ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
ジャッカスが姉妹の前に登場をする少し前・・・
「そろそろつくな」
塔に近づくにつれ微かに銃声が聞こえ始めた。
「急いだほうがよさそうだ」
速度をあげた。
「あそこだ」
塔がある陥没たどり着いた。下を見るとどちらかがAKを撃っている。
「さてどうするんだい?」
「ジャッカス急いで大回りで姉妹側の方に回って」
「私だけかい?」
私はジャッカスが片手で軽々持っているM240を指さす。
「そいつを効果的に撃ちまくりたいなら指示に従って」
「了解した。それじゃ移動するとしよう」
「急いでね」
ジャッカスが走って行った。アレを持ってあんなに早く走れるなんてやっぱアンドロイドって凄いわ。
CALL
「それで向こう側に着いたらどうするんだ?」
走りながらの通信なので呼吸の音が結構入ってる。
「合図したら姉妹の傍にいてあげて。私はここからスナイパーで援護する」
「了解」
通信終了。ライフルを地面に置きM700を置くための土を盛る。寝そべってスコープを覗き安定性を確認する。スコープを覗き姉妹の状態を確認する。ポポルは負傷しているの?それにデボルは一体何をしているの?ジャッカスとかが見れば何をしてるのか分かるのだろうけど、私には本当にさっぱりだわ。
「ア゛アアアアアア」
デボルが叫び声を上げ吹き飛ぶ。それを負傷したポポルが駆け寄る。2人共もうボロボロじゃない。そうして塔の入り口に2人で支え合いながら移動して壁に2人で寄りかかって座り込んだ。AKの射撃音がやんだことにより微かに2人の会話が聞こえる。
「デボル大丈夫?」
「ええ。それを言うならポポルも」
「でも、いい顔してるわよ」
「お互いにね」
微笑ましいわね。周り機械生命体が居なかったらどれほどすばらしかったか。
「最後にラヴィさんに会いたかったね」
「デボルそれは贅沢すぎない」
「そうかもね」
何が最後よ。私に会うことになんて贅沢でも何でもないでしょ。ジャッカス流石に早くして。
「ラヴィ位置に着いた」
待ってました。
「それじゃ攻撃開始」
ジャッカスが坂を滑り降り姉妹の元に降りる。
「fooooooooooooooo!!」
ジャッカスが奇声を上げて弾をばらまき続ける。それを合図に私もM700を使って機械生命体のコアを打ち抜いて行く。それに大型の少し面倒な奴を優先的に撃っていく。
「リロード!!」
ジャッカスがリロードに入る。
「fooooooooooooooo!!」
その数秒後にはまた奇声を発しながら弾をばらまき始めた。どうやらリロードはかなり練習したみたいね。それに残りの機械生命体ももう少しね。
デボル・ポポルside
「fooooooooooooooo!!」
はあ、静かに眠ろうにも奇声がうるさすぎて眠れそうもない。
「よし。2人共大丈夫かい?」
ジャッカスが私達の顔を覗き込んでくる。
「ほら2人共飲むんだ」
回復を渡される。それを一気に飲み干す。うえぇ・・・・やっぱりこの苦み私嫌いだわ。ポポルも同じ顔をしている。
「ジャッカスさんありがとうございます。助かりました。この件はラヴィさんには内密にお願いします」
「内密に?どういう事だい?」
「私達は罪深いから。ラヴィさんは本来私達に優しくするべきじゃないの。だって私達の同型機が人類を滅ぼしたのよ!」
「そんなに熱くならなくてもいいだろう?それに逆に聞くが私が誰の援護も無くこんな事すると思うかい?」
その瞬間立ち上がろうとした機械生命体が銃弾を受け再び倒れた。視線の先には真顔だが、どこか怒っているようなラヴィがいた。
ジャッカスは完全にトリガーハッピー。
誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。