ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
デボル・ポポルside
ラヴィが出て行った後、私達は雑談した。話題は先ほどのラヴィについて。
「さっきのラヴィ普段では考えられない声だったわね。私かなり驚いたわ。」
「仕方ないわよ。無理をしてる相手に言い聞かせるにはあれくらいしないと。でも、あれは私も驚いたわ。でも、ラヴィさん私達含め大切にしてくれてる事に感謝しなきゃ。」
「そうね。私達も無条件にラヴィに甘えてちゃいけないわよね。帰ってきたらありがとうって伝えようかしら。」
私達はそんなこと話しながらラヴィの帰りを待っていた。
エージェントside
私は工場跡地に来ていた。A2が来るまでには装備を回収して、拠点に帰りたいわね。そんなことを思いながら工場の中に入った。一応警戒してM45A1を構えて進んでいる。昨日はあんなにいた機械生命体共は一切見当たらなかった。私は一応警戒しながら奥に進んでいった。そして扉を抜けると、装備を隠した場所に戻ってこれた。M45A1をホルスターにしまいリュックを背負い、装備に異常が無いかを確認した。特に異常は無いし帰ろうかしらね。そう思い出口を見ると、彼女が乗っていた墜落機が目に入った。昨日は燃料に引火して激しく燃えていたが今は鎮火していた。私は墜落機に近づき何か使えるもの、彼女の名前などが分かる物が無いかと探したが無かった。どうやら私が離れた後、火が弾薬に引火し誘爆を起こしたようだった。ふと、後ろを見ると大きな刀が落ちていた。これは彼女の物だろうか?回収しようと思いその武器を手に取った。大きな武器ね。これをあの子が振り回して戦っているって正直信じられないわ。改めて自分と彼女達は違いを感じたわ。けれどそれ以外は人間と変わらないのにね。そうして刀を背負い、帰ろうとすると、
「あのーちょっとすいません。その武器、こちらに渡していただけませんか?」
そこには、恐らくヨルハ部隊と思われる2人が立っていた。
「その武器は、私の仲間の武器なの。それに、この武器を持っていた者の友人から回収を頼まれた。だから、その武器を渡してほしい。」
「いいわよ。ごめんなさいね。てっきりここに放置されてるものだと思っていたから。ところであなた達はヨルハ部隊名なの?」
「はい、僕は9S、スキャナータイプです。普段は調査やハッキングよる支援がおもな任務です。」
「9S、この行為が任務に必要だとは思えない。この行為をする理由はなに?」
「2Bいいじゃないですか。別に減るものじゃないですし。」
「分かったわ。じゃあ私からすれば文句ないね?私の名前はハヴィランドみんなからはラヴィって呼ばれてるわ。さて、お嬢さんの番よ。自分だけやらないなんて事無いわよね?」
彼女は呆れた表情を浮かべあきらめた様子で
「私は2B、アタッカータイプ。今は9Sと共に任務に当たっている。」
私は2人のテンションの違いに驚きつつこの際、拠点で寝ている彼女の事を知っていないか聞いて見ることにした。
初見の時中の人は2Bに拳で戦わさせていたことがあります。今回も読んでいただきありがとうございます。誤字脱字、解釈不一致あればお申し付けください。