ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第142話

9Sside

「ボディユニットチェック完了。メモリーユニットチェック完了。メンテナンスモード終了。ヨルハ部隊9S起動。おはようございます。9S」

何とか体を起こす。冷たい風が吹いているのを感じる。

「僕は・・・」

「敵大型ユニット内部での戦闘時にユニット構造物が崩落。落下したヨルハ機体9Sはダメージを受けたため緊急サスペンドモードに移行。墜落地点付近は危険と判断し、現地点まで搬送。現段階ですべてのチェック及び再起動を完了」

「オペレーターさん・・・・」

「遭遇したモデル21Oは行方不明。しかし、直前ブラックボックス信号停止を確認したため恐らく死亡したと思われる」

「・・・・そう」

あれで・・・・あれで良かったですよね。オペレーターさん。

「現状報告」

「塔にアクセスするための認証キーを入手。規定数のアクセス認証キーの入手を確認。塔の調査が可能な状態」

「わかった」

僕は塔へと向かう。

 

デボル・ポポルside

「おい。2人共来てくれ」

あの後、すごく疲れた様子のアネモネさんがやって来ました。私達が離れた後何があったのかは何となくわかります。アネモネさんと一緒にホワイトさんの所へと向かいます。

「先ほどは怒鳴ってしまってわるかったな」

「いえ・・・」

「2人に9S捜索を頼みたいそうだ」

私の疲れに気を使ったのかアネモネさんが要件を説明してくれる。

「わかりました。用件は以上でしょうか?」

デボルは何も言わない。

「以上だ」

「わかりました。それでは失礼します」

「責任もって頼んだぞ」

「はい・・・」

実際私もホワイトさんの激励に答えれるほどの気力などありません。

「失礼します」

2人で敬礼して退出する。その後私達は一言も交わすことなくキャンプを後にする。気持ちは一緒だ。一刻も早くこのキャンプから出たいのだ。この空気が嫌いなのだ。キャンプを出てしばらく私はデボルの後ろをただ歩きます。デボルが口を開く気配はありません。

「デボル・・・どうするの?」

私から話しかけます。

「ああ、9Sは今、塔に入ろうとアクセスキーを集めてる。なら最終的には塔にやってくる。ならそこで待って来たら説得すればいい」

「説得できると思う?」

「わからない・・・」

もう、何でもいいや。

 

エージェントside

「本当、ラヴィの知識の多さが羨ましいよ」

「別にこんな危ない物レシピなんて好きで覚えたんじゃないわよ」

「お手伝い頂きありがとうございます」

私達は談笑しながらモロトフカクテルを製作中です。私が言うのもなんだけど談笑しながらモロトフ作りって中々ぶっ飛んだことやってるわね。

「これ位で大丈夫です。では村に戻りましょう」




少し短いですが今回はこの位で。ラヴィさんが21Oにウォッチを付けた事により21Oのブラックボックスを停止させ細工をして再起動したため信号をポッドをは受信できません。誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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