイツなのよね。いや、別にコイツが何か言ってきたって訳では無いんだけど・・・私の中では代表になってるのよね」

「それに、元から仲悪かったですよね」

「任務中に冗談言ったらすぐさま無線かけてきて注意されるのよ!それに、少し間違ったぐらいで数分小言言われるわで最悪よ」

「先輩脱走した時の作戦担当オペレーターが違うヤツだって言って喜んでましたよね」

「コイツじゃないからあの作戦で脱走を決行しようと思ったくらいだしね。まあ、それがあのザマなんだけどさ・・・」

11Bは天井を見る。すると、ジャッカスが修理が終わったのか工具を片付けだした。

「終わったぞ。だが大丈夫かい?再起動するんだろう?」

「何とかするわよ。ああ、憂鬱になって来た」

私は21Oにウォッチを接続する。まずは、ウイルス除去をさせる。

「完了が明日になるわね。その後、ブラックボックスに細工してから再起動かしらね」

「それでいいだろう。よし!ラヴィ!ご飯!」

 

 

 




やはり11Bは16Dに勝てない。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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