ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
日の光が顔に当たって目が覚めた。なんか腕が動かせない。見るとデボルが私の腕にしがみついていた。私はつい抑えられずに頭を撫でていた。あぁ最高の朝だわ。1分ほど撫でた後私は2人を起こした。
「ほら、2人とも起きなさい。」
「ん~ラヴィ?おはよう。あ!ごめん今すぐにどけるから!」
「おはようございます。ラヴィさん。あ!デボル何やってるの。ほんとデボルがすいません。」
「いやぁいいのよ2人とも寝顔可愛かったしね。はい、はい起きた起きた。」
それからみんなで起き上がり私は手くしで髪をとかした。アンドロイドは寝癖とかないのかしらね。
「ラヴィ人類は朝ごはんってのを食べるんでしょ。何を食べるの?」
「悪いけど朝は抜いてるの。本当なら食べた方がいいんだけど肉はもたれるのよ。」
「そうなんですね。ところで、今日は何をするんですか。私達は今日まで休みなので今日の夕方ぐらいまでここにいます。」
「なるほど、なら今日は装備の回収に行って来るわ。だから、2人は悪いけどお留守番しててくれない?あ、後A2 にも連絡しないと。」
デボルは留守番ということに残念がっていたがポポルがなだめていた。今日の夕食は豪華にしてあげようかしらね。そんな事を考えながら私はA2 に通信をかけた。
「ラヴィ久しぶりだな。どうした?頼れるエージェント様から連絡とは。」
「A2久しぶりね。いや、可愛いA2の事撫でたくなってね。毎日頑張るエージェントにも癒しが必要なのよ。」
「ふざけてるならこの通信終わっていいか?」
「ごめん、ごめん待って切らないで。実はうちでヨルハ部隊の子を拾って治療したんだけど、どうやらこの子脱走を試みてたみたいなの。だから、あなたの知識がほしいの。」
「そんなものそっちでどうにかしろ。私にできることなどない。」
「悪いけど無理ね。いいからこっちに来て。それにあなたの傷もメンテナンスできるから。」
「メンテナンスは必要ない。分かったなら通信終了するぞ。」
私は自分の事を大切にしていないA2に怒っていたのだろう。ついドスの効いた声で
「おい、また無理して限界までいくのか?復讐するのか自殺志望かどっちだ。死にたくないならこっちに来て。」
「...わかった。昼頃にはそっちの方につけると思う。近くに行ったら連絡する。」
そう言って通信は切れてしまった。ふと、見ると姉妹も少しおびえているようだった。私はやってしまった。自分のほっぺを思い切り殴った後、姉妹には謝りつい我慢できないとこうなってしまう事を伝えた。2人は分かってくれたようで、いつものように接してくれた。私は申し訳なく思いながら2人に留守番を頼んで出発した。絶対に昼食は豪華にしてあげないと。
今回も読んでいただきありがとうございました。テストってなんで存在するんですかね?誤字脱字、解釈不一致あればお申し付けください。