ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

173 / 193
第173話

エージェントside

「それじゃ、始めるわよ」

プロジェクターの映像が切り替わり、ホワイトハウスを中心とした地図が表示される。

「明日の動きとしては、朝起きてヘリに物資を積み込んだら出発ね。まずはここの川岸に向かう」

「地図には何も建物はないように見えるが?」

「調べたらここに理由はわからなけど、原子力潜水艦が座礁してるのが確認されたの。そこで調査とある物資を回収してから、さっきA2が見つけたロケットの発射場に向かう」

「・・・フッ//」

「A2どうかした?」

「いや、ラヴィの顔に地図が映ったんでな」

あープロジェクターだからね・・・

「ああ、それと一ついいか?なんでわざわざ潜水艦で物資を回収するんだ?そこに何か欲しいものでもあるのか?」

「ええ。それも結構危ないのをね」

「危ないものか・・・楽しみにしておこう」

互いに不敵な笑みを浮かべた後、プロジェクターの電源を落とし、ヘリのところに戻って仲良く眠りについた。

朝~

「・・・ああクソ」

今日もクソまぶしい日差しが顔に当たってまぶしさで嫌でも目が覚めた。

「今日も最高に晴れてるわね」

軽い身支度を済ませ、A2を起こす。

「ラヴィ、準備できたぞ。それじゃ、最初は物資の回収だったな」

役割分担をして、私は最初に昨日使ったプロジェクター一式をヘリに詰め込んだ後、A2を手伝って、銃をヘリに積み込むんだ。

「それじゃ、離陸するわよー」

こうして、私たちは今日の目的地へと飛行を始めた。

 

11Bside

「ヨルハ機体2B、再起動の準備完了」

「ようやくですか。正直待ちくたびれました。」

「ほんと。20時間なんてどころじゃないわ」

最初の予想では20時間で完了するはずだった2Bの再起動は、途中の小さな遅延が積み重なり、35時間程度に膨れ上がった。

「ジャッカスさん呼んできますね」

そう言うと、姉妹の2人は屋上で涼んでいるジャッカスを呼びに行った。

「遂に起動できるんだね!!あぁこの時待ちわびたよ。君たちもそうだろう?」

「ハイハイそうね」

私たちが横たわっている2Bのところに集まると、どこにいたのかポッドも2Bの傍に寄り添った。

「それじゃ、眠れる美女を目覚めさせてあげようじゃないか」

「その言葉をジャッカスさんが言うと少し違和感がありますね・・・」

「ラヴィさんといると、語彙が豊かになりますよね」

「肯定。会話の内容を解析すると、日に表現の幅が広がっていることを確認」

会話内容を分析ってポッドも案外暇なのね。

「ボディユニットチェック完了。メモリーユニットチェック完了。メンテナンスモード終了。2B起動」

2Bの上半身がゆっくり起き上がる。

私は困惑気味の2Bの前に立つ。

「久しぶり2B」

「ここは...あの世?」

 

 




お久しぶりです。気付けばこの作品も1年。まだ終わらなさそう。忙しさも一旦終わったのでこれから投稿再開します。
誤字脱字、解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。