ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第149話

エージェントside

「とりあえず、アネモネに連絡しましょうか」

「あ、ラヴィ連絡する時は私の無線機を使ってくれ」

ジャッカスが無線機を投げてよこす。

「どうやら腹立たしい事だがキャンプ内での隠語として私に連絡する=ラヴィに連絡するという隠語があるらしい」

「あー、OK。次アネモネに会ったら私に直接連絡するように言っておいてあげるわ」

「いや、それじゃ足りない。ラヴィがアネモネが殴る時、私のこの思いをラヴィの拳にのせてくれ!頼む!」

「嫌よ。それこそあなた達仲良いんだから2人で正々堂々殴り合えばいいじゃない」

何で私があなたの思いまで背負わないといけないのよ。ジャッカスとアネモネの関係性に苦笑いしつつ私はアネモネに連絡を取る。

CALL

「ラヴィから司令官へ」

「ジャッカスか。どうだ。姉妹は無事か?」

先ほどは普通に私の名前を呼んでくれてたのに今はジャッカスって呼んでる。まあ、あっちにも何か事情があるんでしょう。きっと。

「ええ。姉妹は無事に救助したわ。今は、ジャッカスが治療してる。あと、もう少ししたら動けるようになるとの事よ」

「そうか。良かった。ところでさっきの口調は・・・?」

あら、もしかしてアネモネの中で一種のトラウマみたいになっちゃったかしら?何となく、アネモネ声震えてない?

「あれね。私つい集中するとあの口調が出るのよ。司令官殿に対して失礼な態度。申し訳ありませんでした」

「いや、構わない。それに貴様あまり申し訳ないと思ってないな?」

「あら、どうして?」

「お前が司令官殿っていうのはふざけてる時だけだからな」

あちゃ~バレてたか。

「元を言えばキャンプにいるお前の知り合いが発端だろ。私にとやかく言う前に知り合いの口の利き方を注意した方がいいんじゃないか?」

わざとあの口調にしてみる。

「あ、ああ。大丈夫だ。あの後私がキツく言っておいた」

やっぱり若干声が震えている気がするのよね。

「それと、これからヘリを使ってそっちの近くを飛ぶからよろしくね」

「ちょっと待て。そんな突然言われても!ラヴィが関係してる事は全てヨルハ側には伏せてるんだ。突然言って変に詮索されたらどうする」

あら、伏せられてるのね。てっきり前に話した内容が何から何までヨルハ側に筒抜けなのかと思ってたけど、案外アネモネも義理堅いのね。

「アネモネ悪いわね。この件はA2と9Sが絡んでる。下手をすればどっちも死ぬし、上手くやればどっちも笑ってハッピーエンドなの。アネモネお願い」

少しの沈黙。

「わかった。だが詳しく説明してもらうぞ」

「了解。これから拠点に戻るから歩きながらでいい?」

「構わん」

「よーし2人共立ってみてくれ」

ジャッカスに促され姉妹が立ち上がる。

「どうだい?不調はないかい?」

「ないわよ」

「私も大丈夫です」

私は姉妹の前に立つ。

「それじゃ、これからヘリを取りに拠点に戻るわよ」

「了解しました。でも、ラヴィさん。先ほどのお話を聞いてアネモネさんの事を殴るとか気になる点がいくつかあるんですが・・・・」

「その件についても歩きながら説明するわよ」




最近この程度の内容を考えるのに大分時間をつかってしまうようになってしまいました。
誤字脱字解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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