ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
「これは・・・?」
そこにはポッドを連れたA2が立っていた。
「やあ、2号久しぶりだな」
ジャッカス、私達の前ではA2って言ってたけど、2号か良いわね。じゃなくて、なんでポッドを連れてるのかしら?
「ジャッカスかひさしぶりだな」
あら、私には挨拶してくれないのね。ふふ。微笑みながらA2を見ているが目をあわせてくれない。
「アネモネから聞いたぞ?少し前にキャンプに来たんだろ?声かけてくれよ」
「いやお前は面倒くさいから・・・」
ジャッカスが露骨にショックを受けてる。
「2人はどうしたんだ?」
「あぁ・・・・入り口をあけようとしてな」
私はただの世間会話のようなものだと思っていた。
「9Sが、先に進んでる」
その瞬間A2の目つきが変わったのを私は見逃さなかった。
「A2?何する気?」
A2は答えない。まあ、目を合わせてくれない時点で何となく察してはいたんだけどね。
「私も気になるね。2号、塔に入って何をする気だい?」
ジャッカスがA2の目の前に立ちはだかる。A2は答えない。どうにも嫌な予感がする。私の勘がA2を塔にいれてはいけないと危険信号を発している。私はそっとライフルに手をかける。
「2号もう一度質問しよう。君は塔に入って何をする気だい?」
沈黙。ジャッカスと目配せすると少し頷いた。
「A2!これが最後よ!答えなさい!」
ライフルをA2に向ける。姉妹は自体が読み込めていないようだ。
「デボル・ポポルありがとうな。私はハッキングができないからな。役に立ったよ」
「あ、あぁ」
「ありがとうございます?」
姉妹が困惑しつつお礼を言う。しかし、私やジャッカスはA2に対しての敵意を解いてはいない。
「2号、いいかげん・・・うおっ!」
しびれを切らしたジャッカスがA2に詰め寄るとA2はジャッカスを突き飛ばし、塔の中へと入って行ってしまった。
「ラヴィさん?私達がキャンプにいる間に何があったんですか?」
「かなり濃いわよ?」
私はそこから謎の建築物であった事。そこで21Oを拾ったこと。そして、なぜ今あなた達の事を助けに来たのか話した。最初の方は普通な顔して聞いてたけど、後半になるにつれ顔が青くなり始めた。止めを刺したのは21Oを拾った後の対応を話していた時だったかな?
「なるほど。ならすぐに追いかけないと」
「いや、もう少しゆっくりしましょう。どうせ、時間的に9SにA2が追いつくのは最上階でしょうし、今から追いかけてもA2には追いつけない。ならヘリを使って最上階まで上った方が早いでしょ。ポポル操縦をお願いね。嫌とは言わせないわよ」
2人は顔を見合わせ微笑んだ。
「了解」
「了解しました」
「それで何をして時間をつぶすんだい?」
「とりあえず、アネモネに連絡しましょうか」
最近若干スランプ気味です。
誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。