ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
デボル・ボボルside
エヴァが下に降りて行った。よく働くわね。私は彼女が運んできた恐らくヨルハ部隊の治療を行っていた。
「ねぇポポル。ラヴィ大丈夫かしら彼女に何かあったらどうしよう。私今から下の階にいっていい?」
「ふざけたこと言ってないで仕事して。頼まれたことはしっかり守るんでしょ。私だってラヴィさんのこと心配なのは同じ。さぁ仕事するわよ。」
私達はエヴァの身の安全を案じながら彼女の治療に集中していた。数分後やっと治療が終了した。できることは全部やった後は目覚めるのを待つだけとなった。
「やれることは全部やったわ。でも、若干呼吸が荒いのが気になるのよね。」
「バイタル正常」「ウイルス除去完了」「再起動まで待機中。」
突然彼女の腕についているオレンジ色の光が出ている腕時計がしゃべりだした。最近のヨルハ部隊は、こんなすごい物を支給されているのか。
「ねぇこの子の名前はなんていうの?ヨルハ部隊の人ってぱっと見ると同じ見た目に見えるからさぁ。できれば名前も覚えてあげたいなって。」
「不明。また、このウォッチはエージェントハヴィランドの物」
エージェントってなんだ?突然、明かされるラヴィの秘密に困惑していると
「ハヴィランドってラヴィさんの本名だよね。ラヴィさんって何者なの?そういえば、さっき凄く息が上がってたし、額が濡れてたよね。アンドロイドなら工場跡地からここまで戦闘してこの子担いでも、あんなになることは無いのに。」
私達姉妹は、エヴァという普通のアンドロイドの常識から逸脱した存在に興味が湧いていた。今回もラヴィさんに質問しようと思っていたのだが、事前に考えていた事よりも最優先事項ができた。
「ラヴィさんが戻ってきたら聞いてみよう。」
「そうね。私たちになんで優しくしてくれるかとか気になる事があるけどこっちの方が先ね。」
そんな事を話あっているとラヴィが戻ってきた。
「ねぇねぇラヴィこの腕時計みたいなのなんかしゃべってるんだけど!なにこれ!」
「デボル病人がいるんだから静かにしなさい!。ラヴィさんお疲れさまでした。この子の修復は終わりました。恐らく命に別条は無いかと。ところでラヴィさん足にケガしてますよ。ちょっと見せてください。」
横で「まっかせなさい!」とデボルが決まり顔だが私はしゃがんで彼女の足のケガを見る。
ラヴィさんの足きれいだなぁ。なんてことを思いながら傷口をよく見ると、どこか私達アンドロイドとは違い傷口はそれこそイノシシを切った時のような生々しさがあった。私は気になった疑問をラヴィさんにぶつけた。
「ラヴィさんあなた一体何者ですか?」
前回から間が空いてしまい申し訳ありませんでした。中の人がテスト期間に入りまして、今回息抜きに投稿したものになります。次回も投稿は来週以降になると思います。気長に待ってくださるとうれしいです。誤字脱字、解釈不一致お申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございます。