ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第148話

エージェントside

「これは・・・?」

そこにはポッドを連れたA2が立っていた。

「やあ、2号久しぶりだな」

ジャッカス、私達の前ではA2って言ってたけど、2号か良いわね。じゃなくて、なんでポッドを連れてるのかしら?

「ジャッカスかひさしぶりだな」

あら、私には挨拶してくれないのね。ふふ。微笑みながらA2を見ているが目をあわせてくれない。

「アネモネから聞いたぞ?少し前にキャンプに来たんだろ?声かけてくれよ」

「いやお前は面倒くさいから・・・」

ジャッカスが露骨にショックを受けてる。

「2人はどうしたんだ?」

「あぁ・・・・入り口をあけようとしてな」

私はただの世間会話のようなものだと思っていた。

「9Sが、先に進んでる」

その瞬間A2の目つきが変わったのを私は見逃さなかった。

「A2?何する気?」

A2は答えない。まあ、目を合わせてくれない時点で何となく察してはいたんだけどね。

「私も気になるね。2号、塔に入って何をする気だい?」

ジャッカスがA2の目の前に立ちはだかる。A2は答えない。どうにも嫌な予感がする。私の勘がA2を塔にいれてはいけないと危険信号を発している。私はそっとライフルに手をかける。

「2号もう一度質問しよう。君は塔に入って何をする気だい?」

沈黙。ジャッカスと目配せすると少し頷いた。

「A2!これが最後よ!答えなさい!」

ライフルをA2に向ける。姉妹は自体が読み込めていないようだ。

「デボル・ポポルありがとうな。私はハッキングができないからな。役に立ったよ」

「あ、あぁ」

「ありがとうございます?」

姉妹が困惑しつつお礼を言う。しかし、私やジャッカスはA2に対しての敵意を解いてはいない。

「2号、いいかげん・・・うおっ!」

しびれを切らしたジャッカスがA2に詰め寄るとA2はジャッカスを突き飛ばし、塔の中へと入って行ってしまった。

「ラヴィさん?私達がキャンプにいる間に何があったんですか?」

「かなり濃いわよ?」

私はそこから謎の建築物であった事。そこで21Oを拾ったこと。そして、なぜ今あなた達の事を助けに来たのか話した。最初の方は普通な顔して聞いてたけど、後半になるにつれ顔が青くなり始めた。止めを刺したのは21Oを拾った後の対応を話していた時だったかな?

「なるほど。ならすぐに追いかけないと」

「いや、もう少しゆっくりしましょう。どうせ、時間的に9SにA2が追いつくのは最上階でしょうし、今から追いかけてもA2には追いつけない。ならヘリを使って最上階まで上った方が早いでしょ。ポポル操縦をお願いね。嫌とは言わせないわよ」

2人は顔を見合わせ微笑んだ。

「了解」

「了解しました」

「それで何をして時間をつぶすんだい?」

「とりあえず、アネモネに連絡しましょうか」




最近若干スランプ気味です。
誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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