ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第147話

エージェントside

「あ・・・・えーと・・・ラヴィ?」

無言で2人に詰め寄る。

「ラヴィさん?怒ってますよね?あのー何か言ってください!?」

私は2人を力強く抱きしめた。

「ラヴィ・・・?」

私は泣いていた。

「ごめんなさい。あなた達が思ってた事に気づけなかった。そんなに罪の意識に苛まれてるなんて知らなかった。本当に、本当にごめんなさい」

さらに力強くぎゅ~と抱きしめる。

「ラヴィ?辞めてよ・・・・聞いてたんでしょ?私達は・・・・」

「なあ、その私達って具体的に誰を指すんだ?」

語気を強める。

「誰って同型機の私達よ。前にも話した通りね」

「そう。なら人類滅亡の要因にあなた達は関わってるの?」

「それも以前お話した通り同型機の・・・・」

「いい加減にしろ!」

姉妹がビクッと震え上がる。

「あのね。埒が明かないからこうするわね。今、私に抱かれてるデボル」

「私?」

「そう。あなたをデボルAとする。そして今、私に抱かれてるポポルを」

「ポポルAですか?」

「ええ。それを踏まえてもう一度質問するわね。人類滅亡の原因にあなた達デボルAポポルAは関わっているの?」

「い・・・いえ私達は関わっていません」

「それならあなた達に罪はない。それどころか謝る必要すらない。これが理解できない方が問題だ。そうよねジャッカス?」

ジャッカスの方を見る。唐突に振られたせいかえっ?みたいな声が出てたけどね。

「私もラヴィに同感だ。幾ら同型機でも環境によって性格や考え方に多少あれ違いが出るものだよ。つまりだ、デボル・ポポルというアンドロイドが世界に何体居ようと環境が違えば同じにはならないってことだ」

やっぱり理論的な話はジャッカスに任せるのが一番ね。

「さてジャッカス先生のお話を聞いて反論があればどうぞ」

「ない・・・ないから離してください・・・」

流石にずっと抱かれていると恥ずかしくなってくるらしい。最後に撫でてあげてから2人を離す。立ち替わるようにジャッカスが傷の手当てを開始した。

「終始一部始終を見ていたから分かるが君達無茶をしすぎだ。自分たちで分かってるね?少しの間ここから動かないように。本当に数十分休んでくれるだけでいい。だから素直に聞いてくれたまえよ。いいね」

ジャッカスの口調がかなり強い。まあ、私も同じような事言ったろうし医者が患者を叱りつけるというのは何処でも見られるものね。さて、世間話でもして時間を潰そうかしらね。そんな事を考えていた時だった。

「これは・・・?」

そこにはポッドを連れたA2がいた。




最近色々考えて書いてるので、1話が短くなってしまいます。
誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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