ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
2人と別れ私はA2と合流しようと移動している。ここら辺は攻撃的な機械生命体が多いから隠密で行動してるわ。だって、戦うだけ弾薬は消費するし、疲れるだけで対してうまみがないのよね。さて、A2から伝えられた合流地点はこの辺りなのだけれど、彼女がいない。え、なに?ドタキャンですか?一瞬そんなことを考えたが突然近くで金属どうしがぶつかる音と聞きなれた声がした。はぁあの子どんだけ戦闘狂なのよ。援護に行こうか考えていたところにA2がやって来た。
「ラヴィ久しぶりだな。元気そうでよかっ」
言い終わる前に私はA2の事を抱き寄せ頭をなでていた。
「久しぶりねA2。さっきはごめんね。あなたの復讐したい気持ちは分かるけどもっと自分を大事にして。私はあなたの笑った顔が好きなのよ。」
「ラヴィ!私のこと動物かなにかのように愛玩するのは辞めてくれ!それに私は笑った顔なんていつ見せた?」
「初めて会ってこうした時。まさかだけど、あの時真顔のつもりだったとか言わないわよね。」
「・・・・・とッとにかくだ私をなでるの今すぐにやめろ。」
「カリカリしちゃって。また心音聞く?落ち着くかもしれないわよ。」
「いいから!離れろ!」
強制的に離された。まったく素直になればいいものを。そんなわけで私達は歩き出した。A2が道中の機械生命体を片付けてくれたおかげで特に障害はない。
「ところで、今日私はラヴィが拾ったヨルハ部隊員についてだったよな。正直どんな奴に聞いても大体同じような答えしかないし、私は所詮捨て駒だ。ほかの奴より持ってる情報は少ないと思うぞ。」
「いいのよ。なぜ脱走を企てたのかとか同じ脱走兵どうしわかりあえる物もあるんじゃない?」
そんなことを話ながら拠点に戻って来た。デボル達はしっかり留守番してくれてるかしら?
「ちょっと!あなた!助けた相手にお礼もなしに逃げようとするなんてどういうことよ!」
「離してください!私に構わないで!私には任務があるんです。仲間のもとに戻らないと!」
「ラヴィ、拾ったヨルハ部隊員ってあいつか?」
「言ってなかったわね。彼女の名前は11Bよ。」
すると、彼女はさらに焦ったようにデボルの腕をはがそうとしていた。
「もう名前まで知られてる。嫌だ戻りたくない!安全な場所、落ち着ける場所に」
これでは埒が明かないと思ったのだろう。A2が11Bに近づいた。
「ヨ、ヨルハ部隊!私はもう嫌なんです!もう戦いたくない。」
「私はお前と同じだ」
そう言ってA2は11Bの意識を刈り取った。
「よし、今のうちに拠点にいこう。」
その光景に姉妹は唖然とし、ラヴィは頭を抱えた。
「どうしたみんな?行かないのか?」
「A2、目が覚めたら11Bに謝りなさい。」
気絶した11BをA2が持ち、私達は拠点へ戻った。
実際A2って大雑把なイメージありません?誤字脱字、解釈不一致お申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございます。