ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第140話

エージェントside

「銃・・・ですか」

「そう。銃なら操作を一式覚えてしまえば一応使えるし、普段から11Bと16Dと一緒に行動すればまず問題ないわよ」

「ちょっとラヴィ!私達がコイツの面倒みるの!?」

「そうですよね。私は以前あなたにキツく注意したりしてしまいましたし、そうですよね。私の事嫌いですよね。恨んでますよね」

21O彼女かなりの名演技ね。

「おい、幾ら嫌いでも泣かせる事ないだろう」

「先輩!」

「え!?これ私が悪い訳!?」

11Bが私を見るも私の笑顔で察したらしい。

「畜生!見方がいねぇ!」

元気いいわね^^

「わかったわよ」

よし、11Bの了承も得られたわね。私は21Oを手招きして下の射撃レンジへと案内した。

「それじゃこれから一通り教えるわよ」

こうして私は21Oに技術を教えていった。そこでわかった。彼女ポポルと同じでかなり容量がいい。教えたことはすぐに覚えられるし、リロードなどの操作は数回行っただけで覚えてしまった。そこからは実際に射撃とリロードを幾度と練習した。

「よし、こんな物かしらね」

「ありがとうございました」

「これであなたも無力ではないわ。でも、これはあくまでも訓練。実戦は今やっと事とは状況も何もかもが異なる。あなたならよくわかるわね」

「はい」

「そんな状況でも訓練を思い出して行動できればあなたが生き残れる確率は上がる。2人との連携は難しいかもしれないけど、あなたなら大丈夫。自信を持って」

私は21Oの背中を強めに叩く。しかし、アンドロイドの装甲にはダメージは無いし、かえって私の手の方が痛くなった。叩くんじゃなかったわ。

「結構長い時間指導していたようだね。ほらお2人さん」

ジャッカスが水を渡してきた。はー生き返る~。ジャッカスに言われて時計をみればかなりの時間が経っていた。そりゃ喉もからからになるわね。自分の熱中度合いに驚いていると

「どうしたんだい21O。飲まないのかい?」

「我々アンドロイドは別に水を飲む必要はありませんよ?それを当然のように差し出されても・・・」

この流れもう幾度となく見て来たわね。それにジャッカスあなた、冗談抜きで素で渡してきたでしょ。私が^^この顔でみんなを見ると全員顔を伏せる。

「アンタ貰ったものに文句言わずに飲みなさいよww」

3人の様子に困惑しつつ21Oは水を飲み干す。

「おいしいです」

そうよかったわ。

「うっゎあラヴィの笑顔がこわい」

「また1人犠牲者が・・・」

「電子ドラックよりもドラックしてる気がするよ」

私はそんなみんなを他所にご飯の準備をする。今日は特に動いてないし、お肉とジャガイモでジャーマンポテト風な奴でも作りましょうか。

「どうしてラヴィさんはあんなにノリノリで作業しているのでしょうか?」

「これは何も言わない方が幸せですよね」

「多分、行っても私の時の様に耐えられるのは一瞬だろう」

「そっちの方が面白いわね。よし、21Oよく聞きなさい。ラヴィは今料理を作ってるの。私達の料理のイメージはレジスタンスのもの好きが焼すぎて黒焦げになったりしてる物だけど、ラヴィは人類。そう本物のおいしい奴が出て来るの。因みに私達はすでにこれの虜。さあ、アンタはどうなるかしらね」

11Bったら私の料理はドラックかなにか・・・

「ですが、先ほどの通りアンドロイドに食事は必要ありません。耐えるも何もありません」

「あの時のデボルも今の私と同じことを思ったに違いない」

みんなの話に突っ込んでいるうちに準備ができた。

「それじゃ、いただきます」

「「いただきます」」

21O以外が声を揃える。そして、一斉に食べ始める。私も食べる。うん、味付けも問題ないかな?

「ごくッ!」

なぜか唾を飲みこむ音がした。発生源を見ると21Oだった。

「人類の食べものというのは興味があります。あ、あくまで研究のためですからね!!」

「別に誰も責めたりしませんよ」

「案外陥落まで早かったな」

21Oは一口食べると目を見開いて他の3人と同じ速さで食べだした。

「味の感想は?」

「出た、降伏勧告」

「と、とてもおいしいです」

その後、食後に11B以外がコーヒーを飲んでいると21Oも興味を持ったので16Dが試しに飲ませた。

「私は苦手です」

「よかったわね。11B。なかまが増えたわよ」

「ラヴィ」

そんなくだらない会話して就寝となった。




もはや恒例となったお食事回です。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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